EXPLAIN スナップショットを使用して、複数のアクセス・プラン間の変化を検出して修正したり、複数のアクセス・プランを比較したりする場合は、その前に以下の前提条件を満たしていることを確認してください。
以下の状態が該当する場合は、変化を検出して修正する際に EXPLAIN スナップショットを使用します。
- アプリケーション内の SQL ステートメントの追加、削除、変更を行った後
- リリース・マイグレーション後か保守フィックスの適用後
- データベース構造や許可の変更後
- テスト・システムから実動システムへのアプリケーションのデプロイ後
また、以下の状態が該当する場合は、アクセス・プランを比較する際に EXPLAIN スナップショットを使用します。
- RUNSTATS ユーティリティーを実行した後
- ワークロード索引アドバイザーによって索引の推奨情報を生成した後
- 候補索引の仮想テスト後
- 候補索引を 2 回仮想的にテストした後
InfoSphere® Optim™ Query Workload Tuner の EXPLAIN スナップショット とは、特定の時点で収集された EXPLAIN 情報セットのことです。
- DB2® for z/OS® で SQL ステートメントを実行している場合:
- データ・ソース・エクスプローラーで、照会ワークロードのチューニング用に構成されており、IBM® InfoSphere Optim Query Workload Tuner のチューニング・フィーチャーすべてがアクティブになっている DB2 for z/OS サブシステムに接続します。
- 以下の表に対して以下の特権を持っている必要があります。
- DB2OSC.AOC_WAPC_SESSIONS 表、DB2OSC.AOC_WAPC_RS 表、および DB2OSC.AOC_WAPC_EX 表の SELECT、INSERT、UPDATE、および DELETE 特権
- 以下の表の SELECT 特権: DB2OSC.DSN_WCC_EV_HISTORY、DB2OSC.DSN_WCC_EP_HISTORY、DB2OSC.DSN_WCC_STMT_INSTS、DB2OSC.DSN_STATEMNT_TABLE、DB2OSC.DSN_WCC_STMT_RUNTM、および DB2OSC.DSN_WCC_STMT_TEXTS
- スキーマ DB2OSC の下の EXPLAIN 表 (PLAN_TABLE および DSN_STATEMNT_TABLE) の SELECT 特権
- DB2 for Linux, UNIX, and Windows で SQL ステートメントを実行している場合:
- データ・ソース・エクスプローラーで、照会ワークロードのチューニング用に構成されており、IBM InfoSphere Optim Query Workload Tuner のチューニング・フィーチャーすべてがアクティブになっている DB2 for Linux, UNIX, and Windows データベースに接続します。
DB2 のバージョンは、9.5.6 以降、9.7.2 以降、または 10 以降でなければなりません。
- 照会ワークロードをキャプチャーしたりチューニングしたりする権限か特権がなければなりません。