コンポーネント管理 EIS サインオンの場合、アプリケーションは IMS™
Connect および IMS に
提供されるセキュリティー情報を管理します。
通常、アプリケーションは、EIS サインオンに使用されるセキュリティー情報を提供します。
コンポーネント管理 EIS サインオンをアプリケーションに指定するには、値
application をアプリケーションのデプロイメント記述子の
リソース参照にある <res-auth> 要素に入力します。
アプリケーション (コンポーネント) が、EIS サインオンに使用される
セキュリティー情報 (ユーザー ID、パスワード、およびオプション・グループ名) を指定します。
- アプリケーションが J2EE Connector Architecture の共通クライアント・
インターフェース (CCI) を使用する場合、次のメソッドを使用してコンポーネント管理
EIS サインオンを実行します。
- IMSConnectionSpec.setUserName()
- IMSConnectionSpec.setPassword()
- IMSConnectionSpec.setGroupName()
これらのメソッドは、セキュリティー情報を持つ IMSConnectionSpec オブジェクトを取り込みます。
IMS への通信を確立した後、アプリケーションは IMSConnectionSpec オブジェクトを、IMSConnectionFactory.getConnection メソッドのパラメーターとして渡します。IMS TM リソース・アダプター は、このセキュリティー情報を IMS Connect に渡して、IMS へのサインオン (認証と許可) に使用します。
- アプリケーションが Rational® または WebSphere® 開発環境で生成される場合、セキュリティー情報はアプリケーションの入力データとして渡されます。
セキュリティー情報を入力データとして渡す場合、IMSConnectionSpec クラスのプロパティーである userName、password、および groupName を公開する必要があります。
セキュリティー情報を指定する際にアプリケーションがどの方法も使用していない場合、WebSphere Application Server は J2C 接続ファクトリーのカスタム・プロパティーからセキュリティー情報を取得します。
ヒント: 接続ファクトリーのセットアップ時にコンポーネント管理 JAAS 別名を指定した場合、別名のユーザー ID とパスワードは、WebSphere Application Server の起動中に接続ファクトリーのカスタム・プロパティーの userName および password の値をオーバーライドします。