HWSP1445E

接続に Secure Sockets Layer (SSL) を使用するよう指定してあって、ただし、 Java アプリケーションには非 SSL ポートを提供している場合、メッセージ HWSP1445E が IMS™ Connect で出されます。
Java アプリケーションで使用する接続ファクトリーを構成する場合は、 SSLEnabled プロパティーで、SSL を使用するかどうかを指定します。 SSL を使用する場合 (SSLEnabled=TRUE)、指定したポート番号が IMS Connect で SSL ポートとして構成されている必要があります。 Java アプリケーションに非 SSL ポートを指定すると、 アプリケーションの実行時に予期しない結果が発生します。
  • IMS TM リソース・アダプターは、次のような、通信エラーを示す例外をスローします。
    javax.resource.spi.CommException:
    ICO0003E:
    com.ibm.connector2.ims.ico.IMSTCPIPManagedConnection@56503fc6.connect()
    error.
    Failed to connect to host [CSDMEC13], port [9999].
    [java.net.SocketException:
    Connection reset by peer: socket closed]
  • 次の IMS Connect メッセージが z/OS® コンソールに 表示されます。
    HWSP1445E UNKNOWN EXIT NAME SPECIFIED IN MESSAGE PREFIX; MSGID=    
       /9  * !hR, M=SDRC

SSL 接続を確立する最初のステップでは、クライアント (IMS TM リソース・アダプター) がサーバー (IMS Connect) に「Hello」という SSL メッセージを送信する際に使用する、SSL ハンドシェーク・プロトコル を扱います。 このシナリオでは、IMS Connect は非 SSL ポートで着信メッセージを待っています。 IMS Connect は、ハンドシェーク・メッセージを受信すると、そのメッセージを、 接頭部として有効な出口名が付けられた OTMA メッセージと解釈し、メッセージ HWSP1445E を発行します。


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