IMS™ Connect が RACF® 認証を実行するように構成されている場合、IMS TM リソース・アダプター バージョン 10 以降では、パスワード変更要求を Java アプリケーションから IMS Connect に発行することで、RACF パスワードを変更できます。
このタスクについて
Java アプリケーションからのメッセージに指定されているユーザー ID の RACF パスワードを変更するには、次のようにします。
手順
パスワード変更要求キーワード HWSPWCH を含むメッセージを次の形式で発行します。 HWSPWCH old-password/new-password/new-password
HWSPWCH キーワードは、メッセージのアプリケーション・データ・セクションの最初にある必要があり、その後に、1 つ以上のブランク・スペース、現行パスワード、スラッシュ 1 つ、新規パスワード、もう 1 つのスラッシュ、そして再度、新規パスワードという順番で続きます。
- キーワード HWSPWCH はすべて大文字にする必要があります。
- HWSPWCH と古いパスワードの間には、1 つ以上の空白文字を入れる必要があります。
- 古いパスワードは、そのユーザー ID に有効なパスワードである必要があります。
- すべてのパスワードは RACF 標準に従う必要があります。
パスワードの変更に成功したら、「HWSC0031I PASSWORD
CHANGE SUCCESSFUL」のメッセージが戻されます。操作が失敗すると、IMS TM リソース・アダプター はエラーを示す理由コードとともに例外 ICO0001E をスローします。