このプロパティーは、コミット・モード 0 の対話に対して、IMS™ アプリケーションでの複数の ISRT および PURG 呼び出しを無視するかどうかを制御します。
IMS アプリケーションに複数の ISRT および PURG 呼び出しがある場合:
- クライアント・アプリケーションがコミット・モード 1 の対話を使用する場合、IMS は複数の出力セグメントを持つ 1 つの応答メッセージを送信します。
- クライアント・アプリケーションがコミット・モード 0 を使用する場合:
- ignorePURGCall プロパティーが false (デフォルト) に設定される場合、
IMS は、PURG 呼び出しごとに複数の出力応答メッセージを送信します。
クライアント・アプリケーションは最初の出力メッセージを受信し、
それ以外の出力メッセージはそのクライアントの非同期保留キューに残されます。このメッセージは、SYNC_RECEIVE_ASYNCOUTPUT_SINGLE_NOWAIT
SYNC_RECEIVE_ASYNCOUTPUT_SINGLE_WAIT、または SYNC_RECEIVE_CALLOUT 対話を使用して取り出せます。
- ignorePURGCall プロパティーが true に設定される場合、IMS アプリケーションでの複数の PURG 呼び出しは無視されます。
この出力は、複数のセグメントを持つ単一メッセージとして送り返されます。
ignorePURGCall フラグは、共有可能永続的ソケット接続におけるコミット・モード 0 の対話の、SYNC_SEND および SYNC_SEND_RECEIVE 対話に関して有効です。コミット・モード 1 の対話では、このフラグの値に関係なく、複数の PURG 呼び出しは常に無視されます。
ignorePURGCall フラグは、SYNC_END_CONVERSATION、SYNC_RECEIVE_ASYNCOUTPUT_SINGLE_NOWAIT または SYNC_RECEIVE_ASYNCOUTPUT_SINGLE_WAIT
対話、
または専用永続的ソケット接続の SYNC_SEND_RECEIVE 対話では無効になります。このような対話では、例外がスローされます。