OSLC サービスと Rational Asset Manager

Open Services for Lifecycle Collaboration (OSLC) は、ライフサイクル・ツールの連携方法を標準化しているコミュニティーです。IBM® Rational® Asset Manager は、アセット管理ドメインのプロバイダーと、他の製品が提供するドメインのコンシューマーとして、OSLC API をサポートしています。

V7.5.1.1 以降、Rational Asset Manager では OSLC Asset Management Specification バージョン 2.0 がサポートされるようになりました。 このバージョンの仕様について詳しくは、『Open Services for Lifecycle Collaboration Asset Management Specification Version 2.0』を参照してください。

下の表に、Rational Asset Manager で使用する OSLC ドメインと、それらのドメインのリソースで行うことができる操作を示します。
表 1. OSLC ドメインおよび操作
OSLC ドメインおよびバージョン 製品 選択 作成 プレビュー (コンパクト・レンダリング) バックリンク
変更管理 v1 および 2 IBM Rational Team Concert™ 互換およびサポート対象 互換およびサポート対象 互換およびサポート対象 互換およびサポート対象
IBM Rational Change 互換 互換 互換 互換
IBM Rational ClearQuest® 互換およびサポート対象 互換およびサポート対象 互換およびサポート対象 互換
品質管理 v1 および 2 IBM Rational Quality Manager 互換およびサポート対象 互換およびサポート対象 互換およびサポート対象 互換およびサポート対象
要求管理 v1 IBM Rational Requirements Composer 互換およびサポート対象 互換およびサポート対象 互換およびサポート対象 互換
IBM Rational DOORS® Web Access 互換およびサポート対象 互換およびサポート対象 互換およびサポート対象 互換
要求管理 v2 Rational Requirements Composer 互換およびサポート対象 互換およびサポート対象 互換およびサポート対象 互換
アーキテクチャーの管理 v2 IBM Rational Software Architect Design Manager 互換およびサポート対象 互換およびサポート対象 互換およびサポート対象 互換
IBM Rational Rhapsody® Design Manager 互換 互換 互換 互換
OSLC リンクの使用可能化については、『IBM Jazz™ サーバーをフレンド・サーバーとして追加』および『IBM Jazz サーバー上のワークアイテムの作成またはアセットからワークアイテムへのリンク』を参照してください。

以下のアセット管理ドメインの UI エレメントおよび操作は、Rational Asset Manager でサポートされており、使用できます。

OSLC と Rational Asset Manager REST API

Rational Asset Manager REST API は、アセットと成果物に操作を実行するために、OSLC アセット管理ドメインをサポートして拡張します。

アセット管理リソースでは、ソフトウェア・デリバリー・ライフサイクル用の再利用可能なソフトウェア・アセットを定義します。リソースは、各アセットや、そのアセットと他の共用リソース・タイプ (コミュニティー、カテゴリー、アセット・タイプ、および関係) との関係を表します。You can use the REST API to work with assets as transactions. You can also use asset definitions and asset search results with the set of HTTP-based REST interfaces by using the following resources:
  • GET、POST、PUT、および DELETE メソッド
  • HTTP 応答コード
  • MIME タイプの処理
  • リソース・フォーマット

これらのインターフェースについて詳しくは、Rational Asset Manager REST V2.0 API の資料を参照してください。

これらの API は変更される可能性があります。 ご使用のアプリケーションでより安定した API が必要な場合は、『OSLC APIs』を参照してください。

レポートについては、レポート URL を利用してアセット・データを検索することもできます。 詳しくは、『レポート URL』を参照してください。


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