Maven ライブラリーを使用可能にした
場合は、Maven から IBM® Rational® Asset Manager に
アセットをデプロイできます。
始める前に
Maven アセットを使用するには、リポジトリー管理者が Maven モデル・ライブラリーを使用可能にしておく必要があります。
詳しくは、Maven ライブラリーを使用可能にするを参照してください。
mvn クライアントは、Rational Asset Manager を Maven リポジトリーとして
使用して Rational Asset Manager と統合できます。
Maven から Rational Asset Manager に
デプロイを行う前に、mvn クライアントを実行する予定のコンピューター上にある pom.xml ファイルに
リポジトリー・エントリーを追加しておく必要があります。
詳しくは、『Maven アセットの作成および使用』を
参照してください。
手順
- デプロイメント用に Maven を構成します。 デプロイメント用に Maven を構成する具体的な説明は、本書には記載されていません。
Maven について
詳しくは、Maven 資料の「Maven Deploy Plugin」を
参照してください。
- Maven クライアントが実行されているコンピューターで settings.xml ファイルを
編集し、Rational Asset Manager サーバーに関する
情報を追加します。 settings.xml ファイルの編集について詳しくは、
『Maven アセットの作成および使用』を参照してください。
- Maven プロジェクトをデプロイします。 このプロジェクトは、pom.xml ファイルの配布管理セクションにある情報に基づいてデプロイされます。
次の例に示されているフォーマットは、pom.xml ファイルにおける配布管理要素の典型的なフォーマットです。
これは、Sample Open Source コミュニティーでタイプ「Maven
Artifact」のアセットを作成する場合のものです。
<distributionManagement>
<repository>
<id>rational.repo</id>
<name>Rational Asset Manager repository</name>
<url>http://server.example.com/ram.ws/maven2/Sample%20Open%20Source/Maven%20Artifact/</url>
</repository>
</distributionManagement>
url 要素を指定するには、
フォーマット http://hostname:portnumber/web_services_context-root/maven2/community_name/asset_type を
使用します。
ご使用のサーバーで使用するコミュニティー名とアセット・タイプに適合するように、
必ず community_name および asset_type を変更してください。
上記の例は、server.example.com で
稼働する Rational Asset Manager サーバーの
典型的な URL を示したものです。
これは、Sample Open Source コミュニティーにおけるタイプ「Maven
Artifact」のアセットを表します。
Maven で pom.xml ファイルの配布管理セクションを編集する場合の一般的な
情報については、Maven 資料の「POM Reference」を
参照してください。
タスクの結果
Maven (
mvn クライアント) からデプロイを行うと、
プロジェクト・アセットが
Rational Asset Manager に
アップロードされます。
アセットが存在する場合は、Maven によってデプロイされたファイルで、そのアセットが更新されます。
アセットが存在しない場合は、アセットが作成されます。
注: Maven 2のみがサポートされています。