Visual Editor for Java について

Visual Editor for Java™ は、コード中心の Java エディターであり、グラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) を持つアプリケーションの設計を支援します。Visual Editor は、JavaBeans コンポーネント・モデルに基づいており、Standard Widget Toolkit (SWT)、Abstract Window Toolkit (AWT)、または Swing を使用するビジュアル構築をサポートします。

Visual Editor は .java ソース・ファイルを処理するために設計されているので、ソースの編集とビジュアル設計での処理を同時に行うことができます。 Visual Editor は、独自のパースペクティブを持っていません。Java パースペクティブで Visual Editor を使用する場合、Visual Editor for Java は、「タスク」ビュー、「コンソール」ビュー、および「アウトライン」ビューの位置に対して行われたカスタマイズを使用します。

Visual Editor for Java を使用するには、以下の手順で適切なオプション・コンポーネントをインストールしておく必要があります。
  1. インストール・マネージャーを開きます。
  2. 「変更」をクリックし、「次へ」をクリックします。
  3. 「パッケージの変更」ページでご使用の製品を選択し、「次へ」をクリックします。
  4. 「フィーチャー」リストから、「Java クライアント・アプリケーション・エディター」を選択し、「次へ」をクリックします。
    VE のインストール
  5. 「変更」をクリックします。

Visual Editor for Java を使用して、ウィザードを使用するビジュアル・クラスを作成することができます。次に、「設計」パレットから、ビジュアル・コンポーネントまたは Java Bean を使用してクラスを設計します。 このクラスは、実行可能アプリケーション (main メソッドを持つクラス) か、別のクラス内に組み込む予定の Java Bean になります。このクラスを Visual Editor for Java が Java Bean として使用するために、実装が必要なインターフェースはありません。唯一の要件は、Visual Editor がクラスのインスタンス化方法を認識しておくことだけです。 多くの場合、これは、クラスが public で、public ヌル・コンストラクターを持っている必要があるということを意味します。 java.awt.Dialog の (java.awt.Frame 引数コンストラクターを使用してインスタンス化された) サブクラスまたは SWT コントロールなど、Visual Editor for Java が認識している例外はいくつかありますが、ヌル・コンストラクターは抽象的にはなれず、また明示的、または暗黙的であってもかまいません。 その他のクラスでは、「Eclipse RCP」ビューまたはエディターのように、認識されてドロップされる、またはサブクラス化される可能性のあるものもあります。 Visual Editor は、Java Bean の初期状態のセットアップに使用される初期化メソッドを呼び出す、明示的なコンストラクターを追加します。


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