チューニングする SQL ステートメントを実行するそれぞれの DB2® for z/OS® サブシステムごとに、IBM® Data Studio クライアントのさまざまな機能を使用可能にするには、特定のパッケージをバインドする必要があります。
パッケージをバインドするには、IBM Data Studio クライアントを使用するか、または AOCDDL サンプル JCL ジョブを実行します。パッケージが特定のワークステーションからバインドされた後は、別のワークステーション上の IBM Data Studio クライアントから接続するために再びバインドする必要はありません。
基本的なパッケージ
- AOC5OADM
- このパッケージはカタログ表にアクセスして、照会チューニングのために使用される表やデータベースなどのオブジェクトの存在を確認します。
このパッケージは、表や列などのオブジェクトのフォーマットも確認します。
- AOC5OEPK (DB2 Version 9.1 for z/OS の場合のみ)
- このパッケージは、EXPLAIN ステートメントが発行される表に関するカタログ情報にアクセスします。このパッケージは、列、索引、および表スペースに関する情報と、これらの統計情報にアクセスします。
- AOC5OEPL (DB2 10 for z/OS 以降の場合)
- このパッケージは、EXPLAIN ステートメントが発行される表に関するカタログ情報にアクセスします。このパッケージは、列、索引、および表スペースに関する情報と、これらの統計情報にアクセスします。
- AOC5ONPT
- このパッケージは、現行ユーザーが SYSADM 権限を持っていない場合に QMF™ コントロール表にアクセスします。
- AOC5OPKG (DB2 Version 9.1 for z/OS、DB2 10 for z/OS、および DB2 11 for z/OS 移行モードの場合)
- このパッケージはカタログ表にアクセスしてパッケージの存在を確認して、パッケージと表に対してユーザーが持っている特権を取得します。
- AOC5OPKN (DB2 11 for z/OS 新機能モードの場合)
- このパッケージはカタログ表にアクセスしてパッケージの存在を確認して、パッケージと表に対してユーザーが持っている特権を取得します。
統計収集アドバイザーに必要なパッケージ
- AO5OSCM (DB2 11 for z/OS 以降の場合)
- このパッケージには、統計収集アドバイザーが使用する静的 SQL ステートメントが含まれています。
SQL ステートメントのチューニングに必要なパッケージ
- AOC5OEO (DB2 11 for z/OS 新機能モード以降の場合)
- このパッケージには、選択性オーバーライド・フィーチャーの SQL ステートメントが含まれています。
- AOC5OSA
- 統計アドバイザーのために、このパッケージは、統計アドバイザーが統計プロファイルを管理するために使用する統計プロファイル表にアクセスします。
- AOC5OQA
- 照会アドバイザーのために、このパッケージは、表間の参照制約のカタログ情報にアクセスします。
- AOC5OQIA
- 索引アドバイザーでは、このパッケージがカタログ表にアクセスして、参照制約、表の定義、および統計を取得します。
- AOC5OFMJ
- 照会注釈フィーチャーでは、このパッケージが、DB2 for z/OS バージョン 9 サブシステム上のカタログ表にアクセスします。
このパッケージは、ビューとマテリアライズ照会表の DDL ステートメントを取得します。
- AOC5OFMM
- 照会注釈フィーチャーでは、このパッケージが、DB2 for z/OS バージョン 10 またはバージョン 11 サブシステム上のカタログ表にアクセスします。
このパッケージは、ビューとマテリアライズ照会表の DDL ステートメントを取得します。
照会ワークロードのチューニングに必要なパッケージ
- AOC5OEXJ
- SYSPROC.OPT_RUNSQL ストアード・プロシージャーでは、このパッケージが、DB2 for z/OS バージョン 10 (バージョン 8 サブシステムからの移行モード) 上の DB2OSC スキーマ下でワークロード表と EXPLAIN 表にアクセスします。
- AOC5OEXK
- SYSPROC.OPT_RUNSQL ストアード・プロシージャーのために、このパッケージは、DB2 for z/OS バージョン 9 またはバージョン 10 移行モード (バージョン 9 サブシステムから) 上の DB2OSC スキーマ下でワークロード表と EXPLAIN 表にアクセスします。
