J2C アプリケーションを Web サービスとしてデプロイする

J2C アプリケーションを Web サービスとしてデプロイすることができます。

始める前に

J2C アプリケーションを作成した後で、J2C アプリケーションに Web サービスを作成することができます。

手順

  1. 「Web ページ、Web サービス、または J2C Bean からの EJB」ウィザードを開きます。
    • ワークスペースに存在する J2C Bean の Web サービスを作成する場合は、以下のようにします。
      1. 「ファイル」 > 「新規」 > 「その他」 > 「J2C」 > 「Web ページ、Web サービス、または J2C Bean からの EJB」を選択し、「次へ」をクリックします。
      2. J2C Bean 選択ページで、「参照」をクリックして J2C Bean の位置を指定します。 J2C Bean の名前の最初の文字がわかっている場合は「エントリーの選択」フィールドにその文字を入力するか、または ? を入力してすべての J2C Bean のリストを参照します。 選択項目をハイライトし、「OK」をクリックします。
        制約事項: IMS™ ファイル中の正しくない XML 文字:

        パフォーマンスを改善するために、IMS アプリケーションによって、文字列データ型の末尾スペースが置換されることがあります。 最も一般的な文字としては、x'3F'x'00' があります。これらの文字は、3270 デバイスに移動する場合や、MSC、ISC、またはその他の EBCDIC を介して ASCII アプリケーションに移動する場合には、まったく問題ありません。しかし、これらの文字は XML 仕様によると 無効になります。

        最も一般的な例は x'3F' で、この句は IMS にとっては特別な意味がありますが、XML に対しては問題の原因になります。ASCII では、x'3F' は疑問符 (?) に翻訳されます。疑問符は文字列の一部として適切に処理されないと UTF-8 では予約済み文字になります。 IMS/TM アダプターはこの文字を XML 区切り文字として扱い、実行時にエラーをレポートします。

        ファイルにこれらの正しくない文字が含まれていないことを確認してください。含まれていると、実行時にエラーが発生します。 この問題を解決するには、J2C Java™ Bean 実装コードを変更できます。ビジネス・メソッド内で、起動メソッドの呼び出し後に、変換プログラムを追加して、出力をクライアント・アプリケーションに戻す前に変換してください。以下に例を示します。
          ...   invoke(cs, is, input, output);
           //add your own conversion utility here
          output = convert(output);
          return output; 
      3. 「次へ」をクリックします。
    • J2C Bean ウィザードの指示に最後まで従った後、「デプロイメント情報」ページで「Web ページ、Web サービス、または J2C Bean から EJB を作成」を選択します。
  2. 「Java EE リソース・タイプ」フィールドで、「Web サービス」を選択し、「次へ」をクリックします。
  3. 「Web サービス・プロジェクト (Web Service Project)」フィールドで、J2C プロジェクトの正しい名前が表示されているかを確認します。 名前が表示されていない場合、または正しくない場合は、正しいプロジェクト名を入力してください。 新規プロジェクトにコードを生成したい場合は、「新規」をクリックします。
  4. 拡張プロパティーを設定する場合は、「拡張」をクリックします。
  5. 「リソース参照」フィールドで、リソース参照名を指定します。 このリソース参照は、アプリケーションで使用される名前を、ランタイム・サーバーで指定される実際の JNDI リソース名にマッピングします。 リソース参照の作成は、アプリケーション・コードのサーバーへの依存度を低下させるため、接続管理で優先される方法です。 つまり、アプリケーションを実行するのに別のサーバーを使用したい場合、ご使用のアプリケーション・ソース・コードを変更する必要なく、新規サーバーにバインドするリソース参照を作成することができます。 リソース参照名を入れると、ウィザードは JDNI 名がサーバーに存在していることを確認します。
  6. 「JNDI ルックアップ名」フィールドで、JNDI ルックアップの正しい名前が表示されていることを確認します。表示されていない場合、または正しくない場合は、正しい JNDI ルックアップ名を入力します。
  7. 「デプロイメント情報」ページで「リソース・アダプターのデプロイメントの構成」を 選択した場合、「次へ」をクリックして、RAR 設定ページに進みます。 このオプションは EIS への接続が完全に管理された状態でない場合にのみ使用できます。 接続が管理されている場合は、サーバーへの RAR デプロイメントが暗黙に仮定されています。
  8. 「デプロイメント情報」ページで「リソース・アダプターのデプロイメントの構成」を選択していない場合、「終了」をクリックする。
  9. Web サービスの作成についてさらに学習したい 場合は、『Web サービスの 資料』を参照してください。

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