ワークベンチでは、Web プロジェクトで疎結合のクラスパス Web ライブラリーがサポートされるようになりました。
このタスクについて
疎結合のクラスパス・サポートは、Web プロジェクトの WEB-INF/lib フォルダーに Eclipse Java™ 開発ツール・クラスパスの成果物を組み込めるようにするオプションのメカニズムです。
「デプロイメント・アセンブリー」ページを使用して従属関係を追加できますが、「Java ビルド」ページの下にある「ライブラリー」ページから Web ライブラリーを追加することもできます。
JAR ファイル、外部 JAR ファイル、ライブラリー、および変数を含めることができます。プロジェクト・バリデーターでは、疎結合のクラスパスの問題を検出して、それらを問題ビューで報告できるようになりました。
手順
- Web プロジェクトを右クリックして、を選択します。
- 「JAR の追加」を選択して、Web プロジェクトに追加する Jar を選択します。「OK」をクリックします。
- これらの JAR ファイルはビルド・パスにのみ追加され、コンポーネントとしてリンクされるため、この EAR/WAR をデプロイするか、この EAR/WAR をエクスポートする場合、これらの Jar ファイルは組み込まれません。その際、問題ビューには、「クラスパス・エントリー /AddJars/AddJars1.jar はエクスポートまたは公開されません。結果として、ランタイム ClassNotFoundExceptions となります。」という警告メッセージが表示されます。
- 警告メッセージを右クリックして、「クイック・フィックス」を選択します。以下のいずれかを行うことができます。
- 関連付けられたロー・クラスパスの項目を公開/エクスポート依存関係としてマークします。
- 関連付けられたロー・クラスパスの項目を潜在的な公開/エクスポート依存関係のセットから除外します。
- .classpath ファイルを確認すると、JAR ファイルが依存関係に組み込まれているか、依存関係から除外されています。
- Web プロジェクトを右クリックして、を選択し、Web ライブラリーの依存関係として組み込まれる Jar を確認します。 同様に、「追加」をクリックして JAR ファイルを Web ライブラリー依存関係として追加することができます。