入力のために ConnectionSpec を公開し、入出力のために InteractionSpec およびプロパティーを公開する

入力のために InteractionSpec および ConnectionSpec プロパティーをデータとして公開して、 Java™ アプリケーションがプロパティー値を設定できるようにすることができます。例えば、ECIInteractionSpec の実行タイムアウト・プロパティーを公開して、ユーザー入力に基づいてタイムアウト値を設定することができます。

始める前に

通常、Java アプリケーションが入力として必要とするプロパティーのみを公開します。

手順

  1. Java メソッドの追加または編集ウィザードを起動します。
  2. 「追加...」または「編集...」をクリックして、新規メソッドを追加するか、既存のメソッドを編集します。
  3. ウィザードでナビゲートし、要約ページに移動します。
  4. 「Java メソッドの追加」ウィザードの要約ページで、「詳細を表示」を選択します。
  5. 「接続仕様」フィールドを展開します。

    接続仕様の公開

  6. 公開したいプロパティーを選択します。
  7. 変数をクリックして新しい値を入力すると、 変数名の値を変更できます。
  8. プロパティーを再配列するには、「上へ」 「上へ」ボタンおよび「下へ」 「下へ」ボタンボタンを使用します。
  9. 「終了」をクリックします。

以下に、整数 execTimeout を別の引数として取り込み、それを interactionSpec プロパティーで設定するように変更された、tader99 チュートリアルの getCustomer() メソッドを示します。変更された点は、太字でマークしています。 変更された生成コードはイタリックになっています。

/**
	 * @j2c.interactionSpec class="com.ibm.connector2.cics.ECIInteractionSpec"
	 * @j2c.interactionSpec-property name="functionName" value="TADERC99"
	 * @j2c.interactionSpec-property
	 *   name="executeTimeout"
	 *   argumentBinding="execTimeout"
	 * 
	 * @generated
	 */
	public sample.cics.data.CustomerInfo getCustomer(
			sample.cics.data.CustomerInfo arg,
			int execTimeout) throws javax.resource.ResourceException {
				ConnectionSpec cs = getConnectionSpec();
				InteractionSpec is = interactionSpec;
				if (is == null) {
					is = new com.ibm.connector2.cics.ECIInteractionSpec();
					((com.ibm.connector2.cics.ECIInteractionSpec) is).setFunctionName("TADERC99");
					((com.ibm.connector2.cics.ECIInteractionSpec) is).setExecuteTimeout(execTimeout);
				}
				sample.cics.data.CustomerInfo output = new sample.cics.data.CustomerInfo();
				invoke(cs, is, arg, output);
				return output;
			}

入力用に ConnectionSpec プロパティーを公開するには、代わりに @j2c.connectionSpec-property ドックレット・タグを使用します。


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