Microsoft SQL Server で、IBM® Rational® Asset Manager のライフサイクル管理用データベースを手動で作成する手順を説明します。このデータベースは、
組み込みバージョンの IBM Rational Team Concert で使用されます。
始める前に
既存の Rational Team Concert サーバーを使用している場合は、既に Rational Team Concert にデータベースがあるため、このタスクをスキップできます。
SQL Server がインストール済みで、実行している必要があります。
手順
次のようにして、コマンド・ツール sqlcmd を使用して SQL Server データベースをセットアップします。
- コマンド行ツールを開始します。
コマンド・プロンプトで sqlcmd -U login_id -P password と入力します。
- Change and Configuration Management (CCM) データベースを作成します。
コマンド行ツールから、次のように入力します。
CREATE DATABASE ccmdb
GO
- CCM データベースの所有者を、Rational Asset Manager アセット管理データベースに使用するユーザーと同じユーザーに変更します。以下のサンプル・コマンドでは、データベース ccmdb の所有者として、ユーザー名 ramDBuser を割り当てます。
コマンド行ツールから、次のように入力します。
USE ccmdb;
exec sp_changedbowner 'ramDBuser'
GO
- CCM データベースの照合を変更します。 コマンド行ツールから、次のように入力します。
ALTER DATABASE ccmdb COLLATE Latin1_General_CP437_CS_AS
GO
- 上記の手順を繰り返して Jazz™ Team Server (JTS) データベース JTSDB を作成します。
次のタスク
WebSphere® Application
Server を使用している場合:
サーバー・セットアップ・アプリケーションをデプロイしていない場合は、サーバーまたはクラスターにデプロイします。デプロイするには、
サーバーへのデプロイ手順またはクラスターへのデプロイ手順を参照してください。
制約事項: アプリケーション・サーバーのクラスターを作成および使用するには、IBM WebSphere Application Server Network Deployment (ND) が必要です。これは、IBM Rational Asset Manager にバンドルされていません。
WebSphere Application Server クラスターへのインストールを行っており、Rational Team Concert をインストールする必要がある場合は、Rational Team Concert™ の単一のアプリケーション・サーバー・インスタンスを作成する必要もあります。
その後、サーバー・セットアップ・アプリケーションを使用して、ご使用のデータベースに接続するよう WebSphere Application Server を構成します。サーバー・セットアップ・アプリケーションをサーバーまたはクラスターにデプロイした場合は、サーバー・セットアップ・アプリケーションを使用したアプリケーション・ファイルのデプロイと構成を参照してください。
- Apache Tomcat を使用している場合:
- Apache Tomcat を構成し、Rational Asset Manager アプリケーション・ファイルをデプロイします。Tomcat 6 または 7 への Rational Asset Manager サーバー・アプリケーションのデプロイ を参照してください。