DataItem パーツ
DataItem パーツ は、プリミティブ・データ型に名前を割り振り、オプションで割り当てられる値を制限してプリミティブ・データ型を特殊化します。 詳しくは、『DataItem パーツとしてのプリミティブ型の特殊化』を参照してください。
データ項目を定義したら、ロジック・パーツまたはレコード・パーツ内の変数の型、 関数または呼び出し先プログラム内のパラメーター、あるいはデータ・テーブル内の列として、データ項目名を指定することができます。 データ項目変数は、データ項目同様、同じプリミティブ・データ型に基づく変数を使用する箇所ではどこでも使用することができます。例えば、FLOAT プリミティブ型に基づいてデータ項目を作成した場合は、FLOAT を使用可能な場所であれば、どこでもそのデータ項目を使用することができます。
構文

- dataItemPartName
- DataItem の名前を指定します。
- primitiveType
- DataItem によって特殊化されるプリミティブ型。
- length
- DataItem の長さを含む整数。 このデータ項目に基づいているすべての変数の値には、指定された数の文字または桁が含まれます。 有効な値は、データ項目が基にするプリミティブ型により決まります。詳しくは、プリミティブ・データ型を参照してください。
- decimals
- いくつかの数値型については、小数点以下の予約桁数を表す整数である decimals を指定できます。 有効な値は、データ項目が基にするプリミティブ型により決まります。詳しくは、プリミティブ・データ型を参照してください。 小数点は、データとともに保存されません。
- "dateTimeMask"
- DATE、TIME、または TIMESTAMP データ項目については、"dateTimeMask" を指定し、値の所定の位置に意味 (「年の桁」など) を割り当てることができます。 マスクは、実行時にデータとともに存在します。 日付/時刻マスクとフォーマット指定子 を参照してください。
- "intervalMask"
- INTERVAL データ項目については、"intervalMask" を指定し、値の所定の位置に意味 (「年の桁」など) を割り当てることができます。 マスクは、実行時にデータとともに存在します。 日付/時刻マスクとフォーマット指定子 を参照してください。
- property
- DataItem プロパティー。
例
以下に、DataItem パーツの例を示します。
DataItem MoneyVar
DECIMAL(9,2)
end