チューニング・サービス

チューニング・サービスには、7 つの web API を持つ単一インターフェースが用意されています。 これらの API を使用すれば、単一 SQL ステートメントや、照会ワークロードとしてグループ化された SQL ステートメントをチューニングするときに 役立つ各種アクションを実行できます。

チューニング・サービスで受け入れられる入力データは JSON ストリングとしてフォーマットされて HTTP や HTTPS URL で渡されます。 チューニング・サービスでは、web API から返される出力データも JSON ストリングとしてフォーマットされて HTTP や HTTPS URL で渡されます。

チューニング・サービスは以下の場所で実行できます。

IBM® Data Studio クライアントのバージョン 4.1.1 がインストールされている サポート対象の Linux または Windows のシステム。
Data Studio クライアントの インストール手順については、www.ibm.com/support/knowledgecenter/SS7L9Q_4.1.1/com.ibm.datatools.qrytune.installconfig.doc/topics/ioqwt411_top.html を 参照してください。 この手順には、InfoSphere® Optim™ Query Workload Tuner の ライセンス・アクティベーション・キットのインストール方法に関する説明もあります。 このキットを使用すれば、接続された DB2® データベース/サブシステム上で フルセットのチューニング・フィーチャーをアクティブ化できます。

Data Studio クライアントが実行されていて、そのクライアントの内蔵 HTTP サーバーが稼働していなければなりません。 Data Studio クライアントのユーザー・インターフェースの上部近くにある次のアイコンを クリックすれば、内蔵 HTTP サーバーを始動したり停止したりできます:

内蔵 HTTP サーバーを始動および停止するためのアイコン

このアイコンの上にカーソルを移動すると、サーバーが要求を listen している HTTP ポート番号や HTTPS ポート番号がリストされたツールチップが表示されます。

z/VM® ゲストである Linux サーバー
この場所では、チューニング・サービスは OSGi ベースであり、Data Studio クライアントは不要です。

入力を JSON データとして正規化して、返された JSON データを解析できる、任意のスクリプトまたはプログラム言語を使用すれば、 要求を作成してチューニング・サービスに送信し、チューニング・サービスから出力を受け取ることができます。 作成されたスクリプトやアプリケーションは、必要な入力パラメーターから JSON 要求を作成し、 その要求を HTTP 要求または HTTPS 要求で送信した後に、HTTP 応答または HTTPS 応答で返される結果の JSON データを 受け入れることができなければなりません。

本書では、cURL を使用した例を紹介しています。 本書には、Java™ の例を使用するサンプル・プロジェクトが用意されています。


フィードバック