JSF ハンドラーと Web トランザクション間の制御の移動
EGL JSF ハンドラー、VisualAge® Generator Web トランザクション、および EGL VGWebTransaction パーツは、お互いに制御とデータを移動することができますが、それぞれ異なる方法でそれを行います。
pageHandler から VisualAge Generator Web トランザクションまたは EGL VGWebTransaction パーツに制御を移動するには、EGL forward ステートメントを使用します。
- Web トランザクションまたは VGWebTransaction パーツに制御を移動する最もシンプルな方法は、Web トランザクションまたは VGWebTransaction パーツの代わりに、直接ゲートウェイ・サーブレットに制御を移動することです。この場合、forward ステートメントは、ブラウザーはゲートウェイ・サーブレットの紹介ページを表示しますが、どのパラメーターも送信することはできません。このタイプの forward ステートメントは、以下のフォーマットになります。
forward to URL "URL";- URL
- ターゲットの Web トランザクションが存在するゲートウェイ・サーブレットの完全な URL。
- 制御を特定の VisualAge Generator Web トランザクションまたは EGL VGWebTransaction パーツに直接移動するには、ゲートウェイ・サーブレットが Web トランザクションか VGWebTransaction のどちらをロードするか指定する必要があります。このタイプの forward ステートメントは、以下のフォーマットになります。
forward to URL "URL?hptAppId=linkageID";- URL
- ターゲットの Web トランザクションが存在するゲートウェイ・サーブレットの完全な URL。
- linkageID
- Web トランザクションまたは VGWebTransaction パーツのリンケージ ID。このパラメーターは、リンケージ・プロパティー・ファイルでこの Web トランザクションを定義するアプリケーション・プロパティーの webtran パラメーターです。例えば、Web トランザクションが、コード application.WEBUITRAN=CICS5 によってリンケージ・プロパティー・ファイルに定義される場合は、forward ステートメントの linkageID パラメーターは WEBUITRAN です。詳しくは、「EGL 生成ガイド」の『Web トランザクション・リンケージ・プロパティー』を参照してください。
VisualAge Generator Web トランザクションまたは EGL VGWebTransaction パーツから EGL pageHandler パーツに制御を移動するには、Web トランザクションに関連付けられた JSP ファイルを変更する必要があります。
- Web トランザクションに関連付けられた JSP ファイルが form タグを使用する場合は、そのタグの action 属性を変更し、pageHandler に関連付けられた JSP ファイルの URL を参照します。
- Web トランザクションに関連付けられた JSP ファイルが anchor タグを使用する場合は、そのタグの href 属性を変更し、pageHandler に 関連付けられた JSP ファイルの URL を参照します。