getOriginalRequest
serviceLib.getOriginalRequest() システム関数は、HTTP 要求へのアクセスを提供します。この関数がコールバック関数または onException 関数内から呼び出された場合は、この HTTP 要求は、サービスがコールバック関数または onException 関数を呼び出す原因となった特定の呼び出しの間に、サービスに送信されています。serviceLib.getOriginalRequest() がその他の場所で呼び出された場合は、この HTTP 要求は、call ステートメントの最新の呼び出し中にサービスに送信されています。前の call ステートメントが存在しない場合は、HTTP 要求フィールドは空になります。
構文
result HTTPRequest = serviceLib.getOriginalRequest()
この関数を呼び出すと、レコード・パーツ HTTPRequest に基づくレコードが戻されます。このパーツは、ユーザー用に提供されていて、以下のフィールドを持ちます。
- body、STRING? 型
- サービスに送信される値。
- REST サービスの場合、body には、『REST サービスにアクセスするインターフェース・パーツの作成』で説明されているように、XML、JSON、NONE、または FORM の 4 つのフォーマットのいずれかのフォーマットの値が含まれます。 EGL REST-RPC サービスの場合、フォーマットは JSON です。
- Web サービスの場合、body には、JSON フォーマットの SOAP メッセージが含まれます。
- headers、辞書型
- 名前と値のペアが 1 セット含まれます。辞書内の各エントリーのキーはサービスに送信された HTTP ヘッダーの名前で、関係する値 (文字列)はそのヘッダーの値です。
- method、STRING 型
- Rich UI に対して使用可能な以下の HTTP verb のいずれかです。
- GET (リソースの読み込みの場合)
- POST (リソースの作成の場合)
- PUT (リソースの更新の場合)
- DELETE (リソースの削除の場合)
- queryParameters、辞書型
- 実行時のサービス呼び出しに含まれていた、名前と値のペアのセット。
- uri、String 型
- リソースのアドレス (例えば、http://www.example.com/getTime) が含まれます。 この文字列には、パス変数および照会パラメーターの値が含まれます。