複数のユーザーが同じ EXPLAIN 表セットを使ってチューニングを行うようにするには、以下の方式の 1 つを使って共有を可能にする必要があります。
手順
以下の 4 つの方法のいずれかを選択して、EXPLAIN 表のセットの共有を有効にします。
- EXPLAIN 表のセットを指す別名を作成し、EXPLAIN 表に対する特権をその別名に付与します。その後、ユーザーには、サブシステムに接続する時にその別名をユーザー名として使用してもらいます。 この方式を使用する場合、別名は EXPLAIN 表の完全なセットを指している必要があります。EXPLAIN 表のサブセットのみに対して定義されている別名を使用することはできません。
- IBM® Data Studio クライアントでサブシステムに接続したら、現行 SQLID を EXPLAIN 表のスキーマに設定します。SQLID の新しい値は、サブシステムへの接続が切断されるまで、そのまま保持されます。
- データ・ソース・エクスプローラーで、接続を右クリックし、「接続」をクリックします。
- 接続を展開し、サブシステムを右クリックして、を選択します。
- 「デフォルト SQLID およびスキーマの変更」ウィンドウの「デフォルト SQLID」フィールドに EXPLAIN 表の修飾子を入力し、「OK」をクリックします。
- SQL をチューニングする目的で IBM Data Studio クライアントでサブシステムに接続する前に、グローバル設定に現行 SQLID を設定します。SQLID の新しい値は、変更されるまで、同一の Data Studio ワークスペースで行われるすべてのチューニングに有効です。
- IBM Data Studio クライアントで、を選択します。
- 「設定」ウィンドウで、を展開し、「EXPLAIN オプション」を選択します。
- 「DB2 for z/OS」セクションで、接続を選択します。
- 「CURRENT SQLID」フィールドに、使用する EXPLAIN 表のスキーマを入力します。
- 「適用」をクリックして、「OK」をクリックします。
- Query Tuner ワークフロー・アシスタントの「呼び出し」セクションで、チューニング・アクティビティーを選択する前に現行 SQLID を設定します。 SQL ステートメントまたは照会ワークロードの「呼び出し」セクションを開く手順については、以下の InfoSphere® Optim™ Query Workload Tuner の資料を参照してください。