アセット・ライフサイクルのレポート URL の定義

アセット・ライフサイクル情報を提供するレポート URL を作成できます。 この情報を使用して、マスター・ライフサイクルまたはコミュニティー・ライフサイクルを使用するアセット、特定のライフサイクル状態にあるアセット、および現在の状態で承認済みのアセットを特定することができます。

始める前に

リポジトリー内のアセットのうち、「参照」権限を持つアセットの情報のみを参照することができます。

このタスクについて

アセット・ライフサイクル情報のレポート URL では、asset レポート・パスを使用します。

下の表に、アセット・ライフサイクル情報を含むレポートのオプション・パラメーターを示します。
表 1. asset: オプション・パラメーター
パラメーター 許容されるパラメーター値 説明
mastercommunity マスター・ライフサイクルまたはコミュニティー・ライフサイクルの ID マスター・ライフサイクルまたはコミュニティー・ライフサイクルによってアセット・ライフサイクル情報を照会する場合、ユーザーはライフサイクル ID のリストを指定する必要があります。 ライフサイクルの ID は、ライフサイクル・レポートで返される情報に含まれています。
state ライフサイクルの状態 このパラメーターは、出力を特定のライフサイクル状態のみに限定します。 標準的な状態には submittedapproved などがあります。
uid コミュニティー内のユーザーの ID このパラメーターは、出力を特定のユーザーのみに限定します。 例えば、admin などです。 コミュニティーを管理するときの URL をよく見て ID 値を見つけてください。
fromTime MM-dd-yyyy 形式の日付。 例: 12-30-1988 このパラメーターは、時刻範囲の開始時刻を定義します。
toTime MM-dd-yyyy 形式の日付。 例: 12-30-1988 このパラメーターは、時刻範囲の終了時刻を定義します。
years、months、weeks、days 基本単位は days です。 これらのパラメーターの単位は以下のとおりです。
  • years = 365 days
  • months = 30 days
  • weeks = 7 days
years、months、weeks、および days パラメーターを組み合わせることもできます。

タスクの結果

アセット・ライフサイクル情報のレポートは、以下のデータを返します。

  • 特定のマスター・ライフサイクルまたはコミュニティー・ライフサイクルを使用するアセット
  • 特定の状態にあるアセット
  • 現在の状態で承認済み、拒否済み、または投票されていないアセット
  • 現在の状態になったアセットに関する情報

例 1: マスター・ライフサイクルをすべて取得する
http://baseUrl/ram.ws/reporting/lifecycle

この照会を使用すれば、 後続の照会で使用するマスター・ライフサイクル ID を見つけることができます。

例 2: マスター・ライフサイクルのリストに関するコミュニティー・ライフサイクルをすべて取得する
http://baseUrl/ram.ws/reporting/lifecycle:masterLifecycles=(master1,master2)

この照会を使用すれば、 後続の照会で使用するコミュニティー・ライフサイクル ID を見つけることができます。 また、コミュニティーの「ライフサイクル」ページにリストされるライフサイクルの名前の上にマウスを移動したときの URL を 注視することでもコミュニティー・ライフサイクル ID を見つけることができます。

例 3: マスター・ライフサイクルを使用するアセットをすべて取得する
http://baseUrl/ram.ws/reporting/assetLifecycle:masterLifecycles=(master1,master2)

この照会を使用すれば、 後続の照会で使用する ID を判別できます。 例えば、いずれのアセットに関しても、id 要素はユーザー ID です。 stateName 要素は状態 ID です。

例 4: コミュニティー・ライフサイクルを使用するアセットをすべて取得する
http://baseUrl/ram.ws/reporting/assetLifecycle:communityLifecycles=(community1,community2)
例 5: 特定の状態にあるアセットをすべて取得する
http://baseUrl/ram.ws/reporting/assetLifecycle:currentState=(state1,state2)
例 6: 承認者が現在の状態のアセットを承認した場合にアセットをすべて取得する
http://baseUrl/ram.ws/reporting/assetLifecycle:approved=(uid1,uid2)
例 7: 承認者が現在の状態のアセットを拒否した場合にアセットをすべて取得する
http://baseUrl/ram.ws/reporting/assetLifecycle:rejected=(uid1,uid2)
例 8: 承認者が現在の状態のアセットの投票を登録しなかった場合にアセットをすべて取得する
http://baseUrl/ram.ws/reporting/assetLifecycle:pending=(uid1,uid2)
例 9: 指定時刻から現在時刻までに現在の状態になったアセットをすべて取得する
http://baseUrl/ram.ws/reporting/assetLifecycle:fromTime=MM-dd-yyyy
例 10: 指定時刻から別の指定時刻までに現在の状態になったアセットをすべて取得する
http://baseUrl/ram.ws/reporting/assetLifecycle:fromTime=MM-dd-yyyy,toTime=MM-dd-yyyy
例 11: 指定日になるまでの一定時間に現在の状態になったアセットをすべて取得する
http://baseUrl/ram.ws/reporting/assetLifecycle:toTime=MM-dd-yyyy,years=NumberOfYears,months=NumberOfMonths,weeks=NumberOfWeeks,days=NumberOfDays
例 12: 指定日後の一定時間に現在の状態になったアセットをすべて取得する
http://baseUrl/ram.ws/reporting/assetLifecycle:fromTime=MM-dd-yyyy,,years=NumberOfYears,months=NumberOfMonths,weeks=NumberOfWeeks,days=NumberOfDays

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