IMS 接続ファクトリー・プロパティー
IMS™ TM リソース・アダプター
接続ファクトリーのプロパティーでは、ターゲットのエンタープライズ情報システムの特性が記述されます。
次のリストは、これらの接続プロパティーについて説明したものです。
クライアント ID (clientID)
このプロパティーの値を指定する必要があるのは、アプリケーション・コンポーネントがこの特定のクライアントの識別に IMS Connect への専用永続的ソケット接続を使用する場合です。
CM0 専用 (CM0Dedicated)
このオプションのプロパティーは、TCP/IP 接続のみに適用されます。 デフォルト値は
false
で、これは、接続ファクトリーがコミット・モード 0 の対話およびコミット・モード 1 の対話で使用できる共有可能永続的ソケット接続を生成することを示します。
データ・ストア名 (dataStoreName)
この必須の値は、ターゲットの IMS データ・ストアの名前です。
グループ名 (groupName)
このオプションの値は、デフォルトのユーザー名が使用された場合に、この接続ファクトリーが作成するすべての接続に使用する IMS のグループ名です。
ホスト名 (hostName)
ターゲットの IMS Connect が実行されているシステムの IP アドレスまたはホスト名を指定する必要があります。 この値は、ローカル・オプション接続では無視されます。
IMS Connect 名 (IMSConnectName)
ターゲットの IMS Connect のジョブ名 (HWD ID) は、ローカル・オプション接続では必須です。
パスワード (password)
このオプションの値は、デフォルトのユーザー名が使用された場合に、この接続ファクトリーが作成する接続に使用されるパスワードです。
ポート番号 (portNumber)
ターゲットの IMS Connect が TCP/IP 接続に使用するポート番号を指定する必要があります。 このプロパティーは、ローカル・オプション接続では無視されます。
SSL 使用可能 (SSLEnabled)
このオプションのプロパティーは、TCP/IP 接続のみに適用されます。 デフォルト値は
false
で、これは、
portNumber
プロパティーで指定されているポートとの接続に SSL ソケットが使用されることを示します。
SSL 暗号化タイプ (SSLEncryptionType)
このオプションのプロパティーは、TCP/IP 接続のみに適用され、SSL 暗号化タイプを指定します。
SSLEnabled
プロパティーは、
true
に設定する必要があります。
SSL 鍵ストア名 (SSLKeyStoreName)
このオプションのプロパティーは TCP/IP 接続のみに適用され、
SSLEnabled
プロパティーが
true
に設定されている場合にのみ適用されます。 この値には、鍵ストアの名前 (絶対ファイル・パスを含む) が含まれています。
SSL 鍵ストアのパスワード (SSLKeyStorePassword)
このオプションのプロパティーは、TCP/IP 接続のみに適用され、SSL 鍵ストアのパスワードを指定します。
SSLEnabled
プロパティーは、
true
に設定する必要があります。
SSL トラストストア名 (SSLTrustStoreName)
このオプションのプロパティーは TCP/IP 接続のみに適用され、
SSLEnabled
プロパティーが
true
に設定されている場合にのみ適用されます。 この値には、トラストストアの名前 (絶対ファイル・パスを含む) が含まれています。
SSL トラストストアのパスワード (SSLTrustStorePassword)
このオプションのプロパティーは、TCP/IP 接続のみに適用され、SSL トラストストアのパスワードを指定します。
SSLEnabled
プロパティーは、
true
に設定する必要があります。
トレース・レベル (traceLevel)
このオプションの値は、トレースされる情報のレベルです (V10.2 以前)。
ユーザー名 (userName)
このオプションの値は、アプリケーション・コンポーネントまたはコンテナーでユーザー名が指定されていなかった場合に、この接続ファクトリーが作成する接続に使用されるデフォルトのセキュリティー許可機能 (SAF) のユーザー名です。
関連情報
IMS TM リソース・アダプター・バージョン 11 Java API 仕様
IMS TM リソース・アダプター・バージョン 10 Java API 仕様
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