Query Tuner パッケージが欠落している

欠落している Query Tuner パッケージをバインドすることを求めるエラー・メッセージが表示される場合、以下の手順を実行します。

以下の手順を使用するには、IBM® Data Studio クライアントのバージョン 4.1.0.1 に 含まれている無償のチューニング・フィーチャーを使用する必要があります。

IBM Data Studio クライアントを使用して、欠落しているパッケージをバインドする場合:
  1. データ・ソース・エクスプローラーで、サブシステムに対する接続を展開します。
  2. サブシステムを右クリックし、「分析とチューニング」 > 「チューニング用に構成」 > 「拡張構成および特権管理」と選択します。
  3. 「Query Tuner」セクションで、「バインド」をクリックします。

JCL ジョブを実行して、欠落しているパッケージをバインドする場合:

  1. どのパッケージが欠落しているかを調べます。
    1. データ・ソース・エクスプローラーで、サブシステムに対する接続を展開します。
    2. サブシステムを右クリックし、「分析とチューニング」 > 「チューニング用に構成」 > 「拡張構成および特権管理」と選択します。
    3. 「詳細レポート」をクリックします。
  2. 実行しているバージョンの DB2® for z/OS® 用 JCL ジョブ・ファイルを見つけます。

    この JCL ファイルは、IBM Data Studio クライアントのインストール・ディレクトリーにあります。

    • IBM Data Studio クライアントを Windows システムに インストールした場合、JCL は installation_directory¥QueryTunerServerConfig¥ no_charge_features¥ZOS¥version_number_and_mode ディレクトリーにあります。
    • IBM Data Studio クライアントを Linux システムに インストールした場合、JCL は installation_directory/QueryTunerServerConfig/no_charge_features/ZOS/version_number_and_mode ディレクトリーに あります。
    表 1. バージョン 9.1、バージョン 10 (バージョン 8 からの移行モード)、バージョン 10 (バージョン 9.1 からの移行モード)、およびバージョン 10 新機能モードの DB2 for z/OS の JCL および DBRM
    サブフォルダーの名前 V9 V10CM8 V10CM9 V10
    ファイルのリスト JCL:
    AOCDDL9

    DBRMs:
    AOC5OADM
    AOC5OEPK
    AOC5OEXK
    AOC5OFMJ
    AOC5ONPT
    AOC5OPKG
    AOC5OSA
    JCL:
    AOCDDLX8

    DBRMs:
    AOC5OADM
    AOC5OEPL
    AOC5OEXJ
    AOC5OFMM
    AOC5ONPT
    AOC5OPKG
    AOC5OSA
    JCL:
    AOCDDLX9

    DBRMs:
    AOC5OADM
    AOC5OEPK
    AOC5OEXK
    AOC5OFMM
    AOC5ONPT
    AOC5OPKG
    AOC5OSA
    JCL:
    AOCDDL10

    DBRMs:
    AOC5OADM
    AOC5OEPK
    AOC5OEXM
    AOC5OFMM
    AOC5ONPT
    AOC5OPKG
    AOC5OSA
  3. 欠落しているパッケージに対応する JCL ジョブ・ファイルおよび DBRMS を、クライアントからサブシステムにアップロードします。 ジョブ・ファイルは ASCII フォーマットで、DBRMS はバイナリー・フォーマットでそれぞれアップロードします。
  4. サブシステム上で、対応する AOCDDL JCL ジョブ・ファイルをご使用の環境に合わせて変更した後、ジョブを実行依頼します。

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