注釈タグ要素
タグのタイプ
注釈ベースのプログラミング・タグは、 以下の 3 つのグループに分類されます。
テクノロジー・タグ
テクノロジー・タグは、J2EE および その他の標準でキー・テクノロジーに直接マップされます。これらのタグの 多くは、XDoclet コミュニティーから直接派生します。詳しくは、 XDoclet を参照してください。
バインディング・タグおよび拡張タグ
これらのタグを 使用すると、標準テクノロジーの一部ではない WebSphere 固有のバインディング・ データおよび拡張データを指定することができます。
振る舞いタグ
振る舞いタグは、特定の実装 テクノロジーではなく、望ましい振る舞いやサービスの品質に注釈を付けます。 プログラムによって、プロセス内に後で適切な実装テクノロジーが決定されます。
有効範囲
有効範囲は、Java ソース・ ファイル内のタグの場所を参照します。4 つの有効な有効範囲オプションは、 パッケージ、クラス、メソッド、およびフィールドです。
パッケージ・コメントにタグを追加することができます。 この有効範囲は、Java パッケージ全体、モジュール、または アプリケーション全体に適用できる情報を提供します。
クラス・コメントにタグを追加することができます。 この有効範囲は、Java タイプまたはインターフェース全体に 関する情報を提供します。
クラス内の特定のメソッドのコメントにタグを 追加することができます。この有効範囲は、クラス内の参照メソッドに関する情報を 提供します。
クラス内の特定のフィールドのコメントにタグを 追加することができます。この有効範囲は、クラス内の参照フィールドに固有の 情報を提供します。
多重度
多重度は、1 つの Java ソース・ファイルに特定のタグを使用できる回数を参照します。 XDoclet 表記では、多重度はタグ名の後に括弧で囲まれて示されます。
例
@ejb.bean (0..1) は、「@ejb.bean」タグを 0 回または 1 回 Java ソース・ファイルで使用できることを示します。
@ejb.ejb-external-ref (0..*) は、「@ejb.ejb-external-ref」タグを 0 回から無限の 回数 Java ソース・ファイルで使用できることを示します。