WebSphere Optimized Local Adapters (WOLA)

WebSphere Optimized Local Adapters は、WebSphere Application Server for z/OS 上で実行されるアプリケーションと z/OS 上の従来の環境で実行されるアプリケーションのための、待ち時間の少ない最適化された双方向コネクターを提供します。

WebSphere Optimized Local Adapters (WOLA)

WebSphere Optimized Local Adapters は WebSphere Application Server V7.0.0.4 に追加されました。WebSphere Optimized Local Adapters を使用すると、z/OS 上の CICS、IMS、バッチ、および UNIX システム・サービスのアプリケーションは WebSphere Application Server z/OS で実行されているアプリケーションを呼び出すことができ、WebSphere Application Server z/OS のアプリケーションは z/OS 上のこれらの環境で実行されているアプリケーションを直接呼び出すことができます。WebSphere Optimized Local Adapters は双方向呼び出しをサポートし、さらに CICS および IMS との対話のために、セキュリティー資格情報とトランザクション・コンテキストの双方向の伝搬とアサーションをサポートします。

WebSphere Application Server から外部アプリケーションへのアウトバウンドの呼び出しをサポートするプログラミング・モデルは、J2EE コネクター・アーキテクチャー (J2C (または JCA)) です。 WebSphere Application Server z/OS アプリケーションへの呼び出しの場合、プログラミング・モデルはステートレス・セッション Java Bean で、 WebSphere Application Server 配布の ola_apis.jar という名前のファイルにある com.ibm.websphere.ola.ExecuteHome クラスおよび com.ibm.websphere.ola.Execute クラスで 定義および提供されている WebSphere Application Server z/OS インターフェースを使用して生成する必要があります。このファイルは、ワークベンチにもあります。

WebSphere Optimized Local Adapters をワークベンチで使用することにより、z/OS 上の外部アプリケーション環境 (バッチ、CICS、または IMS) から WebSphere Optimized Local Adapters を介して呼び出すことのできる Java Bean を生成できます。WebSphere Optimized Local Adapters を使用して z/OS 上の外部アプリケーションへのアウトバウンド・コールを実行するコードを生成することもできます。


フィードバック