DB2 for z/OS から SQL ステートメントをキャプチャーするために必要な権限および特権

DB2® for z/OS® のロケーションから SQL ステートメントをキャプチャーするには、許可 ID に以下の権限と特権が必要です。
カタログ・プラン、またはパッケージ
この場所からキャプチャーするには、使用する許可 ID が以下の前提条件を満たしている必要があります。
  • 以下の表に対する SELECT 特権
    • SYSIBM.SYSPACKAGE
    • SYSIBM.SYSPACKLIST
    • SYSIBM.SYSPLAN
    • SYSIBM.SYSSTMT
    • SYSIBM.SYSPACKSTMT
    • SYSIBM.SYSPACKDEP
    • SYSIBM.SYSPLANDEP
  • 以下のパッケージの EXECUTE 特権:
    • AOC5OADM
    • AOC5OEPK (DB2 for z/OS バージョン 9 および 10)
    • AOC5ONPT
    • AOC5OPKG
    • AOC5OFMJ (DB2 for z/OS バージョン 9)
    • AOC5OFMM (DB2 for z/OS バージョン 10)
    照会ワークロード・チューニングの場合、以下の追加パッケージの EXECUTE 特権が必要です。
    • AOC5OWCJ (DB2 for z/OS バージョン 10 CM8)
    • AOC5OWCK (DB2 for z/OS バージョン 10 CM9)
    • AOC5OWCM (DB2 for z/OS バージョン 10 NFM)
DB2 Query Monitor for z/OS
キャプチャーする SQL ステートメントが、DB2 Query Monitor for z/OS から、接続された DB2 サブシステムの DB2 表にオフロードされていることを確認します。DB2 Query Monitor for z/OS からのデータのオフロードについては、Loading Query Monitor data to DB2 を参照してください。

DB2 Query Monitor for z/OS の表がデフォルトの名前であることを確認します。

使用する許可 ID に、SYSIBM.SYSPACKSTMT 表および DB2 Query Monitor for z/OS 表に対する SELECT 特権が付与されていることを確認します。

