Web トランザクションでのセグメンテーション
セグメンテーションは、Web ページをユーザーに表示する converse ステートメントを実行する前に、 プログラムがその環境とやり取りを行う方法に関係します。 Web トランザクションは常にセグメント化されていますが、このことは、ユーザーが Web ページに応答する間に EGL がシステム・リソースを解放するということを特に意味します。
EGL 生成の
Java™
Web トランザクション・プログラムは、技術的にはセグメント化されませんが、converse
の前に以下のアクションを実行することでセグメンテーションをシミュレートします。
- データベースおよびその他のリカバリー可能リソースをコミットする。
- ロックを解除するほか、ファイルおよびデータベースの位置も解除する。
- 単一ユーザーの EGL テーブルを更新して、それらの値がプログラム開始時と同じになるようにする。
- システム変数を更新して、値がプログラムの開始時と同じになるようにする (ただし、値が保存された変数のサブセットはのぞく)。 保存状況は、各変数ごとにページに記録されます。
EGL 生成の CICS® COBOL プログラムは、セグメント化 されます。 これは、converse ステートメントの実行後に プログラムはメモリーをそのままにして、ユーザーの応答時にメモリーに戻ることを意味します。 詳しくは、CICS または IMS におけるセグメント化プログラムの動作を参照してください。
セグメント化された converse (Java 生成用にシミュレートされているか実際のいずれも) は、メインと呼び出し先の両方の Web トランザクション・プログラムで使用可能です。
segmented プロパティーは、理論上は Web トランザクション・プログラムで使用できますが、Web トランザクションはすべてセグメント化されているため無視されます。