J2C アクティベーション・スペックの構成

メッセージ駆動型 Bean の IMS からのインバウンド・メッセージングを記述するように、J2C アクティベーション・スペックを構成する必要があります。

このタスクについて

J2C アクティベーション・スペックは、JCA 1.5 リソース・アダプターのインバウンド・メッセージング・サポートの構成の一部です。JCA 1.5 リソース・アダプターは、独自のメッセージ・リスナー・インターフェースを実装することにより、インバウンド・メッセージングをサポートします。メッセージ・リスナーは、リソース・アダプターがインバウンド・メッセージをメッセージ・エンドポイントと通信するために使用するインターフェースです。メッセージ駆動型 Bean は、メッセージ・エンドポイントで、リソース・アダプターによって提供されるメッセージ・リスナー・インターフェースの 1 つを実装します。

メッセージ駆動型 Bean が含まれているアプリケーションがデプロイされるとき、デプロイヤーは、メッセージ駆動型 Bean が実装したのと同じタイプのメッセージ・リスナーをサポートするリソース・アダプターを選択する必要があります。メッセージ駆動型 Bean のデプロイメントの一部として、デプロイヤーは、J2C アクティベーション・スペックで設定するプロパティーを指定するがあります。後から、アプリケーション開始中に、J2C アクティベーション・スペックのインスタンスが作成され、これらのプロパティーが、エンドポイントを活動化するように設定され、使用されます。

IMSActivationSpec クラスは、IMS™ TM リソース・アダプターでは J2C アクティベーション・スペックの実装です。WebSphere® Application Server でメッセージ駆動型 Bean をデプロイするときには、IMS TM リソース・アダプターを選択し、アクティベーション・スペックを構成するために、IMS からのインバウンド通信を記述する IMSActivationSpec プロパティーの値を指定する必要があります。


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