defaultTimeFormat (EGL システム変数)

strLib.defaultTimeFormat システム変数は、EGL が TIME 型をテキストに変換する際に使用できる複数の可能なパターンのうちの 1 つを指定します。

TIME 型からテキストへの変換について詳しくは、日付/時刻型をテキストに変換を参照してください。

EGL は、以下のプロセスを使用して、strLib.defaultTimeFormat の初期値を決定します。
  • Java™ 環境では、defaultTimeFormat ビルド記述子オプションによって vgj.default.timeFormat Java ランタイム・プロパティーが設定され、このプロパティーによって strLib.defaultTimeFormat が設定されます。 ここで有効な値を取得できなかった場合、EGL は Java ロケールの値を取得しようとします。 この Javaロケールが失敗した場合、EGL は「HH:mm:ss」を使用します。
  • COBOL 環境では、defaultTimeFormat ビルド記述子オプションによって strLib.defaultTimeFormat が直接設定されます。ここで有効な値を取得できなかった場合、EGL は「HH:mm:ss」を使用します。 COBOL 生成について詳しくは、COBOL のデフォルト形式を参照してください。
  • Rich UI では、EGL は、defaultTimeFormat ビルド記述子オプションを使用して strLib.defaultTimeFormat を設定します。このシステム変数は、実行時に更新できます。

この初期値はいつでも変更することができます。 この処理について詳しくは、defaultTimeFormat (ビルド記述子オプション)を参照してください。

sysLib.setLocale() を呼び出すと、EGL は strLib.defaultDateFormat および strLib.defaultTimeFormat を再初期化します。

時刻パターンの特性について詳しくは、日付/時刻マスクとフォーマット指定子を参照してください。

strLib.defaultTimeFormat には、以下の特性があります。
プリミティブ型
STRING
データ長
可変
複数のセグメントにわたって値が保存されるかどうか
はい