システム要件

チューニング・サービスおよび web API を使用するには、使用する予定のシステムがすべて一定の技術要件を満たしていることを確認しておく 必要があります。
Data Studio クライアントのバージョン 4.1.1 をインストールする。
Data Studio は InfoSphere® Optim™ Query Workload Tuner の クライアントです。 このクライアントをインストールしたシステムから、z/OS® 上で 稼働している UNIX System Services ファイル・システム、 および z/VM® ゲストとして稼働している Linux サーバーに ファイルをアップロードできます。

InfoSphere Optim Query Workload Tuner バージョン 4.1.0.1 の システム要件については、www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27039783 を 参照してください。 この資料には、Data Studio クライアントを実行する 予定の Windows または Linux システムの要件がリストされています。 また、SQL ステートメントの実行対象となる DB2® サブシステムの要件もリストされています。

インストール手順については、www.ibm.com/support/knowledgecenter/SS7L9Q_4.1.0/com.ibm.datatools.qrytune.installconfig.doc/topics/ioqwt411_top.html を 参照してください。

チューニング・サービスを zLinux サーバー上にデプロイする予定の 場合は、z/VM ゲストとなる Linux サーバーを作成する。
このようなサーバーを作成する 手順については、「The Virtualization Cookbook for IBM® z/VM 6.3, RHEL 6.4, and SLES 11 SP3」(www.redbooks.ibm.com/abstracts/sg248147.html) を 参照してください。
チューニング・サービスと一緒に使用するためのサブシステムを構成する。
チューニング・サービスと一緒に使用するすべての サブシステムを、InfoSphere Optim Query Workload Tuner と 一緒に使用できるように構成する必要があります。 このチューニング・サービスには、いくつかの表が必要になります。 また、パッケージをバインドしたり、特権や権限を付与したりする必要もあります。 サブシステムを構成する 手順については、www.ibm.com/support/knowledgecenter/SS7L9Q_4.1.0/com.ibm.datatools.qrytune.installconfig.doc/topics/configdb2zos.html を 参照してください。 Data Studio クライアントを使用する構成手順と、JCL を使用する構成手順があります。
すべての web API を使用する予定の場合は、各サブシステムでチューニング・フィーチャーのフルセットをアクティブ化する。
InfoSphere Optim Query Workload Tuner の アクティブ・ライセンスがないサブシステムに対して SQL ステートメントを実行する場合は、2 つのチューニング・サービス・フィーチャーのみを使用できます。 そのフィーチャーとは以下のフィーチャーです。
  • 述部の統計を示すアノテーションを付けずに SQL ステートメントを読みやすくフォーマットする。
  • アクセス・プラン・グラフを生成する。
その他のチューニング・サービス・フィーチャーを使用する場合は、ライセンス・アクティベーション・キットを 使用して、InfoSphere Optim Query Workload Tuner の ライセンスをアクティブにする必要があります。 ライセンス・アクティベーション・キットを使用する インストール手順については、www.ibm.com/support/knowledgecenter/SS7L9Q_4.1.0/com.ibm.datatools.qrytune.installconfig.doc/topics/ioqwt411_top.html を 参照してください。
JCL を使用して web API を呼び出す予定の場合は、UNIX System Services (USS) を セットアップする。
web API は Java™ や Python などでコーディングされたアプリケーションを使用して 呼び出すことができますが、JCL ジョブ内で cURL を使用して web API を呼び出すこともできます。 この方式を使用する予定の場合は、以下の前提条件が満たされていることを確認してください。
  • ご使用の許可 IDUSS にアクセスできることを確認します。
  • USS では、環境パラメーター JAVA_HOME がインストール済みの JDK を指していることを 確認します。 さらに、環境パラメーター PATH$JAVA_HOME/bin および $JAVA_HOME/jre/bin を 指していることを確認します。
  • cURL が正しくセットアップされていることを確認します。 USS が実行されるサブシステムに APAR OA22944 が適用されていることを確認します。 また、PATH 環境変数が /usr/lpp/ported/bin を指していることを確認します。
  • FTP を使用してファイル utility.jar を USS で HFS ディレクトリーにアップロードします。 このファイルは、Data Studio クライアントの インストール・ディレクトリーの QueryTunerServerConfig¥tuning_service¥Sample_JCL フォルダーに入っています。

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