WebSphere® JAX-RPC ランタイム環境を使用する Web サービスまたは Web サービス・クライアントを作成した場合、Web サービス・エディターを使用して Web サービスまたは Web サービス・クライアントのデプロイメント情報を編集できます。
このタスクについて
Web サービスまたは Web サービス・クライアントを IBM® WebSphere ランタイム環境を使用して
作成した場合は、プロジェクトにデプロイメント情報が生成されます。Web サービスの場合、
webservices.xml が生成されます。Web サービス・クライアントの場合は、
プロジェクトの J2EE レベルによって生成されるものが異なります。
- プロジェクトの J2EE レベルが 1.3 である場合は、webservicesclient.xml が
生成されます。
- プロジェクトの J2EE レベルが 1.4 である場合は、そのプロジェクトの既存のデプロイメント記述子が
変更されます。例えば Web プロジェクトの場合には、
Web サービス・クライアントのデプロイメント情報は web.xml に追加されます。
webservices.xml および webservicesclient.xml は、
それぞれ Web サービス・エディターと Web Services Client Editor によって
編集できます。バインディング・ファイル (ibm-webservices-bnd.xmi と ibm-webservicesclient-bnd.xmi) および拡張ファイル (ibm-webservices-ext.xmi と ibm-webservicesclient-ext.xmi) に
含まれる設定は、エディターで必要に応じて以下のページを選択することでも
編集できます。
- ibm-webservices-bnd.xmi:「バインディング」ページ、「Binding Configurations」ページ
- ibm-webservicesclient-bnd.xmi:「Web Services Client Binding」ページ、「Port Binding」ページ
- ibm-webservices-ext.xmi:「Security Extensions」ページ
- ibm-webservicesclient-ext.xmi:「Security Extensions」ページ
J2EE 1.4 プロジェクトの Web サービス・クライアントの場合は、
プロジェクトの既存デプロイメント記述子のエディターの、「参照」ページおよび「WS Handler」ページが
使用できます。拡張設定およびバインディング設定は、それぞれ「WS Extension」ページと
「WS Binding」ページを使用して編集できます。
webservices.xml ファイル
または webservicesclient.xml ファイルを編集する手順は、次のとおりです。
手順
- 「サービス」ビューでサービスまたはクライアントを右クリックしてから、
「表示」>「デプロイメント記述子」を選択します。
- 次のように、該当するタブを選択して編集します。
- サービスについては、次のタブから選択します。
- 「Web サービス」ページ
- 「Port Components」ページ
- 「Handlers」ページ
- セキュリティー: 「拡張」ページ
- バインディング:「バインディング」ページ、「Binding Configurations」ページ
- Web サービス・クライアント・デプロイメント記述子が web.xml ファイルを開きます。
ここから、以下にアクセスすることができます。
- WebSphere バインディング記述子 (ibm-web-bnd.xml)
- WebSphere 拡張機能記述子 (ibm-web-ext.xml)
- WebSphere プログラミング・モデル拡張機能記述子 (ibm-web-ext-pme.xml)
バインディングおよび拡張タブでの変更は、
バインディングおよび拡張 XMI ファイルに反映されます。
タスクの結果
注: Web サービス・エディターでは、この変更は検証されません。