SAP アダプターのインバウンド・サンプルのセットアップ手順

SAP アダプターのインバウンド・サンプルを実行するには、 以下の手順に従ってください。

このタスクについて

サンプルのインポート前:
  1. クリーンなワークスペースがあることを確認します。
  2. Windows アイコン
    SAP サーバーの管理者から以下のファイルを入手する必要があります。
    • sapjco.jar
    • librfr32.dll
    • sapjcorfc.dll
  3. Linux アイコン
    : SAP サーバーの管理者から以下のファイルを入手する必要があります。
    • sapjco.jar
    • librfccm.so
    • libsapjcorfc.so
  4. WebSphere® Application Server v7.0 または v8.0 がインストールされていることを確認します。「サーバー」ビューを選択して、サーバー・ランタイムがインストールされているかどうか調べます。 インストールされていない場合は、「サーバー」ビューで右クリックして、ウィザードに従ってサーバーをインストールします。
  5. すべての SAP 接続情報を SAP サーバーの管理者から入手します。
サンプルのインポート後:

以下のステップに 従って、SAP アダプターのインバウンド・サンプルを作成および実行します。

手順

  1. Java™ EE アイコン Java EE パースペクティブ がワークスペースの右上部のタブに表示されない場合、 Java EE パースペクティブに切り替える必要があります。 メニュー・バーから、「ウィンドウ」 > 「開く」 > 「パースペクティブ」 > 「その他」の順に選択する。
  2. 「パースペクティブの選択」ウィンドウが開きます。「Java EE」を選択す る。「OK」をクリックすると、Java EE パースペクティブが開きます。
  3. 必須のファイル依存関係を追加します。
    1. Windows アイコン
      :
      • sapjco.jar: SAP アプリケーションを ランタイム WebSphere Application Server で実行する場合は、 このファイルをコピーして、このサーバーの /lib ディレクトリーに貼り付けます。
      • sapjcorfc.dll: SAP アプリケーションを ランタイム WebSphere Application Server で実行する場合は、 このファイルをコピーして、このサーバーの /bin ディレクトリーに貼り付けます。
      • librfr32.dll: SAP アプリケーションを ランタイム WebSphere Application Server で実行する場合は、 このファイルをコピーして、このサーバーの /bin ディレクトリーに貼り付けます。
    2. Linux アイコン
      :
      これらのファイルが実行可能で、root ユーザーによって所有されていることを 確認します。
      • sapjco.jar: SAP アプリケーションをランタイム WebSphere Application Server で実行する場合は、このファイルをコピーして、このサーバーの <install_dir>¥lib ディレクトリーに貼り付けます。 このファイルは、 ランタイム WebSphere Application Server の <install_dir>¥java¥jre¥lib ディレクトリーにもコピーして貼り付けます。
      • librfccm.so: このファイルをコピーして、<install_dir>¥SDP75¥jdk¥jre¥lib¥i386 フォルダーに貼り付けます。/bin SAP アプリケーションを ランタイム WebSphere Application Server で実行する場合は、 このファイルをコピーして、このサーバーの <install_dir>¥lib ディレクトリーに貼り付けます。 このファイルは、ランタイム WebSphere Application Server の <install_dir>¥java¥jre¥bin ディレクトリーにもコピーして貼り付けます。 SAP アプリケーションを ランタイム WebSphere Application Server で実行する場合は、 このファイルをコピーして、このサーバーの <install_dir>¥bin ディレクトリーに貼り付けます。
      • libsapjcorfc.so: このファイルをコピーして、<install_dir>¥SDP75¥jdk¥jre¥lib¥i386 フォルダーに貼り付けます。SAP アプリケーションを ランタイム WebSphere Application Server で実行する場合、 このファイルをコピーして、このサーバーの <install_dir>¥lib ディレクトリーに貼り付けます。 このファイルは、ランタイム WebSphere Application Server の <install_dir>¥java¥jre¥bin ディレクトリーにもコピーして貼り付けます。 SAP アプリケーションを ランタイム WebSphere Application Server で実行する場合は、 このファイルをコピーして、このサーバーの <install_dir>¥bin ディレクトリーに貼り付けます。
      重要: Redhat5.0/4.0 上で実行する場合、オリジナルのインストール・ディスクから C++ 開発ツールをインストールする必要があります。
  4. WebSphere Application Server を始動します。
  5. 管理コンソールから SAP アダプターをインストールします。
  6. WebSphere Application Server で ActivationSpec JNDI 名を作成します。
  7. 「エンタープライズ・エクスプローラー」ビューで、セッション Bean にナビゲートします (BAPIinbound¥ejbModule¥sample.bapi¥CustomerSB.java)。 Java エディターで、 createCustomer メソッドを検索し、次の行を追加します。System.out.println("********emitCreateAfterImageSapZAsyncbapi1Wrapper*********");
  8. インバウンド・サンプルを WebSphere Application Server にデプロイし、 SAP GUI クライアントからイベントを送信します。「コンソール」ビューを開いて、出力を確認します。

タスクの結果


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