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レッスン 1.1: EJB 3.0 プロジェクトの作成

このレッスンでは、ご使用の EJB セッション Bean を入れる EJB 3.0 プロジェクトを作成するための詳細なステップを取り上げます。
EJB 3.0 プロジェクトを作成するには、WebSphere® Application Server V7.0、V8.0、または V8.5、およびそのサーバー用に作成されたプロファイルが必要です。
EJB 3.0 カウンター・プロジェクトを作成するには、以下の手順を実行します。
  1. WebSphere Application Server V7.0、V8.0、または V8.5 のサーバー構成の作成
    1. 「ウィンドウ」 > 「ビューの表示」 > 「サーバー」と選択して、「サーバー」ビューを開きます。
    2. 「サーバー」ビューを右クリックして、「新規」 > 「サーバー」を選択して、新しい WebSphere Application Server を定義します。 「新規サーバー」ウィザードの指示に従います。その際、必ず WebSphere Application Server V7.0、V8.0、または V8.5 を選択するようにしてください。
  2. EJB 3.0 プロジェクトを作成します。
    1. ワークスペースの右上タブに Java™ EE アイコン J2EE パースペクティブ が表示されない場合は、Java EE パースペクティブに切り替える必要があります。メニュー・バーから、「ウィンドウ」「パースペクティブを開く」「その他」を選択します。 「パースペクティブの選択」ウィンドウが開きます。 「Java EE」を選択します。「OK」をクリックします。Java EE パースペクティブが開きます。
    2. Java EE パースペクティブで、「ファイル」 > 「新規」 > 「その他」 > 「EJB」 > 「EJB プロジェクト」を選択します。
    3. 「プロジェクト名」フィールドに EJBCounterSample と入力します。「EAR にプロジェクトを追加」を選択して、「次へ」をクリックします。 「Java」ページで、デフォルトを受け入れてから「次へ」をクリックします。
    4. 「EJB Module」ページで、「クライアント・インターフェースおよびクラスを保持するための EJB クライアント JAR モジュールを作成する」のチェックをはずし、「ejb-jar.xml デプロイメント記述子の生成: (Generate ejb-jar.xml deployment descriptor:)」を選択してから「終了」をクリックします。

      「EJB Module」ページ

  3. Java クラス、 @Stateless 注釈を次のようにして追加します。
    1. 「エンタープライズ・エクスプローラー」ビューで、EJBCounterSample プロジェクトを右クリックし、「新規」 > 「クラス」を選択します。
    2. デフォルトの「ソース・フォルダー」 (EJBCounterSample/ejbModule) を受け入れます。 「パッケージ」フィールドには com.ibm.example.websphere.ejb3sample.counter と入力し、 「名前」フィールドには StatelessCounterBean と入力します。
    3. 「終了」をクリックします。
    4. Java エディターに StatelessCounterBean クラスが開きます。 @Stateless を追加して、セッション Bean を生成するための EJB 3.0 注釈を追加します。
      @Stateless
注釈
    5. CTRL+S キーを押して保存すると、@Stateless 行の横にクイック・フィックス・アイコン クイック・フィックス・アイコン が表示されます。
    6. クイック・フィックス・アイコンを右クリックして、「クイック・フィックス」を選択します。
      クイック・フィックス
    7. 「Import 'Stateless' (javax.ejb)」を選択し、CTRL+S キーを押して保存します。
      「Import 'Stateless' (javax.ejb)」の追加
      必要な依存関係がソース・コードに自動的に追加されます。
      ヒント: クイック・フィックスを使用するためのショートカットは、@Sta と入力します。この場合、2 つのオプションがあり、 CTRL+Spacebar を押すか、単に「@Stateless - javax.ejb」を選択します。

      CTRL + Space のオプション

      必要な依存関係がソース・コードに自動的に追加されます。
これで、レッスン 1.2 の『StatelessCounterBean の必須クラスとインターフェースの作成』に移行できます。
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