PeopleSoft アダプター・サンプルのセットアップ手順

PeopleSoft サンプルを実行するには、以下の手順に従ってください。

このタスクについて

サンプルのインポート前:
  1. クリーンなワークスペースがあることを確認します。
  2. PeopleSoft サーバー管理者から次のファイルを入手する必要があります。
    • psjoa.jar
    • PSFTCI.jar
  3. このサンプルとともに提供されるカスタマー情報のテーブルを、 ご使用の PeopleSoft Enterprise システムにインストールします。
サンプルのインポート後:

サーバーを構成し、 以下のステップを実行してサンプルと関連付ける必要があります。

手順

  1. Java™ EE アイコン Java EE パースペクティブ がワークスペースの右上部のタブに表示されない場合、 Java EE パースペクティブに切り替える必要があります。 メニュー・バーから、「ウィンドウ」 > 「開く」 > 「パースペクティブ」 > 「その他」の順に選択する。
  2. 「パースペクティブの選択」ウィンドウが開きます。「Java EE」を選択す る。
  3. 「OK」をクリックします。Java EE パースペクティ ブが開きます。
  4. 必須のファイル依存関係を追加します。
    • psjoa.jar: ファイル・システムから CWYES_PeopleSoft コネクター・プロジェクトの connectorModule フォルダーに psjoa.jar をドラッグ・アンド・ドロップします。このファイルをクラスパスに追加します。この処理は、プロジェクトの「プロパティー」ビューで行うことができます。
    • PSFTCI.jar: ファイル・システムから CWYES_PeopleSoft コネクター・プロジェクトの connectorModule フォルダーに PSFTCI.jar をドラッグ・アンド・ドロップします。このファイルをクラスパスに追加します。この処理は、プロジェクトの「プロパティー」ビューで行うことができます。
  5. サンプルを PeopleSoft サーバーに関連付けるには、 Bean 実装クラスの接続情報を変更する必要があります。 Java エディターで CustomerInfoImpl.java を開き、コード内の次のセクションを変更して、PeopleSoft サーバー接続情報を使用するようにします。
    /**
     * @j2c.managedConnectionFactory class="com.ibm.j2ca.peoplesoft.PeopleSoftManagedConnectionFactory"
     * @j2c.managedConnectionFactory-property name="adapterID" value="001"
     * @j2c.managedConnectionFactory-property name="hostName" value="hostname"
     * @j2c.managedConnectionFactory-property name="password" value="password"
     * @j2c.managedConnectionFactory-property name="pingCompInterface" value="WBI_CUSTOMER_CI"
     * @j2c.managedConnectionFactory-property name="port" value="portnumber"
     * @j2c.managedConnectionFactory-property name="userName" value="userName"
     * @j2c.connectionSpec class="com.ibm.j2ca.peoplesoft.PeopleSoftConnectionSpec"
     * @generated
     */
    次のフィールドを変更する必要があります。
    • ホスト名: PeopleSoft Enterprise ホストの名前
    • ポート番号: PeopleSoft システムへのアクセスに使用するポート番号
    • ユーザー名: PeopleSoft システムへアクセスするための有効なユーザー名
    • パスワード: 上記のユーザーの有効なパスワード。このパスワードはプレーン・テキストで 保管されるため、サンプル用として一時的に使用するだけにしてください。 実動デプロイメントの場合、セキュリティー別名メカニズムを 使用する必要があります。
  6. アプリケーションのテスト:
    1. 「ファイル」 > 「新規」 > 「その他」 > 「J2C」 > 「J2C Java Bean からの Web ページ、Web サービス、または EJB」を選択します。 「次へ」をクリックします。
    2. J2C Java Bean 選択ページで、 「参照」をクリックします。
    3. 「J2C Bean の検索」ページで、上部の 1 行テキスト域に C と 入力すると、「一致する項目」フィールドに CustomerInfoImpl - customer が 表示されます。「CustomerInfoImpl - customer」を選択し、「OK」をクリックします。
    4. 「次へ」をクリックします。
    5. 「デプロイメント情報」ページで、「シンプル JSP」を選択し、「次へ」をクリックします。
    6. 「シンプルな JSP の作成」ページで「新規」をクリックして、Web プロジェクト・ウィザードを開始します。
    7. 「Web プロジェクト」ページで、「プロジェクト名」フィールドに名前 (例えば「TestWebProject」など) を入力します。選択されている ターゲット・ランタイムが「WebSphere Application Server v8.0 または 7.x」であることを確認します。「EAR にプロジェクトを追加」 を選択し、「終了」をクリックします。
    8. 「シンプルな JSP の作成」ページで、「JSP フォルダー」フィールドに名前 (例えば、SampleJSP) を入力し、「終了」をクリックします。
    9. 「TestWebProject」 > 「WebContent」 > 「SampleJSP」 > 「TestClient.jsp」を選択します。TestClient.jsp を右クリックして、「実行」 > 「サーバーで実行」を選択します。
    10. Web ブラウザーでアプリケーションがオープンします。次の値を「customerid」フィールドに入力して、「起動」をクリックします:
      • customerid: 123

タスクの結果

Web ブラウザーに出力が表示されます:
Peoplesoft サンプル出力

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