デフォルトでは、アラートまたはジョブに対して E メール通知を設定しておくと、Data Studio Web コンソールから From フィールドのアドレスで E メール・メッセージが送信されます。このアドレスは、Data Studio Web コンソールがインストールされたシステムのホスト名または IP アドレスから生成されます。
送信者アドレスを明示的に設定するには、dswebserver.properties ファイルを編集します。
このタスクについて
SMTP サーバーの構成によっては、E メール・メッセージの From フィールドに指定されたアドレスが、サーバーからメッセージを送信するための許可を受けなければならない場合があります。ご使用の SMTP サーバーにこのような要件があり、なおかつ Data Studio Web コンソール・サーバーが使用するアドレスを許可できない場合は、Data Studio Web コンソールが E メール・メッセージの From フィールドに指定するアドレスを明示的に設定します。
注: ページで行うユーザー認証の設定は、Data Studio Web コンソールが E メール・メッセージの From フィールドに使用するアドレスを決めるものではありません。
手順
- Data Studio Web コンソールを停止します。
- Linux および UNIX の場合: インストール・ディレクトリーから、stop.sh コマンドを実行します。
- Windows の場合: 「スタート」メニューからをクリックします。
- Config/dswebserver.properties ファイルを編集します。
emailFrom フィールドの値を、アラート通知の送信元となる E メール・アドレスに変更します。emailFrom フィールドが存在しない場合は、このフィールドを追加します。 例えば、以下の行を dswebserver.properties ファイルに追加します。
emailFrom=examplesender@exampledomain.com
- Data Studio Web コンソールを開始します。
- Linux および UNIX の場合: インストール・ディレクトリーから、start.sh コマンドを実行します。
- Windows の場合: 「スタート」メニューからをクリックします。
タスクの結果
Data Studio Web コンソールによって、指定した E メール・アドレスからアラート通知が送信されるようになります。