オプション構成
次の情報は追加の構成ステップに関するもので、これを使用すると、Rational® Asset Manager を実行するために必要となる機能を超えて、システムをカスタマイズできます。
ユーザー・レジストリーの構成
デフォルトでは、
IBM® Rational Asset Manager
はファイル・ベースの認証を使用して、ユーザー情報をフラット・ファイルに保管します。 代わりに、Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) やユーザー情報の保管用データベースなど、他のユーザー・レジストリーを使用することもできます。 LDAP レジストリーにアクセスするための汎用クラスが用意されていますが、カスタム・クラスを指定して、他のタイプのレジストリーにアクセスすることもできます。
カスタム拡張の作成およびインストール
カスタム・レビュー・プロセスおよびカスタム・ポリシーを作成することができます。 リポジトリー管理者は、これらを
IBM Rational Asset Manager
のサーバー・アプリケーションにインストールできます。
Web サービス統合のための Rational Asset Manager の構成
セキュアな Web サービス呼び出しを行うための WebSphere Application Server 6.1 の構成
2 台のサーバー間の LTPA を使用したシングル・サインオンのセットアップ
IBM WebSphere®Application Server を実行している 2 台のコンピューター間のシングル・サインオン環境をセットアップできます。 それにより、ユーザーは、1 台目のコンピューター上の WebSphere Application Server のアプリケーションにログオンして、2 台目のコンピューターにログオンすることなく、2 台目のコンピューター上の WebSphere Application Server のアプリケーションにアクセスできるようになります。
ジョブ・スケジュールの変更
特定のサーバー・ジョブの実行頻度を構成します。 あるジョブが完了するまでに要する時間は、リポジトリー内のアセットの数やレジストリー内のユーザーおよびグループの数によって変わります。
テーマを使用したサイトの外観の変更
カスタム・カスケーディング・スタイル・シートを作成し、カスタム・イメージを提供することで、
IBM Rational Asset Manager
Web アプリケーションの外観を変更することができます。
リポジトリー・モデルのエクスポート
モデルはリポジトリーとそのアセット構造を表し、これには、アセット・タイプ、カテゴリー、属性、関係、および構成情報が含まれます。 モデル情報はデータベースに保管されます。 同じデータベースを使用するサーバー・マシンは同じモデルを使用します。 リポジトリー間での再利用を促進するため、または別のアプリケーションによって作成されたモデル情報を使用するために、モデルを XML メタデータ交換 (XMI) ファイルとしてインポートおよびエクスポートすることができます。
NFS サポートの構成
バンドルされているネットワーク・ファイル・システム (NFS) サーバーを 処理するように
IBM Rational Asset Manager
を 構成すれば、NFS クライアントが
Rational Asset Manager
サーバー上の アセットを使用できるようになります。 このシナリオでは、
Rational Asset Manager
に保管された アセットを別のコンピューターにファイルとしてマウントできます。 例えば、
Rational Asset Manager
に 保管された
.ear
ファイルをマウントして別のコンピューターにインストールできます。 このシナリオでは、
.ear
ファイルをダウンロードしてインストール後に削除する必要はありません。 また、クライアント・コンピューターで必要とされるディスク・スペースの量が減ります。 ディスク・スペースの量は、クラウドで仮想イメージを使用するときに重要な問題となる可能性があります。
ヘルプ・コンテンツの構成
Rational Asset Manager
ヘルプをセットアップする方法と、 製品のインストール後にコンテンツ更新を受信する方法を選択できます。
関連タスク
:
リポジトリーの管理
ポストインストール構成
必須構成
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