- AOC5OEXM
- SYSPROC.OPT_RUNSQL ストアード・プロシージャーでは、このパッケージが、DB2 for z/OS バージョン 10 (新機能モード)、バージョン 11、またはバージョン 11 (移行モード) サブシステム上の DB2OSC スキーマ下でワークロード表と EXPLAIN 表にアクセスします。
- AOC5OIAn (n={1-9, A-M})
- 索引アドバイザーのために、このパッケージは、索引アドバイザーがワークロード・ベースの索引アドバイザー・プロセスを実行するために使用する表にアクセスします。
このパッケージはカタログ表にもアクセスして、参照制約、表の定義、および統計を取得します。
- AOC5OSA
- 統計アドバイザーのために、このパッケージは、統計アドバイザーが統計プロファイルを管理するために使用する統計プロファイル表にアクセスします。
- AOC5OWCJ
- ワークロード・コントロール・センター機能のために、このパッケージは、DB2 for z/OS バージョン 8 新機能モードまたはバージョン 10 移行モード (バージョン 8 サブシステムから) 上の DB2OSC スキーマ下でワークロード表、カタログ表、および EXPLAIN 表にアクセスします。
- AOC5OWCK
- ワークロード・コントロール・センター機能とワークロード・モニター機能のために、このパッケージは、DB2 for z/OS バージョン 9 またはバージョン 10 移行モード (バージョン 9 サブシステムから) 上の SYSIBM スキーマおよび DB2OSC スキーマ下でワークロード表、カタログ表、プロファイル表、および EXPLAIN 表にアクセスします。
- AOC5OWCM
- ワークロード・コントロール・センター機能のために、このパッケージは、DB2 for z/OS バージョン 10 新機能モード・サブシステム上の DB2OSC スキーマ下でワークロード表、カタログ表、および EXPLAIN 表にアクセスします。
- AOC5OWQA
- 照会アドバイザーのために、このパッケージは、照会アドバイザーが分析セッションおよび対応する操作を管理するために使用する表にアクセスします。
- AOC5OWSJ
- SYSPROC.OPT_EXECUTE_TASK ストアード・プロシージャーのために、このパッケージは、DB2 for z/OS バージョン 8 新機能モードまたはバージョン 10 移行モード (バージョン 8 サブシステムから) 上の DB2OSC スキーマ下でワークロード表、カタログ表、および EXPLAIN 表にアクセスします。
- AOC5OWSK
- SYSPROC.OPT_EXECUTE_TASK ストアード・プロシージャーのために、このパッケージは、DB2 for z/OS バージョン 9 またはバージョン 10 移行モード (バージョン 9 サブシステムから) 上の DB2OSC スキーマ下でワークロード表、カタログ表、および EXPLAIN 表にアクセスします。
- AOC5OWSM
- SYSPROC.OPT_EXECUTE_TASK ストアード・プロシージャーのために、このパッケージは、
DB2 for z/OS バージョン 10 新機能モード・サブシステム上の DB2OSC スキーマ下でワークロード表、カタログ表、および EXPLAIN 表にアクセスします。
- AOC5OWSA
- 統計アドバイザーのために、このパッケージは、DB2 for z/OS バージョン 8 新機能
モード、バージョン 9、またはバージョン 10 サブシステム上で統計アドバイザーが分析セッションおよび対応する操作を管理するために使用する表にアクセスします。
DB2 アナリティクス・アクセラレーターのアクセラレーターに表を追加するための推奨情報に必要なパッケージ
- AOC5OWTA
- ワークロード・アナリティクス・アクセラレーション・アドバイザーでは、このパッケージが、SYSACCEL.SYSACCELERATORS と SYSACCEL.SYSACCELERATEDTABLES に加えて、ワークロード表、カタログ表、EXPLAIN 表にもアクセスします。
アクセス・プランの比較に必要なパッケージ
- AOC5OAPC
- アクセス・プラン比較機能のために、このパッケージは、プラン比較表にアクセスしてアドバイザー・プロセスを実行します。
このパッケージはカタログ表にもアクセスして、比較対象となるユーザー指定の DB2 パッケージに関する情報を取得します。