Faces Web ページへのデプロイ

Faces Web ページを使用して J2C Bean をデプロイすることができます。

始める前に

J2C アプリケーションを作成した後で、Faces Web ページを作成して、WebSphere® Application Server にそれをデプロイできます。
注: 製品のインストール時に任意指定の Faces サポート機能をインストールしている場合は、Faces Web ページを作成するオプションが使用できます。

開発プラットフォームに 組み込まれているテスト環境の 1 つを使用して、ご使用のアプリケーションをテストすることができます。 例えば、WebSphere Application Server V7.0、V8.0、V8.5 のテスト環境を組み込むことができます。WebSphere Application Server バージョン 6.1、6.0、および 5.1 などのレガシー・アプリケーション・サーバーのテスト環境はサポートされません。

ワークスペースの右上のタブに Web アイコン Web パースペクティブ・アイコン が表示されていない場合は、Web パースペクティブに切り替える必要があります。

手順

  1. 「ファイル」 > 「新規」 > 「その他」 > 「J2C」 > 「Web ページ、Web サービス、または J2C Bean からの EJB」を選択してウィザードを開きます。
    • ワークスペースに存在する J2C Bean の Faces Web ページを作成する場合は、以下のようにします。
      1. 「ファイル」 > 「新規」 > 「その他」 > 「J2C」 > 「Web ページ、Web サービス、または J2C Bean からの EJB」を選択し、「次へ」をクリックします。
      2. J2C Bean 選択ページで、「参照」をクリックして J2C Bean の位置を指定します。 J2C Bean の名前の最初の文字がわかっている場合は「エントリーの選択」フィールドにその文字を入力するか、または ? を入力してすべての J2C Bean のリストを参照します。 選択項目をハイライトし、「OK」をクリックします。
      3. 「次へ」をクリックします。
    • J2C Bean ウィザードの指示に最後まで従った後、「デプロイメント情報」ページで「Web ページ、Web サービス、または J2C Bean から EJB を作成」リソースを選択します。
  2. 「デプロイメント情報」ページで、「Java EE の作成」リソースを選択します。
  3. 「Java EE リソース・タイプ」で、「Faces JSP」を選択し、「次へ」をクリックします。
  4. 「JSP フォルダー」フィールドで、「参照」をクリックして、 既存の JSP フォルダーを選択するか、または「JSP フォルダー名」フィールドで 名前 (例えば、SampleJSP) を入力します。
  5. 「Faces ファイル名」フィールドで、Faces Web ページ・ファイルの名前を入れる。
  6. 拡張プロパティーを設定する場合は、「拡張」をクリックします。
    1. 「リソース参照」フィールドで、リソース参照名を指定します。 このリソース参照は、アプリケーションで使用される名前を、ランタイム・サーバーで指定される実際の JNDI リソース名にマッピングします。 リソース参照の作成は、アプリケーション・コードのサーバーへの依存度を低下させるため、接続管理で優先される方法です。 つまり、アプリケーションを実行するのに別のサーバーを使用したい場合、ご使用のアプリケーション・ソース・コードを変更する必要なく、新規サーバーにバインドする新規リソース参照を作成することができます。 リソース参照名を入れると、ウィザードは JNDI 名がサーバーに存在していることを確認します。
    2. 「JNDI ルックアップ名」フィールドで、JNDI ルックアップの正しい名前が表示されていることを確認します。表示されていない場合、または正しくない場合は、正しい JNDI ルックアップ名を入力します。
  7. 「デプロイメント情報」ページで「リソース・アダプターのデプロイメントの構成」を選択した場合、「次へ」をクリックして、RAR 設定の指定のページに進みます。 このオプションは EIS への接続が管理されていない場合にのみ使用できます。 接続が管理されている場合は、サーバーへの RAR デプロイメントが暗黙に仮定されています。
  8. 「デプロイメント情報」ページで「リソース・アダプターのデプロイメントの構成」を選択していない場合、「終了」をクリックする。
  9. Faces Web ページ・ファイルを作成すると、Page Designer の「設計」ページで新規 Faces Web ページが開かれます。 「設計」ページにない場合は、Faces Web ページが保存されているフォルダーを展開します。 新規 Faces Web ページを右クリックし、「アプリケーションから開く」をクリックして、「Page Designer」をクリックします。Faces Web ページが、エディターの「設計」ページで開きます。
  10. 「パレット」ビューが右側のパネルに表示されます。表示されない場合は、トップ・メニューで「ウィンドウ」>「ビューの表示」>「パレット」をクリックします。
  11. 次に、「パレット」「Faces コンポーネント」から、選択したコントロールを Faces ページにドラッグできます。また、作成した Java™ メソッドのいずれかを「ページ・データ」ビューからドラッグして、表示する入出力データを指定することができます。
  12. CTRL+S を押すか、またはツールバーで「ファイル」 > 「保存」をクリックして、Faces Web ページを保存します。
  13. サーバーで Faces Web ページをテストするには、「サーバー」タブを選択して「サーバー」ビューを開きます。 まだサーバーが稼働していない場合は、サーバーを始動してください。サーバーを始動するには、WebSphere Application Server V7.0 または V8.0 を右クリックして「開始」を選択します。
    制約事項: J2C アプリケーションは、WebSphere Application Server での稼働についてのみサポートされています。
  14. 「エンタープライズ・エクスプローラー」ビューで、作成した Faces Web ページを右クリックします。
  15. 「実行」>「サーバーで実行」を選択します。
  16. WebSphere Application Server v7 を選択して「終了」をクリックします。
  17. Web ブラウザーで Faces Web ページが開くので、データを入力してアプリケーションをテストできます。

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