IBM WebSphere JAX-WS ランタイム環境の Web サービス・クライアント用の Ant プロパティー・ファイル

was_jaxws_client.properties ファイルは、IBM® WebSphere® JAX-WS ランタイム環境の Web サービス・クライアントを作成する際に Ant タスクにデータを渡すために使用されます。パラメーター・オプションを使用することができます。

必須パラメーター

ScenarioType
オプション: client
このパラメーターは、Ant タスクのシナリオ・タイプです。
InitialSelection
このパラメーターは、ワークスペースを基準とする入力 WSDL ファイルの相対 URI、または WSDL の絶対 URL です。

オプション・パラメーター

ListRuntimes
オプション: true false
値が true の場合、Ant タスクの実行時に、有効なランタイム・オプションのリストが表示されます。
ListServers
オプション: true false
値が true の場合、Ant タスクの実行時に、有効なサーバー・オプションのリストが表示されます。
Verbose
オプション: true false
値が true の場合、Ant タスクの実行時に通知メッセージとエラーが表示されます。
Client.RuntimeId
このパラメーターは、Web サービスのランタイム環境の ID です。JAX-WS Web サービスの場合、com.ibm.ast.ws.jaxws.WasWebServiceRT が唯一の有効な値です。このパラメーターは、変更することはできません。
Client.ServerId
このパラメーターは、ターゲット・サーバーの ID です。この値を自動的に設定するには、パラメーターを削除するかコメント化します。これにより Ant タスクで、プロジェクトのサーバー設定から正しい値が取得されます。
ClientProjectName
このパラメーターは、Web サービス・クライアントのプロジェクトのカスタム名です。デフォルトでは、プロジェクトの名前は、プロジェクトの作成元の WSDL ファイルの名前が付けられます。
ClientEarProjectName
このパラメーターは、Web サービス・クライアント EAR のプロジェクトのカスタム名です。デフォルトでは、プロジェクトの名前は、プロジェクトの作成元の WSDL ファイルの名前が付けられます。(このパラメーターは、サーバー・タイプに適用する場合にのみ設定します。)
ClientComponentType
オプション: template.jst.web template.jst.ejbtemplate.jst.appclient template.jst.utility
このパラメーターは、Web サービス・クライアントのタイプです。デフォルト値は、template.jst.web です。
CreateFoldersEnabled
オプション: true false
このパラメーターは、Ant タスクが必須のフォルダーを作成するかどうかを決定します。デフォルト値は、true です。
CheckoutFilesEnabled
オプション: true false
このパラメーターは、Ant タスクがプロンプトを出さずにリポジトリーからファイルをチェックアウトするかどうかを決定します。デフォルト値は、true です。
TargetPackage
Web サービス・クライアント・ウィザードでは、指定された WSDL からいくつもの Java™ ファイルが生成されます。デフォルトでは、WSDL ファイルで指定されている名前空間に基づいてパッケージ名が作成されます。このデフォルトの振る舞いをオーバーライドするために、独自のパッケージ名を指定することができます。
GenPortableClient
これを True に設定するこ とで、Web サービス・クライ アント・コードを、マシンの間または WebSphere Application Server のインスタンスの間で移動できます。 このオプ ションを選択した場合、 WSDL 文書と、この WSDL 文書が依存する、すべての XML スキーマおよび他の WSDL 文書は、WEB-INF/wsdl 下のク ライアント・プロジェクトにコピーされ、 このコピーを指す file:relativeURL は、JAX-WS サービス・クラスの静的初期化ブロック に注入されます。
JAXWSVersion
オプション: 2.0 2.1
WebSphere Application Server v7 サーバーがターゲットの場合、Ant タスクは JAX-WS 2.0 または 2.1 準拠のコードを生成できます。
AsyncOperation
オプション: true false
true に設定すると非同期クライアントが使用可能になります。Web サービスのメソッドごとに 2 つの追加メソッドが作成されます。それはポーリング・メソッドとコールバック・メソッドであり、クライアントが非同期で機能できるようにします。デフォルトは、false です。
PortToProxyMapping
デフォルトのプロキシー名を受け入れることも、ポートごとにプロキシー・クラス名を指定することもできます。構文は、「,」で区切られたポート名とプロキシー・クラス名の値ペアの形式になっています。例えば、Port1=ProxyClass1,Port2=ProxyClass2 というように指定します。
BindingFiles
JAX-WS または JAXB カスタム・バインディング・ファイルが作成されていて、それらがワークスペース内にある場合は、ファイルの場所を入力すると、それらを使用して Web サービスを作成できるようになります。
AddExtension
オプション: true false
一部の WSDL 文書を処理するために必要なベンダー拡張機能を許可するときにこのオプションを使用します。

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