Secure Sockets Layer (SSL) サポート

SSL は、IMS™ TM リソース・アダプター と IMS Connect 間の TCP/IP 接続を保護することにより、対話に対するセキュリティーを提供します。
インターネット経由の機密情報の転送は、SSL プロトコルによって保護されています。 SSL は、情報を以下の問題から保護します。

IMS TM リソース・アダプターは、TCP/IP ソケットを介して IMS Connect と通信できます。 IMS TM リソース・アダプターが TCP/IP を使用している場合には、2 つのエンティティー間の通信を保護するために SSL を使用できます。 IMS TM リソース・アダプターと IMS Connect が提供する SSL サポートは、公開鍵と秘密鍵の組み合わせ、および対称鍵暗号化スキームを使用して、クライアントおよびサーバーの認証、データ機密性、および保全性を実現しています。 SSL は、TCP/IP 通信プロトコルより上位の層で稼働するため、SSL 対応のサーバーは、SSL 対応のクライアントに対して自身の認証を行うことができます。また、この逆も可能です。

IMS TM リソース・アダプターと IMS Connect の間の SSL 接続では、IMS TM リソース・アダプターがクライアントと見なされ、IMS Connect がサーバーと見なされます。 認証が完了すると、サーバーおよびクライアントは、同じくデータ保全性を保持する暗号化 された接続を確立できます。

WebSphere® Application Server 環境で SSL をサポートするために、IMS TM リソース・アダプターは、IBM® によって実装された Java Secure Socket Extension (IBM JSSE) を使用します。 SSL ライブラリーは、WebSphere または Rational® の開発環境および WebSphere Application Server に組み込まれています。

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