J2C のインバウンド・プロセス

Java™ コネクター・ツールを使用する Java アプリケーションを作成し、インバウンド・トランザクションを使用するアプリケーションを作成できます。

インバウンド・プロセス

JCA 1.0 は非同期メッセージ・デリバリーやイベント通知など、EIS からアプリケーション・サーバーへのインバウンド・コミュニケーションのためのメカニズムは備えていませんでした。インバウンド・イベントのプロセスは、アダプターがイベント検知のためエンタープライズ・サーバーを指定された間隔でポーリングすることです。アダプターがイベントを検出した場合、そのイベント・データをビジネス・オブジェクトに変換してクライアント・アプリケーションに送信します。例えば、クライアント・アプリケーションは、エンタープライズ・サーバー上のデータへの変更を認識することが必要になる場合があります。エンタープライズ・サーバー上の該当するイベントを listen して、クライアント・アプリケーションに更新を通知する J2C Bean を生成することができます。この場合、Enterprise サーバーで相互作用が開始されます。

インバウンド・コミュニケーションへのサポートが JCA 1.5 から導入されました。Java EE アプリケーションと EIS 間の双方向コミュニケーションをサポートするトランザクション・インフローおよびメッセージ・インフローを含む、以下のシステム・レベルの規約が提供されています。

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