SIP サーブレットの作成

新規 SIP サーブレット・ウィザードを使用して、セッション確立プロトコル (SIP) サーブレットを作成します。 SIP サーブレットは Java ベースのアプリケーション・コンポーネントであり、SIP シグナリングを実行し、Java 対応の SIP アプリケーション・サーバーによって実行されます。

始める前に

SIP サーブレットを作成する前に、以下の操作を行う必要があります。
ヒント: SIP 設定ページ (「ウィンドウ」 > 「設定」 > 「SIP」) で「デプロイメント記述子を常に更新する」が選択されていることを確認し、Web デプロイメント記述子 (web.xml) がユーザーの作成した新規サーブレットで更新されるようにします。

手順

SIP サーブレットの作成手順は、次のとおりです。

  1. 「エンタープライズ・エクスプローラー」ビューで SIP サーブレットの追加先プロジェクトを右クリックしてから、「新規」 > 「その他」をクリックします。
  2. 「SIP」フォルダーを開き、「SIP サーブレット」をクリックしてから、「次へ」をクリックします。
  3. ウィザードの最初のページで、Java パッケージとクラス名を入力するか、既存のサーブレット・クラスまたは JSP を選択し、「次へ」をクリックします。通常、スーパークラスは javax.servlet.sip.SipServlet です。
  4. ウィザードの 2 番目のページで、説明、初期化パラメーター、および任意のサーブレット・マッピングなどのデプロイメント情報を入力します。
    SIP 1.0 用「SIP サーブレットの作成」ウィザードの 2 番目のページのスクリーン・ショット。
    SIP 1.1 サーブレットでは、このサーブレットをメイン・サーブレットとして選択できます。
    SIP 1.1 用「SIP サーブレットの作成」ウィザードの 2 番目のページのスクリーン・ショット。
    「次へ」をクリックします。
    ヒント: デプロイメント情報は、後からデプロイメント記述子エディターを使用して変更できます。
  5. 最後のウィザード・ページで、生成する修飾子、インターフェース、およびメソッド・スタブを指定し、「終了」をクリックします。
  6. Web デプロイメント記述子の更新を求めるプロンプトが出された際には、「はい」をクリックします。
    ヒント: 「いいえ」をクリックした場合、または「デプロイメント記述子を常に更新する」の設定をオフに切り替えた場合は、Web デプロイメント記述子 (web.xml) ファイルを後から更新できます。(sip.xml ファイルを右クリックし、「SIP 操作」 > 「web.xml の更新」をクリックします。)

タスクの結果

ウィザードにより、指定されたソース・フォルダー内に新規サーブレットが作成され、Java エディターで開かれます。

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