E メール通知の送信者アドレスの設定

デフォルトでは、アラートまたはジョブに対して E メール通知を設定しておくと、Data Studio Web コンソールから From フィールドのアドレスで E メール・メッセージが送信されます。このアドレスは、Data Studio Web コンソールがインストールされたシステムのホスト名または IP アドレスから生成されます。 送信者アドレスを明示的に設定するには、dswebserver.properties ファイルを編集します。

このタスクについて

SMTP サーバーの構成によっては、E メール・メッセージの From フィールドに指定されたアドレスが、サーバーからメッセージを送信するための許可を受けなければならない場合があります。ご使用の SMTP サーバーにこのような要件があり、なおかつ Data Studio Web コンソール・サーバーが使用するアドレスを許可できない場合は、Data Studio Web コンソールが E メール・メッセージの From フィールドに指定するアドレスを明示的に設定します。

注: 「開く」 > 「製品のセットアップ」 > 「サービス」ページで行うユーザー認証の設定は、Data Studio Web コンソールが E メール・メッセージの From フィールドに使用するアドレスを決めるものではありません。

手順

  1. Data Studio Web コンソールを停止します。
    • Linux および UNIX の場合: インストール・ディレクトリーから、stop.sh コマンドを実行します。
    • Windows の場合: 「スタート」メニューから「すべてのプログラム」 > 「IBM Data Studio」 > 「IBM Data Studio Web コンソール V4.1」 > 「Web コンソール・サーバーの停止」をクリックします。
  2. Config/dswebserver.properties ファイルを編集します。 emailFrom フィールドの値を、アラート通知の送信元となる E メール・アドレスに変更します。emailFrom フィールドが存在しない場合は、このフィールドを追加します。 例えば、以下の行を dswebserver.properties ファイルに追加します。
    emailFrom=examplesender@exampledomain.com
  3. Data Studio Web コンソールを開始します。
    • Linux および UNIX の場合: インストール・ディレクトリーから、start.sh コマンドを実行します。
    • Windows の場合: 「スタート」メニューから「すべてのプログラム」 > 「IBM Data Studio」 > 「IBM Data Studio Web コンソール V4.1」 > 「Web コンソール・サーバーの開始」をクリックします。

タスクの結果

Data Studio Web コンソールによって、指定した E メール・アドレスからアラート通知が送信されるようになります。

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