インバウンド・アプリケーションのセットアップ手順

IMS™ インバウンド・アプリケーションのサンプルを実行するには、次の手順に従います。

始める前に

  1. クリーンなワークスペースがあることを確認します。
  2. マシンに IMS Transaction Gateway をセットアップし、 サーバーにアクセスする必要があります。また、 IMS SYCALOUT.cpy プログラムを実行する IMS サーバーで、セットアップ作業を実行する必要もあります。これらの手順はここでは説明しません。 セットアップおよび IMS サーバーへの接続情報については、ご使用の IMS サーバーの管理者にお問い合わせください。

このタスクについて

サーバーを構成し、 以下のステップを実行してサンプルと関連付ける必要があります。

手順

  1. 「サーバー」ビューをクリックします。
    注: 「サーバー」ビューが表示されない場合は、「ウィンドウ」 > 「ビューの表示」 > 「サーバー」を選択して、「サーバー」ビューを開く必要があります。
  2. 「サーバー」ビューで「WebSphere® Application Server」を右クリックし、「開始」を選択します。
  3. サーバーが開始されたら、「WebSphere Application Server」を右クリックし、「管理」 > 「管理コンソールの実行」を選択します。ワークスペースの「エディター」領域に管理コンソールが表示されます。
  4. 「リソース」 > 「リソース・アダプター」 > 「リソース・アダプター」を選択します。
    リソース・アダプターの追加
  5. 「リソース・アダプター」ページで、「RAR のインストール」をクリックします。
    RAR のインストール
  6. 「リソース・アダプター」ページの「パス」フィールドで、「参照」をクリックして RAR ファイルを見つけます。このファイルは、RAD のインストール・ディレクトリーの<RAD install>/IBM/SDP/ResourceAdapters/ims<version> にあります。 「imsico<version>.rar」を選択して、「開く」をクリックします。
    RAR ファイルの参照
  7. 「RAR のインストール」ページで、「次へ」をクリックします。
  8. 「リソース・アダプター」ページで、このリソース・アダプター (IMS TM リソース・アダプター) に名前を付け、「OK」をクリックします。
  9. 「リソース・アダプター」ページで、「保存」をクリックします。
  10. 「リソース・アダプター」ページで、新規リソース・アダプター (IMS TM リソース・アダプター) をクリックします。 「IMS TM リソース・アダプター」ページの 「追加プロパティー」フィールドで、「J2C アクティベーション・スペック」をクリックします。
  11. 「J2C アクティベーション・スペック」ページで、「新規」をクリックします。
    • 「名前」フィールドで、アクティベーション・スペックの名前 (例えば J2C アクティベーション・スペックのカスタム・プロパティーである「IMSInbound」) を入力します。
    • 「JNDI 名」フィールドに JNDI 名 (例: IMSInbound) を入力し、「適用」
      JNDI 名
      をクリックします。
    .
  12. 「リソース・アダプター」ページで、「保存」をクリックします。
  13. 「J2C アクティベーション・スペック」ページで、アクティベーション・スペック・リソース (IMSInbound) をクリックします。
  14. 「J2C アクティベーション・スペック」ページの「追加プロパティー」フィールドで、 「J2C アクティベーション・スペックのカスタム・プロパティー」をクリックします。
    アクティベーション・スペックのカスタム・プロパティー
    カスタム・プロパティーを設定します (これらの値は IMS 管理者から入手してください)。
    1. 「dataStoreName」をクリックして、IMS データ・ストア名に値を指定します。 「適用」をクリックして、「リソース・アダプター」ページで「保存」をクリックします。
    2. 「hostName」をクリックして、ホスト名に値を指定します。 「適用」をクリックして、「リソース・アダプター」ページで「保存」をクリックします。
    3. 「portNumber」をクリックして、ポート番号に値を指定します。 「適用」をクリックして、「リソース・アダプター」ページで「保存」をクリックします。
    4. 「queueNames」をクリックして、queueNames に値を指定します。 「適用」をクリックして、「リソース・アダプター」ページで「保存」をクリックします。
  15. 「サーバー」ビューで「WebSphere Application Server」を右クリックし、「プロジェクトの追加および削除」を選択します。「IMSInboundEar」を選択して、「追加」をクリックします。「終了」をクリックします。これで、アプリケーションがサーバーに公開されました。

タスクの結果

IMS サーバーでイベントをトリガーする方法については、http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=81&uid=swg27014351 を参照してください。

次のタスク

イベントが IMS サーバーからトリガーされると、次の出力がコンソールに表示されます。
[2/17/09 13:52:11:787 EST] 00000015 SystemOut     O Synchronous callout request from IMS to WebSphere MDB
[2/17/09 13:52:11:787 EST] 00000015 SystemOut     O HELLO FROM IMS                                    
[2/17/09 13:52:11:787 EST] 00000015 SystemOut     O Synchronous callout response from WebSphere MDB to IMS

フィードバック