Linux、Linux for zSeries、または AIX® の各オペレーティング・システム上でアセットに付加するファイルのサムネールを作成するには、X 仮想フレーム・バッファー (XVFB) をインストールする必要があります。
始める前に
オペレーティング・システムへの管理アクセス権限が必要です。
以下の手順は AIX および Linux を対象としたものですが、このプロセスは他の Linux ディストリビューションでも同様です。
手順
- XVFB ファイル・セットをインストールします。 AIX の場合、ファイル・セットはオペレーティング・システム用の製品 CD に含まれています。Linux の場合、ファイル・セットの場所は、ご使用のディストリビューションによって異なります。
一部のディストリビューションでは、xorg-x11-server-Xorg パッケージをインストールして、必要なファイル・セットを取得することができます。取得できない場合は、ご使用のディストリビューションの資料を参照してください。
サポートされる Linux および AIX オペレーティング・システム・プラットフォームについては、『system requirements』のオペレーティング・システムのセクションを参照してください。
- XVFB を開始します。
- オプション:
XVFB が実行中であることを確認します。 - 次のコマンドを実行します。sysname はシステム名、n は確認するディスプレイ番号です。
/usr/lpp/X11/Xamples/bin/xprop -display sysname:n -root | grep VFB
- XVFB が実行中である場合は、ストリング「XVFB_SCREEN(STRING) = "TRUE"」が表示されます。

ディスプレイをエクスポートします。 - 次のコマンドを実行します。n は、XVFB のディスプレイ番号です。
export DISPLAY=:n
gdfontpath をエクスポートします。 - 次のコマンドを実行します。font_path は、.ttf システム・フォントが格納されたフォルダーの絶対パスです (例えば、WebSphere_Application_Server_install_location/java/jre/lib/fonts)。
export GDFONTPATH=font_path
ヒント: 次のコマンドを使用して、
.ttf フォントが格納されたフォルダーを検索します。
find / -name *.ttf