JAX-WS 対応の Web プロジェクトの作成

JAX-WS Web サービスを作成しようとする場合には、Web サービスの作成を開始する前に、Java™ バージョン 5 または 6 ファセットを含む Web プロジェクトが作成されていなければなりません。

始める前に

Web プロジェクトを作成する前に、JAX-WS 対応 WebSphere サーバーの作成の説明に従い、WebSphere サーバーを作成する必要があります。

このタスクについて

作成した WebSphere サーバーを指す Web プロジェクトを作成するには、以下のようにします。

手順

  1. Java EE パースペクティブで、エンタープライズ・アプリケーション・プロジェクトを右クリックし、「新規」 > 「Web プロジェクト」を選択し、「Web プロジェクト」ウィザードを開きます。
  2. 「名前」フィールドに、新し い Web プロジェクトの名前を入力します。
  3. 「プロジェクト・テンプレート」セクションで、使用する Web テンプレートのタイプを選択します。「シンプル」を選択して、シンプル Web プロジェクトを作成します。
  4. 「プログラミング・モデル」セクションで、使用するプログラミング・モデルを選択します。「Java EE プログラミング・モデル」を選択します。 「次へ」をクリックして、新規 Web プロジェクトを構成します。
  5. 「デプロイメント」ページの選択可能構成オプションのリストから「デプロイメント」をクリックして、「デプロイメント構成」ページを開きます。
    • 「ターゲット・ランタイム」は、ドロップダウン・ボックスから別のものを選択することによって変更できます。 「フィーチャーの変更」をクリックして、「プロジェクト・ファセット」ウィンドウを開きます。WebSphere Application Server v7.0 以上をターゲットにしている場合、デフォルト構成は JAX-WS Web サービス開発に適しています。Feature Pack for Web Services がインストールされている WebSphere Application Server v6.1 をターゲットにしている場合、以下のファセットを手動でプロジェクトに追加する必要があります。
      • WebSphere 6.1 Feature Pack for Web Services ファセット
      • Java ファセット V5.0
      • WebSphere Web (共存) バージョン 6.1
      ヒント: 既存の Web プロジェクトがある場合、Web サービス・ウィザードを実行すると WebSphere 6.1 Feature Pack for Web Services ファセットが追加されます。しかし、Java ファセット V5.0 以降が使用可能になっていないと、ウィザードは、そのプロジェクトを JAX-WS Web サービスまたはクライアントの有効なプロジェクトとして認識しません。
    • 「WebSphere バインディングおよび拡張のサポートの追加」をクリックするか、このフィールドをクリアします。
    • 「Web モジュールのバージョン」フィールドで、使用する Web モジュール・バージョンを選択します。
    • EAR メンバーシップを追加する場合、「EAR メンバーシップ」フィールドで「EAR にプロジェクトを追加」をクリックします。Web プロジェクトを EAR ファイルに追加しない場合はこのフィールドをクリアします。「Add project to an EAR」が選択済みであることを 確認します。新規プロジェクト・ウィザードで EAR を生成します。
    • 「EAR プロジェクト名」フィールドに既存の EAR ファイルの名前が表示されます。 「参照」をクリックして、別の EAR ファイルを選択することができます。
    注: デプロイメント・オプションは、新規 Web プロジェクトで Java EE プログラミング・モデルを使用することを選択した場合のみ選択できます。
  6. 選択可能構成オプションのリストから「Java」をクリックして、「Java 構成」ページを開きます。
    • 「ビルド・パス上のソース・フォルダー」フィールドでデフォルトの src ディレクトリーを受け入れるか、「フォルダーの追加」「編集...」または「削除」をクリックして、ソース・ファイルのフォルダーを指定します。
    • 「デフォルト出力フォルダー:」フィールドで出力ファイルのフォルダーを指定するか、デフォルト値 (WebContent¥WEB-INF¥classes) を受け入れます。
  7. 選択可能構成オプションのリストから、「Web モジュール」をクリックします。 「Web モジュール構成」ページで、以下を行います。
    • 「コンテキスト・ルート」フィールドに Web プロジェクト・ルートの名前を入力するか、デフォルト (Web プロジェクトの名前) を受け入れます。
    • 「コンテンツ・ディレクトリー」フィールドにコンテンツ・ディレクトリーの名前を入力するか、デフォルト (WebContent) を受け入れます。
    • デプロイメント記述子を作成する場合は、「web.xml デプロイメント記述子の生成」を選択します。 デプロイメント記述子を後で Web モジュールに追加することもできます。
  8. プロジェクトをサーバーと関連付けるために、「サーバー」ビューで作成した WebSphere サーバーを右クリックし、「プロジェクトの追加および削除」をクリックします。 「使用可能プロジェクト」リストからサービスおよびクライアント・プロジェクトを選択し、 「追加」をクリックします。

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