「J2C Bean」ウィザードを使用して、既存または新規のプロジェクト中にインバウンド・アプリケーションのための J2C Bean を作成できます。
始める前に
重要: 複数のリソース・アダプターを同じランタイム・サーバーに独立型としてインストールしないでください。特に、同じ EIS タイプ用のリソース・アダプターの場合 (例えば CICS® ECI 8.0.0.0 と CICS ECI 8.0.0.1) は注意してください。独立型のリソース・アダプターはすべて同じクラス・ローダーを共有するため、両方をインストールすることはできません。
手順
- 「ファイル」 >
「新規」 >
「その他」 >
「J2C」の順に選択し、「次へ」をクリックします。
- 「リソース・アダプターの選択」ページで、使用したいリソース・アダプターのタイプを選択する。
インバウンド処理をサポートする使用可能なリソース・アダプター
- PeopleSoft: WebSphere® Application server for PeopleSoft の使用法に関する情報および構成の手順については、Adapter for Peoplesoft を参照してください。
- SAP: WebSphere Application server for SAP に関する情報および構成の手順については、Adapter for SAP を参照してください。
- Siebel: WebSphere Application server for Siebel に関する情報および構成の手順については、Adapter for Siebel を参照してください。
- JD Edwards: WebSphere Application server for JD Edwards に関する情報および構成の手順については、Adapter for JDEdwards を参照してください。
- Oracle: WebSphere Application server for Oracle に関する情報および構成の手順については、Adapter for Oracle を参照してください。
- 適切なリソース・アダプターを選択した後で、「次へ」をクリックする。
- 「コネクター・インポート」ページで、値が正しいことを確認してから「次へ」をクリックします。
- アダプター・スタイル・ページで、「インバウンド」を選択してから「次へ」をクリックします。
- 「ディスカバリー構成」ページでご使用のエンタープライズ情報システムの接続値を提供し、「次へ」をクリックします。
- 「オブジェクトのディスカバリーと選択」ページで、照会によって見つけたいオブジェクトを選択し、右矢印をクリックしてから「次へ」をクリックします。
- 「コンポジットのプロパティーの構成」ページで、オブジェクトに対して実行するアクションを選択してから「次へ」をクリックします。「追加」および「削除」を使用してリストから関数を追加または削除してください。
- 「J2C Bean の作成とデプロイメントの構成」ページでは、EJB ローカル・インターフェース、ヘルパー・クラス、セッション Bean およびメッセージ駆動型 Bean を作成してインバウンド・プロセスを収容することができます。EJB、セッション Bean およびメッセージ駆動型 Bean はすべて自動で作成されます。インバウンド・モデルの場合、MDB は外部 EIS メッセージを受信するように設計されています。ActivationSpec クラスはリソース・アダプターが EIS および MDB の間の接続を確立するのに必要な構成を表しています。EIS と、リソース・アダプターを使用している MDB との関係を作成および管理するために、リソース・アダプターは、デプロイされた MDB の ActivationSpec を使用します。
すべてのリソース・アダプターは、5 つのメソッドを含む javax.resource.spi.ResourceAdapter を実装する必要があります。アプリケーション・サーバーはこれらのメソッドにアクセスしてリソース・アダプターのライフ・サイクルを管理し、メッセージのエンドポイントがデプロイまたはアンデプロイされた時に通知を出します。特定の EIS メッセージを受信するには、受信側 (MDB) はメッセージ・リスナーを実装することによってそのメッセージをコンシュームする意思を示す必要があります。これらのオブジェクトを作成したなら、「終了」をクリックします。