応答ファイルを使用した Data Studio Web コンソールのサイレント・インストールまたはサイレント・アップグレード

サイレント・インストールまたはサイレント・アップグレードは、インターフェースや入力を求めるプロンプトが表示されずに実行されます。サイレント・インストールおよびサイレント・アップグレードを採用すると、複数のコンピューター上にある製品のインストールまたはアップグレード処理を簡単に行うことができます。

始める前に

このタスクについて

Windows の場合、Data Studio Web コンソールのサイレント・インストールまたはサイレント・アップグレードを実行するには、次の例のような応答ファイルを使用します。
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# Installation parameters
#
IBM_IM.INSTALL_DIR = C:¥¥Program Files¥¥IBM¥¥Installation Manager¥¥eclipse
IBM_IM.SHARED_DIR = C:¥¥Program Files¥¥IBM¥¥IBMIMShared
PRODUCT.INSTALL_DIR = C:¥¥Program Files¥¥IBM¥¥DSWC4.1

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# Configuration parameters
#
WEB_CONSOLE.USER_NAME = admin
WEB_CONSOLE.USER_PASSWORD = password
WEB_CONSOLE.ENABLE_HTTP = TRUE
WEB_CONSOLE.HTTP_PORT = 11086
WEB_CONSOLE.ENABLE_HTTPS = FALSE
WEB_CONSOLE.HTTPS_PORT = 11087
WEB_CONSOLE.CONTROL_PORT = 11088
WEB_CONSOLE.STOP_SERVER = TRUE
Linux および UNIX の場合は、次の例のような応答ファイルを使用します。
#
# Installation parameters
#
IBM_IM.INSTALL_DIR = //opt//IBM//InstallationManager//eclipse
IBM_IM.SHARED_DIR = //opt//IBM//IBMIMShared
PRODUCT.INSTALL_DIR = //opt//IBM//DSWC4.1

#
# Configuration parameters
#
WEB_CONSOLE.USER_NAME = admin
WEB_CONSOLE.USER_PASSWORD = password
WEB_CONSOLE.ENABLE_HTTP = TRUE
WEB_CONSOLE.HTTP_PORT = 11086
WEB_CONSOLE.ENABLE_HTTPS = FALSE
WEB_CONSOLE.HTTPS_PORT = 11087
WEB_CONSOLE.CONTROL_PORT = 11088
WEB_CONSOLE.STOP_SERVER = TRUE
重要: PRODUCT.INSTALL_DIR パラメーターには、まだ存在していないディレクトリーを指定する必要があります。
応答ファイルの使用法の詳細については、『応答ファイル』を参照してください。

Data Studio Web コンソール をアップグレードするには、新しいバージョンの Data Studio Web コンソール を新しいディレクトリーにインストールしてから、構成ファイルを古いインスタンスから新しいインスタンスにコピーします。

手順

応答ファイルを使用して Data Studio Web コンソールのサイレント・インストールまたはサイレント・アップグレードを実行するには、次のようにします。

  1. インストーラーをサイレント・モードで実行します。 インストール・イメージを解凍したディレクトリーから次のコマンドを実行します。
    install_DSWC -silent -acceptLicense -input response_file -log log_file
    Data Studio Web コンソールがインストールされます。
  2. オプション: インストールの詳細については、以下のディレクトリーにあるインストール・ログ・ファイルを確認してください。
    • Linux および UNIX の場合:
      • DSWC_installation_dir/logs/
      • /var/ibm/InstallationManager/logs/
    • Windows の場合:
      • DSWC_installation_dir¥logs¥
      • C:¥ProgramData¥IBM¥Installation Manager¥logs¥
  3. Data Studio Web コンソール を構成します。
    • Data Studio Web コンソール の新しいインスタンスをインストールする場合は、Data Studio Web コンソール をインストールしたディレクトリーの bin サブディレクトリーから以下のコマンドを実行することによって、Data Studio Web コンソール 構成ツールをサイレント・モードで実行します。
      config_DSWC -silent -input response_file -log log_file
    • Data Studio Web コンソール をアップグレードする場合は、以下のステップを実行します。
      1. 古いバージョンの Data Studio Web コンソールOld_DSWC_installation_dir/Config ディレクトリーから新しいバージョンの製品の New_DSWC_installation_dir/Config ディレクトリーに、構成ファイルをコピーします。
      2. 古いバージョンのサーバーを停止します。
        • Linux および UNIX の場合: Old_DSWC_installation_dir/bin/stop.sh
        • Windows の場合: Old_DSWC_installation_dir¥bin¥stop.bat
      3. Windows 上で管理者ユーザーとして Data Studio Web コンソール をアップグレードする場合は、サービスとして Data Studio Web コンソール をインストールします: New_DSWC_installation_dir¥bin¥installservice.bat
  4. Data Studio Web コンソール がまだ実行されていない場合は、サーバーを始動します。
    • Linux および UNIX の場合: DSWC_installation_dir/bin/start.sh
    • Windows の非管理者ユーザーの場合: DSWC_installation_dir¥bin¥start.bat
    • Windows の管理者ユーザーの場合: DSWC_installation_dir¥bin¥startservice.bat

次のタスク

製品のインストール時に作成したデフォルト管理者ユーザーを使用して Web コンソールにログインします。

Data Studio Web コンソールをサイレントに構成解除するには、次のコマンドを使用します。
unconfig_DSWC -silent -input response_file -log log_file
Installation Manager がインストールされているディレクトリー内の IM_installation_dir/eclipse/tools ディレクトリーに移動して以下のコマンドを実行することによって、Data Studio Web コンソール をサイレント・アンインストールすることができます。
imcl -input DSWC_installation_dir/uninstall/uninstall.xml -log log_file

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