FormGroup パーツの use に関する考慮事項
EGL Text UI のコンテキストでは、FormGroup パーツを参照する use ステートメントは、
プログラム・パーツでのみ使用することができます。書式グループに use ステートメントが必要になるのは、以下のような場合です。
- 書式グループにあるいずれかの書式を使用するプログラムには、その書式グループに対する use ステートメントが必要です。 あいまいさをなくすために、use ステートメントで書式グループ内の個々の書式を指定しなければならない場合があります (ドット構文を使用します)。
- プログラムまたはライブラリーに必要だが、その書式グループに組み込まれていないすべての書式について、書式グループでは use ステートメントが必要です。
プログラム・パーツの basicProgram タイプの書式グループに対する use ステートメントについては、useを参照してください。
書式グループの use ステートメントを指定する際、そのグループ内の書式に対するプロパティーを指定できます。 書式で宣言されたプロパティーを実行時にオーバーライドすることができないため、これらのプロパティーを使用して、特定のプログラム内の書式グループの動作を 変更できます。書式グループに対する use ステートメントのプロパティーは、書式グループのプロパティーをオーバーライドします。次に、書式グループのプロパティーが、グループ内の個々の書式のプロパティーをオーバーライドします。
書式グループ内で、use ステートメントはすべての書式グループの外側に指定された書式を参照します。 この種のステートメントでは、複数の書式グループで同じ書式を共用できます。
場合によっては、プログラムで個々の書式を指定しなければならないこともあります。
例えば、myFormGroup に formA および formB があり、それぞれに myField という名前のフィールドがある場合などです。
後で以下のように修飾子なしで myField を参照する場合は、どちらか一方の書式を use ステートメントで指定する必要があります。
set myField red;
例えば、以下の use ステートメントでは、プログラムが formB の myField を設定していることが明らかです。
use myFormGroup.formB;
修飾の標準的なドット構文であることに注意してください。構文

- formGroupName
- プログラムに対して可視になっている書式グループの名前。 書式グループの概要については、FormGroup パーツの概要を参照してください。
- formName
- formGroupName 内のオプションの書式。
- formGroupProperties
- use ステートメントのパーツとして、書式グループのプロパティーを指定できます。 使用可能なプロパティーの詳細については、FormGroup プロパティーを参照してください。
use ステートメントで指定されている各名前は、 パッケージ名で修飾できます。
FormGroup パーツの場合
FormGroup パーツの場合、use ステートメントは書式グループの外側に指定された書式を参照します。 この種のステートメントでは、複数の書式グループで同じ書式を共用できます。
FormGroup パーツでの use ステートメントの構文は、以下のとおりです。

- formName
- 書式グループに対して可視になっているスタンドアロン書式パーツの名前。 書式の概要については、書式パーツの概要を参照してください。 formName は、パッケージ名で 修飾できます。