1 つのコレクション内の同じパッケージの 2 種類のバージョンのアクセス・プランの比較

パッケージ・セットを再バインドするとアクセス・プランが変わるかどうかや、この種の変更によって SQL ステートメントの実行時間が長引くかどうかを調べることができます。

始める前に

パッケージを使用した比較に関する前提条件を満たしていることを確認してください。

このタスクについて

定期的にパッケージを再バインドしており、再バインドの前後のアクセス・プランの変化を知りたい場合は、この手順を使用してください。

手順

1 つのコレクション内にある同じパッケージの 2 種類のバージョンのアクセス・プランを比較するには、以下のようにします。

  1. EXPLAIN オプションを YES に設定して、分析する予定のパッケージをバインドします。
  2. EXPLAIN オプションを YES に設定して、同じパッケージの新しいバージョンを同じコレクション内でバインドします。
  3. 比較可能なワークロードを作成して、比較を実行します。 比較可能なワークロード とは、比較専用に作成するワークロードのことです。これは、元のコレクション内にあるパッケージと、新しいコレクション内にあるパッケージの両方を論理的にグループ化します。
    1. データ・ソース・エクスプローラーで、コレクションがある DB2® for z/OS® サブシステムに接続します。
    2. 接続を右クリックし、「分析とチューニング」 > 「チューニングの開始」を選択します。
    3. ワークフロー・アシスタントの左側にある「管理」タブをクリックして、「管理」セクションを開きます。
    4. 「ワークロードの管理」ページで、「比較用のワークロードの作成」アイコンをクリックします (ページの上部にある、「比較用のワークロードの作成」アイコン)。
    5. 「パッケージ内のアクセス・プランを比較するためのワークロードを作成」ウィザードのステップに従います。
  4. 「比較履歴」ページで、比較を選択して、「結果の検討」をクリックします。

タスクの結果

「パッケージ・サマリー別に比較結果を表示」ページが開きます。リストされたパッケージをダブルクリックして、個々のステートメントの比較を参照します。ステートメントをダブルクリックして、アクセス・プランへの変更の詳細を参照します。個々のステートメントの PLAN_TABLE ヒントを作成したり、SWITCH オプションで個々のパッケージを再バインドして、より優れた古い方のアクセス・プランを SQL ステートメントに使用させたりできます。

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