非 MDB アプリケーションからの非同期コールアウト要求メッセージの取得

保留キュー内のコールアウト要求を取得し、応答メッセージが予期される場合は、応答を適切な要求へ相関させるように、Java アプリケーションを変更する必要があります。

始める前に

前提条件: WebSphere® Application Server 管理者は、共有可能な接続ファクトリーを構成して、コールアウト要求の取得用に Java アプリケーションによって使用されるようにする必要があります。

このタスクについて

次のプロパティー値を設定するように、Java アプリケーションを変更します。

手順

  1. 代替クライアント ID を指定します。この値は、コールアウト要求がキューに入れられる OTMA 非同期保留キュー (tpipe) の名前です。 コールアウト Java アプリケーションが listen する tpipe は、受信するコールアウト要求用に予約される必要があります。OTMA 非同期保留キューの名前は、次のとおりです。
    • コールアウト要求が挿入される先の ALTPCB の名前、または
    • OTMA 宛先記述子で指定された tpipe の名前。
  2. interactionVerb プロパティーを SYNC_RECEIVE_CALLOUT に設定します (IMS™ Connect Resume Tpipe Single Wait 要求に相当)。
  3. 保留キューでコールアウト・メッセージを待機する実行タイムアウト値を指定します。
  4. セキュリティーを高めるために、IMS セキュリティーを構成している場合には、オプションで Java アプリケーションでユーザー ID を指定することもできます。これにより、許可されたユーザーしか非同期保留キューからコールアウト要求メッセージを検索できなくなります。 このユーザー ID は、アプリケーション、またはアプリケーションで使用される接続ファクトリーの connectionSpec オブジェクトで指定する必要があります。

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