7.5.1 より前のリリースでカスタマイズされたテーマを使用していた場合、そのテーマはバージョン 7.5.1 以降では期待どおりに機能しない可能性があります。
バージョン 7.5.1 以降にアップグレードする場合に、カスタマイズされたテーマを使用するには、そのテーマを編集して復元する必要があります。
始める前に
IBM® Rational® Asset Manager の旧リリースでは、カスタマイズされたテーマを使用していたはずです。カスタマイズされたテーマを作成するには、『
テーマを使用したサイトの外観の変更』のステップを実行します。
以下のようにして、カスタマイズされたテーマを保存します。
- をクリックします。
- 「テーマの管理」セクションで、「現在のテーマのダウンロード」をクリックします。圧縮ファイルを開くか保存するよう求めるプロンプトが出されます。
- ファイルを保存して、カスタマイズされたバージョンであることが分かるようにファイルの名前を変更します。
このタスクについて
Rational Asset Manager バージョン 7.5.1 では、ログイン・ユーザー名、ログインおよびログアウト・リンク、ヘルプ・メニュー、およびメニュー・オプションを表示するように
header.jspf ファイルが更新されています。
旧バージョンからテーマをアップロードする場合、「ヘルプ・コンテンツ」、「拡張機能」、「Rational Asset Manager のバージョン情報」メニュー・オプションに加え、これらの項目はバナーに表示されません。
これらのオプションを表示するには、追加の HTML および JavaScript を
header.jspf ファイルにコピーする必要があります。
手順
- Rational Asset Manager をアップグレードします。 リリースのデフォルト・テーマが適用されます。
- オプション: テーマを比較できるようにするために、Rational Asset Manager のアップグレードされたバージョン用のデフォルトのテーマをダウンロードします。
- をクリックします。
- 「テーマの管理」セクションで、「現在のテーマのダウンロード」をクリックします。圧縮ファイルを開くか保存するよう求めるプロンプトが出されます。
- ファイルを保存して、デフォルトのバージョンであることが分かるようにファイルの名前を変更します。
- 圧縮ファイルを解凍します。
- カスタマイズされたバージョンのテーマが含まれているファイルで、header.jspf ファイルをテキスト・エディターで開きます。
- HTML および JavaScript の以下の行をコピーして、header.jspf ファイル上の、カスタマイズされたテーマにとって適切な位置に貼り付けます。 デフォルトのテーマをダウンロードすると、変更内容をデフォルトの header.jspf ファイル内の構造と比較することができます。
<h:panelGroup id="signin" rendered="#{!loginUser.user.registered}">
<h:outputLink id="loginURL" value="#{loginUser.loginAction}">
<h:outputText id="loginUid" value="#{loginUser.loginMsg}" />
</h:outputLink>
</h:panelGroup>
<h:panelGroup id="signout" rendered="#{loginUser.user.registered}">
<h:outputText id="welcomeUser" value="#{loginUser.welcomeMsg}" escape="false"/>
<h:outputText id="welcomeSeparator" value="|" />
<h:outputLink id="logoutLnk" value="javascript:logout();">
<h:outputText id="uidnotWAS" styleClass="signInOutText" value="#{loginUser.loginMsg}" />
</h:outputLink>
</h:panelGroup>
<a href="#" title="${bundle.navigation_help}" id="help_menu" class="jazz-ui-MenuPopup">
<span class="sprite-image help-menu"></span>
<img class="caret" src="${pageContext.request.contextPath}/javascript/dojo/jazz/ui/graphics/Toolbar/white-caret.gif" />
</a>
<script type="text/javascript">
dojo.addOnLoad(function() {
var helpMenu = new jazz.ui.MenuPopup({align: "right", cacheMenu: true},'help_menu'); //options,elementID
helpMenu.menuProvider = function() {
var menu = new jazz.app._ComponentMenu();
menu.addItemByArgs({label: "${bundle.navigation_help_content}", icon: dojo.moduleUrl("jazz.ui","graphics/PageTemplate/icons/systemhelp.gif"), onClick: function() {window.open("${applicationScope.docPath}/index.jsp")} });
menu.addItemByArgs({label: "${bundle.navigation_extensions}", icon: dojo.moduleUrl("ram","graphics/content/icons/extensions_obj.gif"), href: "${pageContext.request.contextPath}/extensions.jsp"});
menu.addItemByArgs({label: "${bundle.navigation_about}", icon: dojo.moduleUrl("ram","graphics/content/icons/ram_obj.gif"), onClick: showAboutDialog });
return menu;
};
);
</script>
- テーマのカスタム・スタイル・シートを作成して、デフォルト・スタイルをオーバーライドします。
- 1 つ以上の CSS ファイルを作成し、theme/custom/css ディレクトリーに保存します。
- Rational Asset Manager とともにインストールされたデフォルトのスタイル・シートをレビューします。
変更したいすべてのスタイルについて、スタイル規則をご使用の CSS ファイルにコピーし、編集してください。
新しい CSS ファイルで行った変更により、デフォルトのスタイル・シートにあるスタイル規則がオーバーライドされます。
重要: テーマ・アーカイブ・ファイルにあるデフォルトのスタイル・シートは変更しないでください。
これらのスタイル・シートはリリース間で変更され、Rational Asset Manager のアップグレード時に上書きされます。
- cssIncludes.jspf ファイルを、テーマ・アーカイブの theme/custom ディレクトリーにコピーします。
この .jspf ファイルは、デフォルトのスタイル・シートをオーバーライドするために、バージョン 7.5.1 でカスタム・スタイル・シートを使用する際に必要です。
- ご使用のカスタム・スタイル・シートを theme/custom/cssIncludes.jspf にリンクとして追加します。 例:
<link rel="stylesheet"
type="text/css" href="${pageContext.request.contextPath}/${applicationScope.themePath}/custom/css/jkeEnterprises.css"
/>
- images フォルダーをカスタム・ディレクトリーに作成し、テーマで使用するイメージ・ファイルをその中に保存します。 例: theme/custom/images-jke-enterprises
- テーマをアーカイブ・ファイルに圧縮します。
- 「ツール」ページの「テーマの管理」セクションで、「参照」をクリックします。
- カスタマイズされたアーカイブ・ファイルを選択します。
- 「アップロード」をクリックします。
次のタスク
バナー用の多くのスタイル・シートがテーマ・アーカイブから削除されました。
PageTemplate.css ファイル内のデフォルトのスタイル規則を確認して、これらのスタイルをオーバーライドする独自のスタイル・シートを作成できます。
PageTemplate.css ファイルのデフォルトの場所は、
server/ram/javascript/dojo/jazz/ui/templates/PageTemplate.css です。