needsSOSI
needsSOSI プロパティーは、 MBCHAR 型のフィールドのみに使用され、ユーザーが ASCII デバイスで MBCHAR 型のデータを入力した場合に EGL が特別な検査を行うかどうかを示します。有効な値は YES (デフォルト) と NO です。 この検査では、入力をホストの SO/SI (シフトアウト/シフトイン拡張コード) 形式に正しく変換できるどうかが判別されます。
このプロパティーは、変換中、マルチバイト・ストリングの最後から末尾ブランクを削除して、2 バイト文字の各サブストリングの間に SO/SI 区切り文字を挿入できるため、役立ちます。正しく変換を行うため、書式フィールドにはマルチバイト値の 2 バイト・ストリングごとに少なくとも 2 つのブランクが必要です。
needsSOSI を NO に設定すると、変換により警告なしにデータが切り捨てられます。
ただし、needsSOSI を YES に設定すると、
ユーザーがマルチバイトのデータを入力したときに、以下に示す結果のいずれかが得られます。
- 十分なブランクがある場合には、値はそのまま受け入れられる。
- 値が切り捨てられ、警告メッセージが表示される。
ユーザーが ASCII マルチバイト・データを z/OS® または iSeries システムで入力する場合は、 needsSOSI を YES に設定してください。
互換性
| データ項目 | JSF ハンドラー | VGUI レコード | コンソール UI | テキスト書式 Java™ | テキスト書式 COBOL | 印刷書式 Java | 印刷書式 COBOL |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| あり | あり | あり | なし | あり | あり | なし | なし |