プロジェクトにファセットを追加すると、そのプロジェクトは特定のタスクを実行するか、特定の要件を満たすか、または特定の特性を持つように構成されます。例えば、EAR ファセットはデプロイメント記述子を追加し、プロジェクトのクラスパスをセットアップすることにより、プロジェクトをエンタープライズ・アプリケーションとして機能するようにセットアップします。
ファセットは Java EE プロジェクト、および Java EE プロジェクトに基づいた他のタイプのプロジェクト (エンタープライズ・アプリケーション・プロジェクト、Web プロジェクト、および EJB プロジェクトなど) に追加できます。ファセットを Java プロジェクトに追加できます。これは、プロジェクトのプロパティー・ページを選択し、を選択して行えます。通常、ファセットが使用可能なプロジェクトには、それが作成されるときに、少なくとも 1 つのファセットがあり、必要な場合には、さらにファセットを追加することもできます。例えば、新規 EJB プロジェクトには EJB モジュール・ファセットがあります。次に、EJBDoclet (XDoclet) ファセットのような他のファセットをこのプロジェクトに追加することができます。プロジェクトにファセットを追加するには、Java EE プロジェクトへのファセットの追加を参照してください。
前提条件として他のファセットを必要とするファセットもあります。同じプロジェクト内にともに存在できないファセットもあります。例えば、Web モジュール・ファセットを EJB プロジェクトに追加できないのは 、EJB プロジェクトには既に EJB モジュール・ファセットがあるからです。プロジェクトから削除できるファセットもあれば、できないファセットもあります。
ファセットには、バージョン番号もあります。ファセットの要件を満たしている限り、ファセットのバージョン番号を変更することができます。 ファセットのバージョン番号を変更するには、ファセットのバージョンの変更を参照してください。
プロジェクト・ファセット、.settings フォルダーおよびビルダーについて詳しくは、What is new in version 7.0 (Eclipse v3.2/WTP v1.5+) J2EE Projects: Project Facets, .settings folder and Builders を参照してください。