XSL スタイルシートの実行時処理の速度を向上させるために、
XSL 1.0 または 2.0 スタイルシート文書をプリコンパイルして Java プロジェクトに統合することができます。
始める前に
- 生成されたファイルの出力先となる、Java 対応のプロジェクトが必要です。
- XSL スタイルシートを持つプロジェクトは、「XML 変換およびクエリー」プロジェクト・ファセットを含む必要があります。
ファセットを追加する手順は、次のとおりです。
- プロジェクトを右クリックして、を選択します。
- 「プロジェクト・ファセット」ページで、「XML 変換およびクエリー
」を選択します。
- 他のファセットが必要であるというメッセージが表示されたら、同様にそれらのファセットも選択します。
- 「OK」をクリックします。
このタスクについて
次の説明はリソース・パースペクティブを対象にしていますが、他のさまざまなパースペクティブでも使用できます。
XSL ファイルからコンパイル済み XSL ファイルを生成する手順は、次のとおりです。
手順
- プロジェクト・エクスプローラーで、XSL ファイルを右クリックします。
- をクリックします。 「XSLT のコンパイル」ウィザードが開始します。
- コンパイル済み XSL の生成用に、XSLT コンパイラー・オプションを設定します。
- リストから「XSLT 1.0 用の IBM プロセッサー」または「XSLT 2.0 用の IBM プロセッサー」を選んでプロセッサーを選択します。 選択したプロセッサーが、コンパイル済み XSL の出力のターゲット・プロジェクトでサポートされない場合、
「プロセッサー・サポートのターゲット・プロジェクトへの追加」をクリックしてサポートを追加できます。
- 対応するフィールドに、生成されたコンパイル済み XSL クラスのクラス名、パッケージ名、および出力コンテナーを入力します。
- プロジェクトの .classpath ファイルに出力フォルダーを追加するには、「プロジェクト・クラスパスへのプロジェクト・コンテナーの組み込み (Include project container in project classspath)」を選択し、次に「ターゲット・プロジェクト」フィールドでパス・プロジェクトを入力します。
- コンパイル済み XSL クラスを使用した文書変換を呼び出す際に使用できるメソッドを含んでいるユーティリティー Java クラスを追加するには、
「Java ユーティリティー・クラスの追加」を選択して、対応するフィールドに、ユーティリティー・クラスのソース・フォルダー、パッケージおよび名前を入力します。
タスクの結果
ウィザードで指定したロケーションに、コンパイル済みクラスと Java ファイルが生成されます。