NFS クライアントとの統合

Rational® Asset Manager サーバーに 保管されているアセットに NFS クライアントからアクセスできます。

始める前に

Rational Asset Manager にバンドルされている NFS サーバーは、 リポジトリー管理者がインストールして構成する必要があります。 NFS サーバーをインストールして構成する 方法については、『NFS サポートの構成』を 参照してください。

手順

  1. http://server/context_root/accessToken に ブラウズして Rational Asset Manager サーバーから トークンを取得します。 server は、Rational Asset Manager が 実行されているサーバーです。 context_root は、Rational Asset Manager Web クライアントの コンテキスト・ルート (通常は ram) です。 トークンは 24 時間有効です。 トークンは固有であり、ユーザー固有のものです。 トークンは XML フォーマットで返されます。 実際のトークンを含む XML ファイルの要素は token という名前です。
  2. Web ブラウザーから token 要素の内容をコピーして、 そのトークンを NFS マウント・コマンドで使用できるようにします。
  3. NFS クライアントが実行されているコンピューターで コマンド mount NFS_server:token/asset/GUID/version local_directory を 反抗します。
    オプション 説明
    NFS_server NFS サーバーの IP アドレスまたは完全修飾ホスト名。
    token ステップ 1 で取得された token 要素の内容。
    GUID マウントする Rational Asset Manager アセットの固有 ID。
    version マウントする Rational Asset Manager アセットのバージョン。
    local_directory NFS クライアント上のマウント・ポイント。 例えば、/temp
    NFS クライアントが実行されているコンピューター上のオペレーティング・システムが Red Hat Enterprise Linux 6 以降の場合は、 コマンド mount -t nfs -o nfsvers=2 NFS_server:token/asset/GUID/version local_directory を 発行します。

タスクの結果

これで、NFS クライアントが実行されている コンピューター上の Rational Asset Manager に保管されている アセットをインストールしたり、そのアセットを取り出したりできるようになりました。
注: NFS アクセスは読み取り専用です。 マウントされた アセットを Rational Asset Manager で NFS クライアントから 変更することはできません。 また、NFS サーバーからエクスポートされたファイル・システムを変更することもできません。

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