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演習 1: EGL プロジェクトの作成

この演習では、EGL を使用可能にして、EGL ソース・ファイルを入れる EGL プロジェクトを作成します。
ワークベンチ内のすべてのコード、ファイル、および成果物をプロジェクトに関連付ける必要があります。 プロジェクトは、ファイルを入れる最上位フォルダーのように動作します。 この場合、EGL アプリケーションのための EGL プロジェクトが必要になります。
  1. ワークベンチで、ウィンドウ」>「設定をクリックします。 「設定」ウィンドウが開きます。
  2. 「設定」ウィンドウの左側で、一般」>「機能をクリックします。
  3. 右側にある機能のリストで、「EGL デベロッパー」チェック・ボックスを選択します。 この機能を有効にすると、EGL を操作することをワークベンチに指示することになります。 いくつもの他の機能がリストに入っている可能性がありますが、ここで関係するのは「EGL デベロッパー」機能だけです。
    「EGL デベロッパー」機能が有効になっている状態の機能リスト
  4. OK」をクリックします。
  5. ファイル」>「新規」>「プロジェクトをクリックします。 「新規プロジェクト」ウィンドウが開きます。
  6. 「新規プロジェクト」ウィンドウで、「EGL」を展開して「EGL プロジェクト」をクリックします。
  7. 次へ」をクリックします。
  8. 「新規 EGL プロジェクト」ウィザードで、プロジェクト名 (例えば Hello) を割り当てます。
  9. 一般プロジェクト」をクリックします。 他のタイプの EGL プロジェクトは特定のタイプのユーザー・インターフェースを有効にしますが、このプロジェクトに 専用ユーザー・インターフェースは必要ないため、ここでは一般 EGL プロジェクトが適切です。 「新規 EGL プロジェクト」ウィザードの最初のウィンドウは、次のようなものです。
  10. プロジェクト名を指定し、「次へ」をクリックします。
  11. ターゲット・ランタイム・プラットフォーム」の下で、「Java」をクリックします。 EGL コードは、Java または COBOL のいずれかで生成することができます。 ワークベンチは直接 Java コードを実行できるため、このチュートリアルでは Java を使用します。
  12. ビルド記述子の新規作成」が選択されていることを確認してください。 ビルド記述子には、プログラムを別の言語に生成するオプションが含まれています。ウィザードによって適切なビルド記述子が作成されるため、現時点ではこれらに配慮する必要はありません。「新規 EGL プロジェクト」ウィザードの 2 番目のウィンドウは、次のようなものです。
  13. 終了」をクリックします。
  14. 確認メッセージ・ウィンドウ 「この種類のプロジェクトは通常、EGL パースペクティブに関連付けられています。このパースペクティブに今すぐ切り替えますか? (This kind of project is usually associated with the EGL Perspective. Do you want to switch to this perspective now?)」が表示される場合があります。 このウィンドウが表示されたら、「はい」をクリックしてください。 さまざまなワークベンチ・パースペクティブに、特定のタスクに該当するエディター、情報ウィンドウ、およびツールが表示されます。 デフォルト・ワークベンチの左上にある「プロジェクト・エクスプローラー (Project Explorer)」 ビューに、Hello という名前の新しいフォルダーが表示されます。 これが新規 EGL プロジェクトです。
  15. 横にある正符号をクリックして「Hello」プロジェクトを展開し、EGL によって自動的に作成されたフォルダーおよびファイルをメモしておきます。
    EGLSource 用のフォルダー、JavaSource、および機能を Eclipse に追加するいくつものフォルダーを示している「プロジェクト・エクスプローラー (Project Explorer)」ウィンドウ

    EGLSource フォルダーには EGL コードが入ります。 この時点で、ここには Hello.eglbld という名前の EGL ビルド・ファイルが入っています。このファイルには EGL ビルド記述子パーツが入っています。 EGLSource フォルダーにはデフォルトで、Hello.EGLDD という名前の EGL デプロイメント記述子ファイルが入っています。 このデプロイメント記述子ファイルには、プロジェクトを Web サービスとしてデプロイするための情報、およびプロジェクトが使用する 他のアプリケーションの Web サービスに関する情報が入っています。 プロジェクトにはサービスが入ることはなく、またサービスを使用することもないため、現時点ではこのファイルは無視して構いません。

これで、EGL プロジェクトが作成されました。 次の演習では、このプロジェクトに EGL プログラムを作成します。
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