FillLayout (SWT) の使用

Visual Editor を使用すると、SWT FillLayout マネージャーを簡単に操作できます。

始める前に

FillLayout を操作するには、Shell、Composite、またはその他のコンテナーを持つ SWT ビジュアル・クラスを作成する必要があります。

このタスクについて

SWT FillLayout マネージャーは、単純にコンポーネントを順次レイアウトし、コンテナーのスペース全体を充てんします。コンポーネントは折り返されませんが、verticalScroll または horizontalScroll プロパティーが設定されていなければ、スペースに合わせてサイズ変更されます。

さらに、FillLayout には、マージン高さ、マージン幅、および、コンテナー内のコンポーネントの余白に影響する、余白プロパティーがあります。

また、垂直または水平のいずれかのタイプを設定して、コンポーネントを相互に関連してレイアウトする方法を指示できます。以下のイメージは、マージン高さ、マージン幅、および余白がそれぞれ 5 に設定された、水平 FillLayout を示しています。

FillLayout

FillLayout を操作する方法は、以下のとおりです。

手順

  1. Shell や Composite などの SWT コンテナーを選択します。
  2. 「プロパティー」ビューで、レイアウト・プロパティーを FillLayout に変更します。
  3. コンテナーを右マウス・ボタンでクリックし、ポップアップ・メニューで「レイアウトのカスタマイズ」を選択して、レイアウトのカスタマイズ・ウィンドウを開きます。
    塗りつぶすようレイアウトをカスタマイズ
  4. 必要に応じて、以下のプロパティーを設定します。
    • 余白 - コンポーネント間の距離を設定します。
    • マージン高さ - コンポーネントとコンテナーの内側の上端および下端との距離を設定します。
    • マージン幅 - コンポーネントとコンテナーの内側の左端および右端との距離を設定します。
  5. 「塗りつぶし方向」に以下のいずれかのオプションを選択します。
    • 水平方向 - 左から右の方向に設定します。
    • 垂直方向 - 上から下の方向に設定します。
  6. オプション: コンテナーにスクロール・バーを追加するには、「プロパティー」ビューで以下のいずれかのプロパティーに値を設定します。
    • horizontalScroll - コンテナーの下に、水平方向にスクロールするスクロール・バーを追加します。
    • verticalScroll - コンテナーの右側に、垂直方向にスクロールするスクロール・バーを追加します。
    「設計」ビューではスクロール・バーは機能しません。 スクロール・バーの機能方法を確認するには、ビジュアル・クラスを実行します。

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