Data Studio Web コンソールのインストールまたはアップグレード、およびその後の構成のためのタスクの概要として、このロードマップを使用します。
始める前に
- ご使用のシステムが Data Studio Web コンソールのシステム要件を満たしている必要があります。
- Data Studio Web コンソールのインストール・イメージをインストール先コンピューターの一時ディレクトリーにダウンロードします。 次に、イメージ・ファイルの内容をディレクトリーに解凍します。 ダウンロード・イメージのリンクについては、IBM® Data Studio のリリース・ノートを参照してください。
- Data Studio Web コンソールをインストールする予定のディレクトリーに対する読み取りおよび書き込みの特権が必要です。
- Data Studioリリース・ノートを参照して、既知の問題や他のサポート情報を確認してください。
手順
Data Studio Web コンソールをインストールまたはアップグレードし、次いで構成するには、以下のようにします。
- Data Studio Web コンソール バージョン 3.2 以降からアップグレードする場合は、アップグレードの準備をするために以下のタスクを実行します。
- 現在実行しているバージョンを停止します。
- Data Studio Web コンソールを Windows サービスとして実行するように手動で構成した場合は、そのサービスをアンインストールします。
- ソフトウェアをインストールします。 Data Studio Web コンソールのインストールまたはアップグレードは、インストール・ウィザードの実行、またはサイレント・インストールにより実行できます。
- Data Studio Web コンソールを構成します。
Data Studio Web コンソールのインストール後は、Web コンソールにログインし、シングルユーザー・モードで製品にアクセスできます。
シングルユーザー・モードの場合、インストール時に作成したデフォルトの管理ユーザーは、製品のすべての機能にアクセスできます。
ヒント: Data Studio Web コンソールまたは Data Studio ヘルス・モニターの以前のバージョンからアップグレードした場合、ローカルまたはリポジトリー・データベースに保管されているデータベース接続、アラートの設定、およびユーザー認証の設定はそのまま保持されています。構成は、新規データベース接続を追加してそれに対してアラートを構成する場合、または Web コンソールのユーザーの許可要件を構成する場合にのみ必要です。
- オプション: マルチユーザー・モード用に Data Studio Web コンソールを構成
他のユーザーと共に製品を使用するには、リポジトリー・データベースを追加して製品をマルチユーザー・モード用に構成する必要があります。
次に、そのデータベースのユーザーとグループの認証を構成できます。 リポジトリー・データベースは、データベース接続、アラート、アラートの構成設定などの関連情報を格納する場合にも使用されます。
- データベース接続の追加またはインポート
Data Studio Web コンソールを使用してデータ・サーバー・データベースの正常性および可用性をモニターするためには、そのデータベースに接続している必要があります。 データベース接続を追加すると、そのデータベースは Data Studio Web コンソールの接続リストに追加され、Web コンソールにログインするすべてのユーザーが使用できるようになります。
- オプション: 特権の要件の構成
各データベースのアラートとジョブを個別に管理するために、ユーザーに対して必要な特権を構成できます。 この製品は、アラートやジョブ特権の構成を行わなくても、使い始めることができます。
- オプション: Data Studio Web コンソールのアラートを構成します。
データベース接続ごとに、アラートのタイプとしきい値を個別に構成できます。 アラートの構成を行わなくても、製品を使い始めることができます。
- オプション: Data Studio クライアントを、正常性のモニターおよびジョブ管理に Data Studio Web コンソールを使用するように構成します。
Data Studio Web コンソールを Data Studio クライアント・ワークベンチと統合して、アラート、アプリケーション、ユーティリティー、ストレージ、および他の関連情報を表示したり、データベースでジョブを作成したり管理したりできます。