古いフレームワーク、アーキテクチャー、または API を使用する既存のアプリケーションは、IMS™ TM リソース・アダプター バージョン 10 またはバージョン 11 を使用するために変更が必要なことがあります。
削除された機能とサポート
- Common Connector Framework (CCF) は、IMS TM リソース・アダプター バージョン 10 以降、サポートされていません。
CCF を使用するアプリケーションは、JCA 仕様にマイグレーションする必要があります。
- TransactionResourceRegistration プロパティーは、IMS TM リソース・アダプター接続ファクトリーのカスタム・プロパティーから削除されました。
このプロパティーは、JCA 1.0 ベースのリソース・アダプターの動的トランザクション参加をサポートしていました。
この機能が JCA 1.5 ベースのリソース・アダプターに取り込まれたため、TransactionResourceRegistration プロパティーは IMS TM リソース・アダプター バージョン 10 以降、不要になりました。
非管理接続を使用するアプリケーションや、
JCA 1.0 ベースの
IMS TM リソース・アダプターを使用して生成されたアプリケーションを、IMS TM リソース・アダプター バージョン 10
またはバージョン 11 で使用すると、問題が発生する可能性があります。
アプリケーションを変更して、このプロパティーを使用しないようにするか、IMS TM リソース・アダプター バージョン 9 を使用してください。
- WebSphere® Studio
Application Developer Integration Edition によって生成された MFS Web サービス・アプリケーションは、IMS TM リソース・アダプター バージョン
10 以降ではサポートされません。 MFSXMIRepositoryURI と MFSXMIRepositoryID の 2 つの IMS TM リソース・アダプター接続ファクトリー・カスタム・プロパティー は、IMS TM リソース・アダプター バージョン 10 以降、削除されました。
これらのアプリケーションでは引き続き、JCA 1.0 ベースの IMS TM リソース・アダプター バージョン 9 を使用してください。