以下のパッケージの EXECUTE 特権があることを確認します。
  • AOC5OADM
  • AOC5OEPK (DB2 for z/OS バージョン 9 および 10)
  • AOC5ONPT
  • AOC5OPKG
  • AOC5OFMJ (DB2 for z/OS バージョン 9)
  • AOC5OFMM (DB2 for z/OS バージョン 10)
DSN_FUNCTION_TABLE 表
この場所からキャプチャーするには、使用する許可 ID が以下の前提条件を満たしている必要があります。
  • 以下の表に対する SELECT 特権
    • DSN_FUNCTION_TABLE
    • SYSIBM.SYSPACKAGE
    • SYSIBM.SYSPACKLIST
    • SYSIBM.SYSPLAN
    • SYSIBM.SYSSTMT
    • SYSIBM.SYSPACKSTMT
  • 以下のパッケージの EXECUTE 特権:
    • AOC5OADM
    • AOC5OEPK (DB2 for z/OS バージョン 9 および 10)
    • AOC5ONPT
    • AOC5OPKG
    • AOC5OFMJ (DB2 for z/OS バージョン 9)
    • AOC5OFMM (DB2 for z/OS バージョン 10)
    照会ワークロード・チューニングの場合、以下の追加パッケージの EXECUTE 特権が必要です。
    • AOC5OWCJ (DB2 for z/OS バージョン 10 CM8)
    • AOC5OWCK (DB2 for z/OS バージョン 10 CM9)
    • AOC5OWCM (DB2 for z/OS バージョン 10 NFM)
DSN_STATEMNT_TABLE 表
この場所からキャプチャーするには、使用する許可 ID が以下の前提条件を満たしている必要があります。
  • 以下の表に対する SELECT 特権
    • DSN_STATEMNT_TABLE
    • SYSIBM.SYSPACKAGE
    • SYSIBM.SYSPACKLIST
    • SYSIBM.SYSPLAN
    • SYSIBM.SYSSTMT
    • SYSIBM.SYSPACKSTMT
  • 以下のパッケージの EXECUTE 特権:
    • AOC5OADM
    • AOC5OEPK (DB2 for z/OS バージョン 9 および 10)
    • AOC5ONPT
    • AOC5OPKG
    • AOC5OFMJ (DB2 for z/OS バージョン 9)
    • AOC5OFMM (DB2 for z/OS バージョン 10)
    照会ワークロード・チューニングの場合、以下の追加パッケージの EXECUTE 特権が必要です。
    • AOC5OWCJ (DB2 for z/OS バージョン 10 CM8)
    • AOC5OWCK (DB2 for z/OS バージョン 10 CM9)
    • AOC5OWCM (DB2 for z/OS バージョン 10 NFM)
PLAN_TABLE 表
この場所からキャプチャーするには、使用する許可 ID が以下の前提条件を満たしている必要があります。
  • 以下の表に対する SELECT 特権
    • PLAN_TABLE
    • SYSIBM.SYSPACKAGE
    • SYSIBM.SYSPACKLIST
    • SYSIBM.SYSPLAN
    • SYSIBM.SYSSTMT
    • SYSIBM.SYSPACKSTMT
  • 以下のパッケージの EXECUTE 特権:
    • AOC5OADM
    • AOC5OEPK (DB2 for z/OS バージョン 9 および 10)
    • AOC5ONPT
    • AOC5OPKG
    • AOC5OFMJ (DB2 for z/OS バージョン 9)
    • AOC5OFMM (DB2 for z/OS バージョン 10)
    照会ワークロード・チューニングの場合、以下の追加パッケージの EXECUTE 特権が必要です。
    • AOC5OWCJ (DB2 for z/OS バージョン 10 CM8)
    • AOC5OWCK (DB2 for z/OS バージョン 10 CM9)
    • AOC5OWCM (DB2 for z/OS バージョン 10 NFM)
QMF™
この場所からキャプチャーするには、使用する許可 ID が以下の前提条件を満たしている必要があります。
  • 以下の表に対する SELECT 特権
    • Q.OBJECT_DIRECTORY
    • Q.OBJECT_DATA
    • Q.OBJECT_REMARKS
  • 以下のパッケージの EXECUTE 特権:
    • AOC5OADM
    • AOC5OEPK (DB2 for z/OS バージョン 9 および 10)
    • AOC5ONPT
    • AOC5OPKG
    • AOC5OFMJ (DB2 for z/OS バージョン 9)
    • AOC5OFMM (DB2 for z/OS バージョン 10)
    照会ワークロード・チューニングの場合、以下の追加パッケージの EXECUTE 特権が必要です。
    • AOC5OWCJ (DB2 for z/OS バージョン 10 CM8)
    • AOC5OWCK (DB2 for z/OS バージョン 10 CM9)
    • AOC5OWCM (DB2 for z/OS バージョン 10 NFM)
  • Q.DSEQ_QMFOBJSL ビューに対する SELECT 特権 (SYSADM には必要ありません)
QMF HPO
この場所からキャプチャーするには、使用する許可 ID が以下の前提条件を満たしている必要があります。
  • 以下の表に対する SELECT 特権
    • Q.OBJ_ACTIVITY_DTL
    • Q.OBJ_ACTIVITY_SUMM
  • 以下のパッケージの EXECUTE 特権:
    • AOC5OADM
    • AOC5OEPK (DB2 for z/OS バージョン 9 および 10)
    • AOC5ONPT
    • AOC5OPKG
    • AOC5OFMJ (DB2 for z/OS バージョン 9)
    • AOC5OFMM (DB2 for z/OS バージョン 10)
    照会ワークロード・チューニングの場合、以下の追加パッケージの EXECUTE 特権が必要です。
    • AOC5OWCJ (DB2 for z/OS バージョン 10 CM8)
    • AOC5OWCK (DB2 for z/OS バージョン 10 CM9)
    • AOC5OWCM (DB2 for z/OS バージョン 10 NFM)
SQL ストアード・プロシージャー
このソースからキャプチャーするには、システム・カタログに対する SELECT 特権が必要です。
ステートメント・キャッシュ
この場所からキャプチャーするには、使用する許可 ID が以下の前提条件を満たしている必要があります。
  • EXPLAIN STMTCACHE ALL ステートメントの EXECUTE 特権 (動的であるか、SYSPROC.OPT_RUNSQL ストアード・プロシージャーを使用するかで異なります)
    • 動的: すべてのステートメントに対して EXPLAIN を実行するために SYSADM 権限が必要です。この権限がない場合、同じ許可 ID を持つステートメントにしか EXPLAIN を実行できません。
    • ストアード・プロシージャー: すべてのステートメントに対して EXPLAIN を実行する SYSPROC.OPT_RUNSQL ストアード・プロシージャーの EXECUTE 特権が必要です。
  • 以下のパッケージの EXECUTE 特権:
    • AOC5OADM
    • AOC5OEPK (DB2 for z/OS バージョン 9 および 10)
    • AOC5ONPT
    • AOC5OPKG
    • AOC5OFMJ (DB2 for z/OS バージョン 9)
    • AOC5OFMM (DB2 for z/OS バージョン 10)
    照会ワークロード・チューニングの場合、以下の追加パッケージの EXECUTE 特権が必要です。
    • AOC5OWCJ (DB2 for z/OS バージョン 10 CM8)
    • AOC5OWCK (DB2 for z/OS バージョン 10 CM9)
    • AOC5OWCM (DB2 for z/OS バージョン 10 NFM)
  • DSN_STATEMENT_CACHE_TABLE の所有権または owner.DSN_STATEMENT_CACHE_TABLE の別名の所有権、および表での SELECT、INSERT、DELETE 特権。
  • SYSPROC.DSNWZP に対する EXECUTE 特権。
  • ADMIN_COMMAND_DB2 または SYSPROC.DSNACCMD に対する EXECUTE 特権。
  • 許可 ID は、RACF® グループ DB2OSCA に関連付けられます。
ユーザー定義 SQL リポジトリー
指定した時間間隔内に実行された SQL ステートメントのパフォーマンスに関するランタイム・メトリックを収集できるアプリケーションがあります。これらのアプリケーションでは、ランタイム・メトリックおよび SQL ステートメントを DB2 for z/OS 表にオフロードできます。また、これらのアプリケーションでは、ある期間に実行された SQL ステートメントによって参照されたデータベース・オブジェクトに関する情報も収集したり、オフロードしたりできます。

