runtimeGroupActivationCheckInterval プロパティー

pureQuery ランタイム・グループのアクティブ化を pureQuery® Runtime によって検査するまでの待機期間を指定します (分単位)。 実行時グループがアクティブ化されたことが pureQuery Runtime によって検出されると、pureQuery Runtime はその実行時グループ・バージョンから更新されたランタイム・プロパティーと pureQueryXML データを取得し、更新された情報を使用します。

runtimeGroupActivationCheckInterval プロパティーは、グローバル・プロパティーとして設定しなければなりません。 JVM で実行されるすべての pureQuery Runtime インスタンスに適用されるよう、このプロパティーを設定する必要があります。 このプロパティーの指定については、使用上の注意を参照してください。

以下のすべてが該当する場合に、pureQuery Runtime は runtimeGroupActivationCheckInterval プロパティーを使用します。
  • JVM 内で実行しているアプリケーションが pureQuery クライアント最適化に対応している。
  • pureQuery アプリケーションが、データベース内に作成されたリポジトリーにアクセスしている。 finalRepositoryProperties プロパティーで指定されるロケーションは、データベース内に作成されたリポジトリーになります。
  • アプリケーションの pureQuery ランタイム・プロパティー propertiesRefreshInterval の値が、負でない整数である。

このプロパティーには、以下の値を指定できます。

Positive-integer
pureQuery Runtime が実行時グループ・バージョンのアクティブ化を検査するまでに待機する時間 (分単位) を指定します。 このプロパティーのデフォルト値は 2 です。

リポジトリー内の実行時グループ・バージョンをアクティブ化すると、pureQuery Runtime は実行時グループ・バージョンの pureQuery 情報に対する更新を検査します。

実行時グループ・バージョンをアクティブにするには、ManageRepository ユーティリティー・オプション -activate runtimeGroup を使用するか、または IBM® Data Studio からアクティブにします。

注: 実行時グループの propertiesRefreshInterval プロパティーの値が負の整数の場合は、実行時グループのアクティブ化の検査が無効になります。 実行時グループ・バージョンがアクティブになっても、pureQuery Runtime はランタイム・プロパティーと pureQueryXML データをリフレッシュしません。
0 | negative-integer
runtimeGroupActivationCheckInterval の値を 0 か負の整数に設定すると、実行時グループ・バージョンのアクティブ化の検査は無効になります。

使用上の注意

このプロパティーは、グローバル・プロパティーとしてのみ指定できます。 このプロパティーを、アプリケーションやアプリケーション・データ・ソースの接続のプロパティーとして指定することはできません。 このプロパティーの値は、JVM 内で実行しているすべての pureQuery Runtime インスタンスに適用されます。 例えば、以下の方法でこのプロパティーを指定することができます。
  • Java™ コマンド行構文を使用して、JVM スタートアップの一部として指定する。 以下の Java コマンドは、Java アプリケーション mypdqapp を開始し、runtimeGroupActivationCheckInterval プロパティーの値を 7 に設定します。
     java -Dpdq.runtimeGroupActivationCheckInterval=7 mypdqapp
  • グローバル pureQuery ランタイム・プロパティー・ファイル内に指定する。 ランタイム・プロパティー・ファイル内の以下の行は、4 分間隔で実行時グループのアクティブ化を検査することを指定します。
    pdq.runtimeGroupActivationCheckInterval=4
以下の方法でこのプロパティーを設定することはできません。
  • pdq.appwide.properties ファイルや pdq.name.properties ファイル内で指定する。
  • データ・ソースまたはドライバー・マネージャー接続の接続固有の URL プロパティー・ストリングの一部として渡す。
  • db2.jcc.pdqProperties プロパティーの一部として指定する。

pureQuery Runtime プロパティー runtimeGroupActivationCheckInterval および propertiesRefreshInterval は、ランタイム・グループ・バージョンの pureQuery 情報の自動リフレッシュを制御します。 propertiesRefreshInterval プロパティーを使用すると、ランタイム・グループ・バージョンの pureQuery 情報の更新を検査するための特定の間隔を指定できます。 実行時グループ・バージョンのアクティブ化時に行われる検査を含めて、実行時グループ・バージョンの pureQuery 情報に対する更新の検査をすべて無効にするように、propertiesRefreshInterval を設定することもできます。

単一の JVM 内で実行されている複数の pureQuery アプリケーションの自動リフレッシュを制御するには、runtimeGroupActivationCheckInterval プロパティーの値を設定して、リフレッシュ・アクティビティーの大部分を制御します。 特別なリフレッシュ要件がある特定のアプリケーションには、propertiesRefreshInterval の値を設定します。

pureQuery Runtime が pureQuery データを取得した後に、pureQuery は必要に応じてアプリケーション・サーバーのステートメント・キャッシュ内の SQL ステートメントを更新します。アプリケーション・サーバーのステートメント・キャッシュ の既存の SQL ステートメントは、安全性に問題がなければ再準備されます。通常は、キャッシュされたステートメントの状態と新たに作成されたステートメントの状態が同じである場合に、ステートメントを再準備できます。


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