Web サービスの開発およびデプロイのためのワークベンチの構成

Web サービスを開発するには、その前にサーバー・アダプターをインストールし、データ開発プロジェクトを作成し、サポートされているデータベースにそのプロジェクトを関連付ける必要があります。

このタスクについて

これらのタスクでは、サーバー・アダプターをインストールし、WebSphere Application Server Community Edition (WAS CE) バージョン 2.1.x に接続し、Web サービスを開発します。

WAS CE サーバー・アダプターのインストールに関する情報については、Installing the WASCE WTP Server Adapter を参照してください。

アダプター・ソフトウェアをインストールするようにワークベンチを構成する

このタスクについて

サーバー・アダプターをインストールする際に、ワークベンチはそのアダプターにとって必要なソフトウェアをチェックします。アダプター・ソフトウェアやアダプターに必要なソフトウェアをホストするリモート・ロケーションを指定して、ワークベンチを構成します。

手順

サーバー・アダプターにとって必要なソフトウェアをインストールするようにワークベンチを構成するには、以下のようにします。

  1. 「ウィンドウ」メニューから、「設定」をクリックします。 「設定」ダイアログが開きます。
  2. 「設定」で、「インストール/更新」 > 「使用可能なソフトウェア・サイト」にナビゲートして、使用可能なソフトウェア・サイトを表示します。
  3. 「追加」をクリックします。 「サイトの追加」が開きます。
  4. WAS CE 2.1.x 更新サイトの名前と、そのサイトの URL を入力して、「OK」をクリックします。
    • 「名前」: WAS CE 2.1.x
    • 「URL」: http://public.dhe.ibm.com/software/websphere/wasce/updates/
  5. インストール時間を短縮するには、ワークベンチが検索するサイトを、サーバー・アダプター・ソフトウェアのインストールに必要なサイトのみに限定します。
    1. 使用可能なソフトウェア・サイトのリストで、すべてのソフトウェア更新サイトを選択し、「使用不可にする」をクリックします。
    2. 以下の必須サイトを選択します。
      http://public.dhe.ibm.com/software/websphere/wasce/updates/
      http://download.eclipse.org/release/helios
      他のサイトも選択できますが、この 2 つの必須サイトは選択しなければなりません。

      Data Studio は、Helos サイトからの情報に基づいて、WAS CE サーバー・アダプター用のプラグインの従属関係を決定します。Data Studio は、この従属関係に基づいて、サーバー・アダプターにとって必要なプラグインをインストールします。

    3. 「OK」をクリックします。

タスクの結果

Web サービス用のサーバー・アダプターを追加するのに必要な更新サイトが使用可能になります。サーバー・アダプターのインストールに必要なサイトのみが検索可能になります。

次のタスク

インストール環境にサーバー・アダプターをインストールできます。『サーバー・アダプターをインストールする』を参照してください。

サーバー・アダプターをインストールする

このタスクについて

サーバー・アダプターのインストールに必要なプラグインが含まれるソフトウェア更新サイトの指定後に、サーバー・アダプターをインストールします。『アダプター・ソフトウェアをインストールするようにワークベンチを構成する』を参照してください。

手順

サーバー・アダプター・ソフトウェアをインストールするには、以下のようにします。

  1. 「ヘルプ」メニューから、「ヘルプ」 > 「新規ソフトウェアのインストール」をクリックします。

    「インストール」ウィザードが開きます。

  2. 「処理」で、サーバー・アダプターの更新サイトとして「WAS CE 2.1.x」を選択します。

    ソフトウェア・サイトの選択後に、更新サイト内の選択可能なソフトウェアがリストされます。

  3. WTP サーバー・アダプターのリストで、「WASCE 2.1 サーバー・アダプター」を選択し、「次へ」をクリックします。
  4. 「インストール」ウィザードのステップを完了して、サーバー・アダプターをインストールします。

    サーバーをインストールすると、ワークベンチを再始動する必要が生じる場合があります。

タスクの結果

ワークベンチの「サーバー」ビューで、WebSphere Application Server Community Edition のインストール済み環境に対する接続を作成できます。

データ開発プロジェクトを作成する

手順

データ開発プロジェクトを作成するには、以下のようにします。

データ開発プロジェクトを作成します。 データ・プロジェクト・エクスプローラーで右クリックして、「新規」 > 「データ開発プロジェクト」を選択して「新規データ開発プロジェクト」ウィザードを開きます。このウィザードで、使用するデータベースへの接続を指定します。

次のタスク

データ開発プロジェクトの作成後に、「サーバー」ビューを開いて、Web サーバー・インスタンスに接続するようにワークベンチを構成できます。

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