Data Studio は、行編成の表から列編成に変換するために使用できるタスク・アシストを提供します。これにより、DB2® データベースにおけるレポートおよび分析が単純化および高速化されます。列編成の表では、データベースで BLU Acceleration が使用可能になります。これは、索引、集計、または時間がかかるデータベース・チューニングを行わなくてもよいようにする機能であり、最大のパフォーマンスおよびストレージ効率化を実現します。
始める前に
既知の制限のリストを含む、列編成の表について詳しくは、DB2 資料の「
列編成の表」を参照してください。
このタスクについて
列編成の表は、AIX® および Linux オペレーティング・システム用の DB2 データベース (DB2 バージョン 10.5 以降) でサポートされています。
すべての表において列編成の効果があるわけではありませんが、ワークロード全体が分析および OLAP ワークロードである場合は、できる限り多くの表を列編成の形式に変換することをお勧めします。
ヒント: 「パラメーターの構成」タスク・アシストを使用して、作成するすべての新規表をデフォルトで列編成になるように、DB2 構成パラメーター DFT_TABLE_ORG を COLUMN に設定することができます。管理エクスプローラーでデータベースを右クリックして「パラメーターの構成」タスク・アシストを開いてから、をクリックします。
手順
行編成の表から列編成へ変換するには、以下のようにします。
- オプション: IBM® InfoSphere® Optim™ Query
Workload Tuner の Workload Table Organization Advisor を使用して、推奨情報を取得し、列編成に変換する表を判別します。
- 「管理エクスプローラー」で「表」をクリックして「オブジェクト・リスト」を開きます。
- 「オブジェクト・リスト」で、列編成に変換する 1 つ以上の表を選択します。
- 選択した表を右クリックしてから、「列編成に変換」をクリックして「列編成に変換」タスク・アシストを開きます。
- 「列編成に変換」タスク・アシスト内の指示に従って、行編成の表を列編成に変換します。