ウィザードを使用して、
Java™ EE プロジェクトに EJB モジュールを作成できます。
手順
- Java EE パースペクティブで、あるいは「Web プロジェクト」を選択します。
「新規 EJB プロジェクト」あるいは「新規 Web プロジェクト」ウィザードが開きます。
- 「名前」フィールドに、プロジェクトの名前を入力します。
デフォルトの「プロジェクト・ロケーション」を変更するには、「参照」ボタンをクリックして、新規ロケーションを選択します。別のプロジェクトで既に使用されている、デフォルト以外のプロジェクト・ロケーションを指定すると、プロジェクトの作成は失敗します。
- 「ターゲット・ランタイム」ドロップダウン・リストで、開発のターゲットとするサーバーを選択します。
または、「新規」をクリックして、ターゲット・ランタイム環境を作成します。
ターゲット・ランタイムの選択は、それによってプロジェクトのクラスパス・エントリーが変更されるので、コンパイルおよびランタイムの設定に影響します。
EJB 3.1 プロジェクトを作成するには、WebSphere® Application Server V7.0、V8.0、または V8.5 を選択します。
注: ワークスペースに EAR プロジェクトが含まれる場合、ページ下部の「EAR メンバーシップ」フィールドにこの EAR の名前が表示される場合があります。ツールはデフォルトで既存の EAR を参照するからです。
この場合、「ターゲット・ランタイム」フィールドは無効になっています。その値は、デフォルトで表示される EAR のターゲット・ランタイムを反映するからです。
「EAR プロジェクト名」フィールドで別の既存の EAR を選択すると、ターゲット・ランタイムはリフレッシュされます。
「EAR プロジェクト名」フィールドに名前を入力して EAR を作成すると、「ターゲット・ランタイム」フィールドは有効になり、ターゲット・ランタイムを選択できます。
- オプション: 「構成」ドロップダウン・リストで、定義済みのプロジェクト構成を選択します。
- オプション: 特にエンティティー Bean を作成する場合に構成を変更します。構成の詳細を変更する場合は、「変更」をクリックします。
例えば EJB 3.1 プロジェクトに JPA エンティティーを作成する計画の場合、「Java パーシスタンス」を選択します。後で作成する EJB 3.1 プロジェクトでこの構成を参照できるように、
意味のある名前 (EJBDevelopmentWithJPA など) を付けてこの構成を保存します。
- オプション: 「EAR モジュールにプロジェクトを追加 (Add project to an EAR module)」をオンにして、
エンタープライズ・モジュール (EAR) プロジェクトに新規モジュールを追加します。 新規プロジェクト名を入力するか、「EAR プロジェクト名」組み合わせボックスのドロップダウン・リストから既存のエンタープライズ・モジュール・プロジェクトを選択します。
または、「新規」をクリックして、「新規 EAR モジュール・プロジェクト (New EAR module Project)」ウィザードを立ち上げます。
- 「ソース・フォルダー」フィールドにソース・ファイルのフォルダーを指定するか、デフォルト値を受け入れます。
- 「出力フォルダー:」フィールドに出力ファイルのフォルダーを指定するか、デフォルト値 (ejbModule) を受け入れます。
- オプション: 前のページで「EAR モジュールにプロジェクトを追加 (Add project to an EAR module)」を選択した場合は、EJB クライアント Jar を作成できます。
エンタープライズ Bean のクライアント・インターフェース・クラスを別個の EJB クライアント JAR ファイルに保持する場合は、「EJB クライアント JAR モジュールの作成 (Create an EJB Client JAR module)」を選択してクライアント・インターフェースおよびクラスを保持します。この EJB クライアント JAR ファイルは、
プロジェクト・ユーティリティー JAR ファイルとしてエンタープライズ・モジュールに追加されます。
「名前」フィールドおよび「クライアント JAR の URI」フィールドに値を指定するか、デフォルト設定を受け入れます。このオプションを選択すると、デプロイメント記述子はデフォルトで生成されます。
- オプション: デプロイメント記述子を作成する場合は、「デプロイメント記述子の生成」を選択します。ただし、
EJB 3.0 以上では、デプロイメント記述子の使用はオプションです。
デプロイメント記述子は、EJB プロジェクトに関連する情報を XML ファイルに保管し、
以下の 3 つの機能を果たします。
- モジュールの内容を宣言します。
- モジュール内の Bean の構造と外部依存関係を定義します。
- 実行時にエンタープライズ Bean を使用する方法を記述します。
デプロイメント記述子を後で EJB モジュールに追加することもできます。
『デプロイメント記述子の生成』を参照してください。
- 「終了」をクリックします。