「プロパティー」ビューでは、データベース・オブジェクトのプロパティーを変更してから、DDL スクリプトを生成し実行して、変更をデータベースに適用できます。
始める前に
データベース内のオブジェクトを変更するための適切な権限が必要です。また、データベースに接続されている必要があります。
このタスクについて
このタスクの手順では、DB2® for Linux, UNIX, and Windows データベース以外のデータベースを変更することを想定しています。
変更できるオブジェクトは一度に 1 つだけです。
オブジェクト変更時のデータ保存対応には制限があります。表を変更するときは、IBM® Data Studio によって、ALTER TABLE ステートメントを使用した変更が可能かどうかが判別されます。
ALTER TABLE ステートメントが要求された変更に対応できない場合は、変更された表が作成される前に、生成済み DDL に、元の表のバックアップを作成するためのコマンドが組み込まれます。バックアップが必要なときは、バックアップされたデータを変更された表にコピーするためのステートメントも作成されます。このステートメントは、既存のデータおよび表の変更の固有の要件に対応できるよう、必要に応じて変更できるテンプレートとして使用することが意図されています。
手順
- 「オブジェクト・リスト」またはデータ・ソース・エクスプローラーで、変更するオブジェクトを見つけます。
- オプション: このオブジェクトに対する変更が他のオブジェクトに影響するかどうかを判別するには、オブジェクトを右クリックしてから、「影響の分析」をクリックします。
- オブジェクトを右クリックしてから、「変更」をクリックします。
ヒント: または、オブジェクトを選択してから、「
プロパティー」ビューで

(
「編集」) アイコンをクリックします。
「プロパティー」ビューにオブジェクトが表示されます。
「オブジェクト・リスト」をサポートするデータベースの場合は、「オブジェクト・リスト」にもオブジェクトとそのアイコンが表示され、変更中であることが示されます。
- 「プロパティー」ビューのプロパティーのタブを使用して、オブジェクトの各種属性を変更します。
オブジェクトの属性の詳細については、『データ・オブジェクト・プロパティー』を参照してください。
- 属性の変更を完了したら、「DDL の生成」アイコンをクリックします。
正しく生成されたら、
(「変更の確認とデプロイ」) アイコンをクリックします。 「確認して配置 (Review and Deploy)」ダイアログが開き、生成された変更コマンドが表示されます。
- コマンドを「確認とデプロイ」ダイアログで確認してから、変更をデータベースにデプロイする方法を指定します。
ヒント: 生成されたコマンドは、SQL および XQuery エディターで変更してから実行することができます。ジョブ・マネージャーで、ジョブを作成し、生成されたコマンドを実行するタイミングをスケジュールすることもできます。
タスクの結果
生成されたコマンドがデータベースに対して実行され、
「プロパティー」ビューで加えた変更に従って、データベース・オブジェクトが変更されます。「
SQL 結果 (SQL Results)」ビューに結果が表示されます。この結果には、発生したエラーも含まれます。
次のタスク
このオブジェクトへの変更によって影響を受けたオブジェクトがあれば、そのオブジェクトを変更します。