この演習では、EGL を使用可能にして、EGL ソース・ファイルを入れる EGL プロジェクトを作成します。
ワークベンチ内のすべてのコード、ファイル、および成果物をプロジェクトに関連付ける必要があります。
プロジェクトは、ファイルを入れる最上位フォルダーのように動作します。
この場合、EGL アプリケーションのための EGL プロジェクトが必要になります。
- ワークベンチで、をクリックします。
「設定」ウィンドウが開きます。
- 「設定」ウィンドウの左側で、をクリックします。
- 右側にある機能のリストで、「EGL デベロッパー」チェック・ボックスを選択します。
この機能を有効にすると、EGL を操作することをワークベンチに指示することになります。
いくつもの他の機能がリストに入っている可能性がありますが、ここで関係するのは「EGL デベロッパー」機能だけです。
- 「OK」をクリックします。
- をクリックします。
「新規プロジェクト」ウィンドウが開きます。
- 「新規プロジェクト」ウィンドウで、「EGL」を展開して「EGL プロジェクト」をクリックします。
- 「次へ」をクリックします。
- 「新規 EGL プロジェクト」ウィザードで、プロジェクト名 (例えば Hello) を割り当てます。
- 「一般プロジェクト」をクリックします。
他のタイプの EGL プロジェクトは特定のタイプのユーザー・インターフェースを有効にしますが、このプロジェクトに
専用ユーザー・インターフェースは必要ないため、ここでは一般 EGL プロジェクトが適切です。
「新規 EGL プロジェクト」ウィザードの最初のウィンドウは、次のようなものです。
- プロジェクト名を指定し、「次へ」をクリックします。
- 「ターゲット・ランタイム・プラットフォーム」の下で、「Java」をクリックします。
EGL コードは、Java または COBOL のいずれかで生成することができます。
ワークベンチは直接 Java コードを実行できるため、このチュートリアルでは Java を使用します。
- 「ビルド記述子の新規作成」が選択されていることを確認してください。
ビルド記述子には、プログラムを別の言語に生成するオプションが含まれています。ウィザードによって適切なビルド記述子が作成されるため、現時点ではこれらに配慮する必要はありません。「新規 EGL プロジェクト」ウィザードの 2 番目のウィンドウは、次のようなものです。
- 「終了」をクリックします。
- 確認メッセージ・ウィンドウ
「この種類のプロジェクトは通常、EGL パースペクティブに関連付けられています。このパースペクティブに今すぐ切り替えますか?
(This kind of project is usually associated with the EGL Perspective. Do you want to switch to this
perspective now?)」が表示される場合があります。
このウィンドウが表示されたら、「はい」をクリックしてください。
さまざまなワークベンチ・パースペクティブに、特定のタスクに該当するエディター、情報ウィンドウ、およびツールが表示されます。
デフォルト・ワークベンチの左上にある「プロジェクト・エクスプローラー (Project Explorer)」
ビューに、Hello という名前の新しいフォルダーが表示されます。
これが新規 EGL プロジェクトです。
- 横にある正符号をクリックして「Hello」プロジェクトを展開し、EGL によって自動的に作成されたフォルダーおよびファイルをメモしておきます。
EGLSource フォルダーには EGL コードが入ります。
この時点で、ここには Hello.eglbld という名前の EGL ビルド・ファイルが入っています。このファイルには EGL ビルド記述子パーツが入っています。
EGLSource フォルダーにはデフォルトで、Hello.EGLDD という名前の EGL デプロイメント記述子ファイルが入っています。
このデプロイメント記述子ファイルには、プロジェクトを Web サービスとしてデプロイするための情報、およびプロジェクトが使用する
他のアプリケーションの Web サービスに関する情報が入っています。
プロジェクトにはサービスが入ることはなく、またサービスを使用することもないため、現時点ではこのファイルは無視して構いません。
これで、EGL プロジェクトが作成されました。
次の演習では、このプロジェクトに EGL プログラムを作成します。