スクリプトを実行して DB2 データベースで IBM InfoSphere Optim Query Workload Tuner を使用できるように構成する

IBM® Data Studio クライアント バージョン 4.1.0.1 を使用せずに DB2® for Linux, UNIX, and Windows データベースを構成する必要がある場合は、いくつかのスクリプトを編集して実行することにより構成できます。

始める前に

推奨: 照会チューニングのエラーが発生する可能性をなくすために、構成している DB2 for Linux, UNIX, and Windows データベース内で、8 KB 以上のページ・サイズを指定してシステム TEMPORARY 表スペースを作成してください。

手順

スクリプトを実行して DB2 for Linux, UNIX, and Windows データベースを構成するには、以下の手順を実行します。

  1. SQL のチューニングに使用する予定のデータベース上で、ファイル EXPLAIN.DDL を実行します。 このファイルは、DB2 のインストール先の MISC フォルダーにあります。
  2. チューニング機能のフルセットをデータベースに対してアクティブ化します。
    1. DB2 コマンド・ウィンドウで、チューニング機能のフルセットをアクティブ化するデータベースに接続します。
    2. License.bat (Windows システムの場合) または License.sh (Linux システムの場合) ファイルのあるディレクトリーに移ります。
      • Windows の場合: IBM_Data_Studio_installation_directory¥QueryTunerServerConfig¥all_features¥LUW¥License¥
      • Linux の場合: IBM_Data_Studio_installation_directory/QueryTunerServerConfig/all_features/LUW/License/
    3. ご使用のオペレーティング・システムに適したファイルを実行します。
  3. テキスト・エディターで、luwsp.sql ファイルの $install 変数を IBM Data Studio クライアント バージョン 4.1.0.1 のインストール・ディレクトリーの絶対パスに置き換えます。例えば、32 ビット Windows システムでは、デフォルトの絶対パスは C:¥Program Files¥IBM¥DS4.1.0 です。 ファイルを編集した後、そのファイルを実行する必要はありません。この後のステップで、このファイルを実行するバッチ・ファイルを実行することになります。
    luwsp.sql ファイルと luwsp.jar ファイルは、どちらも次のディレクトリーにあります。
    • Windows の場合: IBM_Data_Studio_installation_directory¥QueryTunerServerConfig¥all_features¥LUW¥IA¥
    • Linux の場合: IBM_Data_Studio_installation_directory/QueryTunerServerConfig/all_features/LUW/IA/
  4. テキスト・エディターで、wccexplainsp.sql ファイルの $install 変数を IBM Data Studio クライアント バージョン 4.1.0.1 のインストール・ディレクトリーの絶対パスに置き換えます。例えば、32 ビット Windows システムでは、デフォルトの絶対パスは C:¥Program Files¥IBM¥DS4.1.0 です。 ファイルを編集した後、そのファイルを実行する必要はありません。この後のステップで、このファイルを実行するバッチ・ファイルを実行することになります。
    wccexplainsp.sql ファイルと wccexplainsp.jar ファイルは、どちらも次のディレクトリーにあります。
    • Windows の場合: IBM_Data_Studio_installation_directory¥QueryTunerServerConfig¥all_features¥LUW¥WCC¥
    • Linux の場合: IBM_Data_Studio_installation_directory/QueryTunerServerConfig/all_features/LUW/WCC/
  5. DB2 コマンド・ウィンドウを開き、チューニング機能のフルセットをアクティブ化したデータベースに接続して、次のディレクトリーに移ります。
    • Windows の場合: IBM_Data_Studio_installation_directory¥QueryTunerServerConfig¥all_features¥LUW¥
    • Linux の場合: IBM_Data_Studio_installation_directory/QueryTunerServerConfig/all_features/LUW/
  6. ファイル enablement_win.bat (Windows システムの場合)、またはファイル enablement_LinuxUnix.sh (Linux システムの場合) を実行します。
  7. 現行ディレクトリーにある次の出力ファイルを調べてエラーがないことを確認します: luwsp.outoqt_profile.outwccexplainsp.out、および wccluwddl.out

次のタスク

データベースで SQL ステートメントをチューニングする他ユーザーに特権を付与する必要がある場合は、データ・ソース・エクスプローラーでデータベースを右クリックし、「分析とチューニング」 > 「チューニング用の特権の管理」を選択します。 「ワークロード・チューニング用の表に対する特権を管理」ウィンドウで、特権を付与するユーザー ID を追加します。

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