IMS 保留キューからのメッセージの取得の保護

ユーザー ID とパスワード情報を指定して、権限があるユーザーのみが IMS™ 保留キューから非同期出力メッセージまたはコールアウト要求メッセージを取得できるようにすることができます。

IMS TM リソース・アダプターの非同期出力プログラミング・モデルとコールアウト・プログラミング・モデルの両方を使用して、保留キューから非同期出力メッセージまたはコールアウト要求メッセージを取得することができます。 権限があるユーザーだけが保留キューから非同期出力メッセージやコールアウト要求を取得できるようにするため、SYNC_RECEIVE_ASYNCOUTPUT_SINGLE_NOWAIT または SYNC_RECEIVE_ASYNCOUTPUT_SINGLE_WAIT コマンド・メッセージに含まれる tpipe 名と一緒に、ユーザー ID を指定することができます。 保留キューからメッセージを取得する際、IMS OTMA によって許可が実行されます。

IMS Connect または IMS OTMA でセキュリティー検査が使用可能に設定されている場合、IMS 非同期保留キューから非同期出力メッセージまたはコールアウト要求メッセージを取得するには、SYNC_RECEIVE_ASYNCOUTPUT_SINGLE_NOWAIT または SYNC_RECEIVE_ASYNCOUTPUT_SINGLE_WAIT 要求に適切なユーザー ID を指定して IMS TM リソース・アダプターを構成する必要があります。 ユーザー ID とパスワード情報は、IMSConnectionSpec クラスに指定するか、IMSConnectionFactory またはアプリケーションのデプロイメント記述子で使用される認証別名で指定します。

OTMA セキュリティーについての詳細は、「IMS Version 11 Communications and Connections」の『Securing messages on the asynchronous hold queue』のトピックを参照してください。


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