単一照会チューニング用の SQL ステートメントをキャプチャーできる場所

SQL ステートメントは、さまざまな場所からキャプチャーできます。

キャプチャーの共通の前提条件

キャプチャーする各場所について、以下の前提条件を満たしている必要があります。一部の場所では、追加の前提条件があります。

SQL ステートメントをキャプチャーできる場所

SQL エディターまたはルーチン・エディター
エディター内の任意の場所で右クリックして、「チューニングの開始」を選択します。
注: ルーチン・エディターからキャプチャーするステートメントにローカル変数が含まれている場合、ローカル変数はキャプチャー・プロセス中に型付きパラメーター・マーカーに変換されます。

DB2 for Linux, UNIX, and Windows バージョン 9.7.4 以降の場合: SQL ストアード・プロシージャーをルーチン・エディターで実行する場合、「実行」ウィンドウで、ストアード・プロシージャー内にあるステートメントのためのアクセス・プランに関する実際のランタイム情報を収集できます。 オプション「パフォーマンス情報をデータベースから収集」を選択してから、オプション「実際のアクセス・プラン情報をデータベースから収集」を選択します。 「プロファイル・データ」ビューで、CTRL キーを押しながらステートメントをクリックすることにより、チューニングするステートメントを選択します。 選択結果を右クリックして、「チューニングの開始」をクリックします。

データ・ソース・エクスプローラー
以下のオブジェクトのいずれかを右クリックして、「チューニングの開始」を選択します。
制約事項: DB2 for z/OS 上のこれらのソースからキャプチャーするには、システム・カタログの SELECT 特権を持っている必要があります。
  • パッケージ
  • SQL ストアード・プロシージャー
  • コンパイル済み SQL ステートメントを使用するトリガー、つまり、パッケージに関連付けられているトリガー
  • コンパイル済み SQL ステートメントを使用するユーザー定義関数、つまり、パッケージに関連付けられている UDF
  • ビュー
DB2® for Linux, UNIX, and Windows、DB2 for z/OS®、および他の場所

以下のソースから SQL ステートメントをキャプチャーするには、最初に以下の手順を実行して、ワークフロー・アシスタントを開く必要があります。

  1. データ・ソース・エクスプローラーで接続を右クリックし、「接続」を選択してその接続を展開します。データ・サーバーを右クリックし、「分析とチューニング」 > 「チューニングの開始」を選択します。 「キャプチャー」セクションに、ワークフロー・アシスタントが開きます。
  2. 「キャプチャー」セクションの左側で、チューニングする SQL ステートメントの場所を選択します。
以下の場所からキャプチャーできます。
ステートメントの入力または貼り付け
「キャプチャー」セクションの左側で「入力テキスト」を選択します。
ファイル
「キャプチャー」セクションの左側で「ファイル」を選択します。
照会ワークロードを定義する XML ファイル
接続先のデータベースまたはサブシステムでチューニング・フィーチャーすべてがアクティブになっていなくても、照会ワークロードの定義内にある SQL ステートメントをチューニングできます。
InfoSphere® Optim™ Performance Manager リポジトリー
このソースからキャプチャーする場合の前提条件および説明については、InfoSphere Optim Performance Manager からのステートメントのキャプチャーを参照してください。
DB2 for z/OS 内のソース
  • カタログ・プランまたはパッケージ

    ステートメントを含むパッケージがバインドされるとき EXPLAIN が YES に設定されていた場合、それは実際のアクセス・プランに関する情報と共にキャプチャーされます。

  • DB2 Query Monitor for z/OS
  • DSN_FUNCTION_TABLE 表
  • DSN_STATEMNT_TABLE 表
  • PLAN_TABLE 表
  • QMF
  • QMF HPO
  • SQL ストアード・プロシージャー
  • ステートメント・キャッシュ

    ステートメント・キャッシュからキャプチャーしたステートメントを照会ワークロードとして保存する場合、既に実行されたステートメントのランタイム・アクセス・パス情報を保存できます。 照会ワークロードで初めてワークロード・アドバイザーを実行する際、それらのアドバイザーは推奨情報を生成するときにこのランタイム情報を使用できます。 照会ワークロードの 1 つの SQL ステートメントをチューニングするよう選択した場合、アドバイザーにそのステートメントのランタイム情報を使用させるのであれば、対象ステートメントを再び Explain しないでください。

  • ユーザー定義 SQL リポジトリー

これらのソースからキャプチャーするために必要な権限および特権については、DB2 for z/OS から SQL ステートメントをキャプチャーするのに必要な権限と特権を参照してください。

DB2 for Linux, UNIX, and Windows 内のソース
  • パッケージ・キャッシュ

    ステートメントを含むパッケージがバインドされるとき EXPLAIN が YES に設定されていた場合、それは実際のアクセス・プランに関する情報と共にキャプチャーされます。

    このタイプのソースから照会ワークロードを作成すると、指定のパッケージでキャプチャーされたステートメントのすべてのオカレンスが保存されます。 オプション「キャプチャーされたステートメントに関する EXPLAIN 情報を保存」を選択した場合、 ステートメントの各オカレンスに関する EXPLAIN 情報も保存されます。

  • パッケージ

    ステートメントを含むパッケージがバインドされるとき EXPLAIN が YES に設定されていた場合、それは実際のアクセス・プランに関する情報と共にキャプチャーされます。

    このタイプのソースから照会ワークロードを作成すると、指定のパッケージでキャプチャーされたステートメントのすべてのオカレンスが保存されます。 オプション「キャプチャーされたステートメントに関する EXPLAIN 情報を保存」を選択した場合、 ステートメントの各オカレンスに関する EXPLAIN 情報も保存されます。

  • Explain 表

    ステートメントの実際のアクセス・プランをキャプチャーした直後に、右クリックして「アクセス・プラン・グラフの表示」を選択することにより、それを表示できます。

    静的ステートメントの場合: キャプチャーされたステートメントが指定のパッケージで複数回発生する場合、このタイプのソースから照会ワークロードを作成すると、ステートメントの最後のオカレンスに関する EXPLAIN 情報だけが保存されます。 パッケージ名、パッケージ・スキーマ、セクション番号、ステートメント番号、ステートメント・テキストが等しい場合、 それらのステートメントは重複していると見なされます。 このオプションを選択しない場合でも、各ステートメントの最後のオカレンスだけが照会ワークロードに保存されます。

  • イベント・モニター表

    このタイプのソースからのキャプチャーには、まず ACTIVITIES イベント・モニターを作成して実行し、データベースでのランタイム・アクティビティーを収集することが必要です。 ステートメントの実際のアクセス・プランをキャプチャーした直後に、右クリックして「アクセス・プラン・グラフの表示」を選択することにより、それを表示できます。

    キャプチャーされたステートメントが指定のパッケージで複数回発生する場合、このタイプのソースから照会ワークロードを作成すると、ステートメントの最後のオカレンスに関する EXPLAIN 情報だけが保存されます。 複数のステートメントは、それらの実行可能 ID が等しい場合に、重複していると見なされます。 このオプションを選択しない場合でも、各ステートメントの最後のオカレンスだけが照会ワークロードに保存されます。

  • SQL ストアード・プロシージャー

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