このようなリポジトリーから SQL ステートメントをキャプチャーするには、必要な情報を格納する列を最初に指定する必要があります。必要な情報について、またこのようなステートメントのキャプチャーの例を確認するには、『Example of capturing SQL statements from a user-defined SQL repository』を参照してください。

IBM 以外の照会モニター・アプリケーションが作成した DB2 for z/OS 表からの SQL ステートメントを検索および選択できます。

表には、SQL ステートメントのテキスト、ランタイム・メトリック、およびそれらの SQL ステートメントが参照するオブジェクトに関する情報が格納されている必要があります。

SQL ステートメントのテキスト、ランタイム・メトリック、およびそれらの SQL ステートメントが参照するオブジェクトに関する情報が格納された表に対する SELECT 特権を持っていることを確認します。ランタイム・メトリックを格納する表と SQL テキストを格納する表を結合するビューがある場合、そのビューに対する SELECT 特権があることを確認します。

以下のパッケージの EXECUTE 特権があることを確認します。
  • AOC5OADM
  • AOC5OEPK (DB2 for z/OS バージョン 9 および 10)
  • AOC5ONPT
  • AOC5OPKG
  • AOC5OFMJ (DB2 for z/OS バージョン 9)
  • AOC5OFMM (DB2 for z/OS バージョン 10)

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