インストール・プログラムによって自動的に作成されたデフォルトの管理ユーザーのパスワードを再設定する必要があります。 会社のパスワード・ポリシーに応じて、このパスワードを定期的に再設定することが必要になる場合もあります。
ヒント: パスワードは、インストール・プログラムを実行したときに設定されたものです。Web アプリケーション・サーバーの管理タスクを実行する場合には、このパスワードの再設定は不要です。
このタスクについて
通常、Web コンソールをホストする組み込みの Web アプリケーション・サーバーは、最小限の管理で済みます。 製品インストールに付属のスクリプトを実行することで、Web コンソールの SSL 証明書を更新したりインポートしたりすることが必要になる場合もあります。 これらのスクリプトを実行する場合は、製品のインストール時にローカルで作成されたデフォルトの管理ユーザーのユーザー ID を指定する必要があります。 デフォルトの管理ユーザーは、データベース管理者など、製品で使用するその他の管理ユーザーとは別です。
手順
デフォルトの管理ユーザーのパスワードを再設定するには、次のようにします。
- Data Studio Web コンソールを停止します。
- Linux および UNIX の場合: インストール・ディレクトリーから、コマンド stop.sh を実行します。
- Windows の場合: 「スタート」メニューから、とクリックします。
- インストール・ディレクトリーからこのコマンドを実行して、新規パスワードを暗号化します。
- Linux および UNIX の場合: wlp/bin/securityUtility encode new_password
- Windows の場合: wlp/bin/securityUtility.bat
encode new_password
ここで、new_password は更新後のパスワードです。
暗号化されたパスワードが画面に表示されます。
- Config/dswebserver.properties ファイルを編集します。
admin.password フィールドの値を、暗号化されたパスワードに変更します。
- Data Studio Web コンソールを開始します。
- Linux および UNIX の場合: インストール・ディレクトリーから、コマンド start.sh を実行します。
- Windows の場合: 「スタート」メニューから、とクリックします。
タスクの結果
デフォルトの管理ユーザーのユーザー ID のパスワードが更新されます。