プログラム・パーツ

プログラム・パーツは、ランタイム・プログラムの中心となるロジックを定義します。

プログラム・パーツには、以下の特性があります。
  • 各プログラム・パーツは単一のエントリー・ポイントを持ちます。このエントリー・ポイントは、必須の main() 関数です。 この関数は、プログラムの開始時に実行されるロジックを表し、他の関数を呼び出します。
  • プログラムには、他の関数を含めることもでき、プログラム・パーツの外部の関数にアクセスできます。
  • プログラム・パーツでは、ステレオタイプを使用して、ユーザー・インターフェースに合わせてコードを特殊化します。 BasicProgram は、コア EGL パッケージのパーツである唯一のステレオタイプです。基本プログラムは、データベースやファイルにアクセスし、計算を実行し、EGL ステートメントのほとんどを使用することができます。 ただし、基本プログラムは、ブラウザー、3270 スクリーン、その他のインターフェースを介してユーザーと通信することはできません。一部の UI テクノロジーは、追加のステレオタイプを提供します。ご使用のテクノロジーについて詳しくは、このトピックの終わりにある『関連参照』のリンクを参照してください。
  • コードの振る舞いに影響する多数のプロパティーをプログラム・レベルで使用できます。詳しくは、プログラム・プロパティーを参照してください。
  • メインプログラム (パラメーターなしで定義) または呼び出し先プログラム (パラメーターを含めて定義) のいずれかを定義できます。詳しくは、メインプログラムと呼び出し先プログラムを参照してください。

プログラム・パーツについて詳しくは、 プログラム・パーツの概要を参照してください。

構文

プログラム・パーツの構文図
programName
このプログラムに割り当てる名前。
parameter
パラメーターは、呼び出し先プログラムにのみ渡すことができます。詳しくは、メインプログラムと呼び出し先プログラムを参照してください。
statement
EGL 文。

互換性

表 1. プログラム・パーツの互換性に関する考慮事項
プラットフォーム 問題
z/OS® 生成されるプログラムの名前の最大長は 8 文字です。
iSeries COBOL 生成されるプログラムの名前は以下の最大長を持ちます。
  • メインプログラムの場合は、7 文字。
  • 呼び出し先プログラムの場合は、8 文字。