DB2 for z/OS で実行する照会ワークロードのチューニング
IBM®InfoSphere®Optim™ Query Workload Tuner for DB2® for z/OS® には、照会ワークロードのパフォーマンスを改善するためのツールが提供されています。
照会ワークロードのチューニングが役立つシナリオのリストと、各シナリオで従う手順については、
照会ワークロードをチューニングするシナリオ
を参照してください。
チューニングの準備
照会ワークロードのチューニングを行う前に、ユーザーが適切な権限および特権を持っていること、使用するデータ・サーバー上でチューニング・フィーチャーすべてが活動化されていること、グローバル・デフォルト値が必要な値に設定されていること、およびその他の重要なデフォルト値が設定されていることを確認します。
DB2 for z/OS で実行する照会ワークロードを作成するための SQL ステートメントをキャプチャーできる場所
SQL ステートメントは、さまざまな場所からキャプチャーできます。
DB2 for z/OS で実行する照会ワークロードの作成の特殊なケース
以下の場所から照会ワークロードを作成する場合は、他の場所から照会ワークロードを作成するときは必要ない以下の前提条件の手順に従う必要があります。
推奨情報の生成とそれに基づく対応
ワークロード・アドバイザーは、いくつかのタイプの推奨情報を作成できます。
DB2 for z/OS で実行する照会ワークロード内のステートメントに関する EXPLAIN 情報の収集
1 つ以上のワークロード・アドバイザーを実行したり、レポートを生成したりしないで、照会ワークロードの EXPLAIN 情報を収集することができます。
DB2 for z/OS で実行される照会ワークロードに関する、推奨された索引およびユーザーが提案する索引の仮想的なテスト
推奨された索引およびユーザーが提案する索引を、最初に作成せずにテストすることができます。
SQL ステートメントのアクセラレーションを仮想でテスト
ワークロード・アナリティクス・アクセラレーション・アドバイザーの推奨項目に基づく仮想テストや、 アクセラレーターから削除できる表の判別に役立つ仮想テストを実行できます。
DB2 for z/OS で実行される照会ワークロードに対してワークロード索引アドバイザーを実行する前に、既存の索引を仮想的にドロップする
照会ワークロード内の SQL ステートメントのアクセス・プランに現在含まれる 1 つ以上の索引を仮想的にドロップした後に、索引の推奨情報を得ることができます。
レポートの生成
2 つのタイプのレポートを生成できます。
EXPLAIN 情報の統合
照会ワークロードの EXPLAIN 情報を統合して、その情報に必要なストレージの量を削減できます。
照会ワークロードの環境に関する IBM サポート用の情報の収集
照会ワークロードが実行される環境に関する詳細が記述されたファイルを IBM サポートに送信することができます。これらのファイルは、SQL ステートメントのチューニング中に発生する問題を IBM サポートがトラブルシューティングする際に役立ちます。
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