基本ハンドラー

基本ハンドラーには一般に、変数と関数の両方が組み込まれています。 これはテキスト・レポートや、オブジェクトの使用が必要な場合などに使用されます。

基本ハンドラーには、事前設定された変数または関数名はありません。 基本ハンドラーを使用する利点は、以下のとおりです。
  • シンプルさ。 例えば、Rich UI アプリケーションをコーディングするときに、唯一の目的が Web ページのウィジェットを更新することではなくデータを処理することである場合は、基本ハンドラーをコーディングすることができます。 代替ケースでの、コンテンツ・アシストにより表示されるテクノロジー固有の詳細を回避することができます。これには、Rich UI ハンドラーに基づく変数を処理することが関係します。
  • オブジェクト指向。 プログラミング・イディオムで作業する場合は、基本ハンドラーをコーディングすることができます。この場合は変数はアクターとして表示されます。 EmployeePart パーツに retrieveSalaray および printSalary という関数が組み込まれている場合、そのパーツに基づく変数は、データベースからその salary を取得し、詳細を印刷することができます。これについては以下に示します。
    myEmployee EmployeePart{id = 15};
    myEmployee.retrieveSalary();
    myEmployee.printSalary();