コマンド行で JAX-WS Web サービスの Ant タスクを実行するための Ant スクリプトのカスタマイズ

Ant タスクをコマンド行で実行して Web サービスを作成する前に、タスクの実行方法を指定するスクリプトを変更する必要があります。

このタスクについて

Ant タスクのスクリプトを変更する方法:

手順

  1. 製品のインストール・ディレクトリーで、org.eclipse.wst.command.env プラグインを含むディレクトリーの下にある ant ディレクトリーに移動します。
    • Windows の場合、このディレクトリーは C:¥Program Files¥IBM¥SDP75Shared¥plugins¥org.eclipse.wst.command.env_X¥ant などになります (「X」はプラグインの最新バージョン)。
    • Linux の場合、このディレクトリーは opt/IBM/SDP75Shared/plugins/org.eclipse.wst.command.env_X/ant などになります (「X」はプラグインの最新バージョン)。
  2. Ant タスクの実行方法を指定するファイルを編集します。Windows の場合、このファイルは wsant.bat となります。Linux の場合は、wsant.sh です。
    1. JAVAEXE パラメーターを、Ant タスクで使用する JRE java.exe ファイルの場所と名前に設定します。 例えば Windows の場合、この値は C:¥Program Files¥IBM¥SDP75¥JRE¥bin¥java.exe などとなります。Linux では、/opt/IBM/SDP75/jdk/jre/bin/java などとなります。
    2. STARTUPJAR パラメーターを、製品のインストール環境の Eclipse 始動 JAR ファイルの場所と名前に設定します。 例えば Windows の場合、この値は C:¥Program Files¥IBM¥SDP75¥startup.jar などとなります。Linux では、/opt/IBM/SDP75/startup.jar などとなります。
    3. WORKSPACE パラメーターを、Web サービスをビルドする製品ワークプレースの場所と名前に設定します。 例えば Windows の場合、この値は C:¥workspace など、 Linux の場合は /opt/workspace などとなります。
  3. スクリプト・ファイルを保存します。

次のタスク

バッチ・ファイルを更新した後で、作成する Web サービスまたはクライアントのタイプに合わせて、該当する Ant プロパティー・ファイルをカスタマイズできます。

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