Microsoft SQL Server で、IBM® Rational® Asset Manager のライフサイクル管理用データベースを手動で作成する手順を説明します。このデータベースは、
組み込みバージョンの IBM Rational Team Concert で使用されます。
始める前に
既存の Rational Team Concert サーバーを使用している場合は、既に Rational Team Concert にデータベースがあるため、このタスクをスキップできます。
SQL Server がインストール済みで、実行している必要があります。
混合モードの一部として使用可能な SQL Server 認証 (Windows 認証および SQL Server 認証) を使用してください。
手順
次のようにして、コマンド・ツール sqlcmd を使用して SQL Server データベースをセットアップします。
- コマンド行ツールを開始します。
コマンド・プロンプトで sqlcmd -U login_id -P password と入力します。
- Change and Configuration Management (CCM) データベースを作成します。
コマンド行ツールから、次のように入力します。
CREATE DATABASE ccmdb
GO
- CCM データベースの所有者を、Rational Asset Manager アセット管理データベースに使用するユーザーと同じユーザーに変更します。以下のサンプル・コマンドでは、データベース ccmdb の所有者として、ユーザー名 ramDBuser を割り当てます。
コマンド行ツールから、次のように入力します。
USE ccmdb;
exec sp_changedbowner 'ramDBuser'
GO
- データベースの行のバージョン・システムを変更します。 コマンド行ツールから、次のコマンドを実行してください。CCM および QM データベースの場合は、jts を ccm および qm に置き換えます。
注: このコマンドを実行する前に、データベースへの接続が開かれていることを確認してください。
ALTER DATABASE jts SET READ_COMMITTED_SNAPSHOT ON
GO
- CCM データベースの照合を変更します。 コマンド行ツールから、次のように入力します。
SQL_Latin1_General_CP1_CS_AS
- 上記の手順を繰り返して Jazz™ Team Server (JTS) データベース JTSDB を作成します。
次のタスク
WebSphere® Application
Server を使用している場合:
サーバー・セットアップ・アプリケーションをデプロイしていない場合は、サーバーまたはクラスターにデプロイします。デプロイするには、
サーバーへのデプロイ手順またはクラスターへのデプロイ手順を参照してください。
制約事項: アプリケーション・サーバーのクラスターを作成および使用するには、IBM WebSphere Application Server Network Deployment (ND) が必要です。これは、IBM Rational Asset Manager にバンドルされていません。
WebSphere Application Server クラスターへのインストールを行っており、Rational Team Concert をインストールする必要がある場合は、Rational Team Concert™ の単一のアプリケーション・サーバー・インスタンスを作成する必要もあります。
その後、サーバー・セットアップ・アプリケーションを使用して、ご使用のデータベースに接続するよう WebSphere Application Server を構成します。サーバー・セットアップ・アプリケーションをサーバーまたはクラスターにデプロイした場合は、サーバー・セットアップ・アプリケーションを使用したアプリケーション・ファイルのデプロイと構成を参照してください。
- Apache Tomcat を使用している場合:
- Apache Tomcat を構成し、Rational Asset Manager アプリケーション・ファイルをデプロイします。Tomcat 6 または 7 への Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションのデプロイ を参照してください。