pureQuery® Runtime をインストールした後、コール・レベル・インターフェース (CLI) アプリケーションまたは .NET アプリケーションをクライアント最適化に対応させることができます。
クライアント最適化などの pureQuery 機能を入手するには、IBM® InfoSphere® Optim™ pureQuery Runtime 製品を購入してください。
始める前に
CLI アプリケーションまたは .NET アプリケーションで pureQuery クライアント最適化を使用可能にする前に、以下の手順を実行します。
CLI アプリケーションまたは .NET アプリケーションは、データ・ソースとして次のデータベースに接続できる必要があります。
- DB2 for Linux、UNIX、および Windows バージョン 9 以降
- DB2 Universal Database™ for z/OS® バージョン 8.1
- DB2 9.1 for z/OS
- DB2 10 for z/OS
- Informix® Dynamic Server v10.x、v11.10、v11.50、v11.70
クライアント最適化に対応した CLI および .NET アプリケーションの要件、サポートされている製品、データベース・サポートに関する最新情報は、InfoSphere Optim pureQuery Runtime のシステム要件を参照してください。
SQL ステートメントを静的に実行する予定がある場合は、Java™ ベースの pureQuery ユーティリティー Configure および StaticBinder を実行しておきます。
これらのユーティリティーを実行しているコンピューター上に pureQuery Runtime をインストールして使用可能にする必要があります。
次の製品もコンピューターにインストールされている必要があります。
- Java Runtime Environment
(JRE) バージョン 1.5 以降
- IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ バージョン 3.57 または 4.7.xx
pureQuery Runtime JAR ファイルの pdq.jar と pdqmgmt.jar、および Data Server Driver JAR ファイルを、ユーティリティーを実行するコンピューター上の CLASSPATH にリストする必要があります。
手順
CLI アプリケーションまたは .NET アプリケーションで pureQuery クライアント最適化を使用可能にするには、次のようにします。
- pureQuery ライセンス・ファイルをアプリケーションに対してアクティブ化します。
- Microsoft Windows Vista または Windows 7 オペレーティング・システムで必要な手順: pureQuery ライセンス・ファイルのアクティベーションを完了するために、管理者アカウントでアプリケーションを実行し、SQL データをキャプチャーする必要があります。
管理者アカウントを使用することによりアプリケーションが正常に SQL データをキャプチャーできた後、pureQuery クライアント最適化機能をシステム上のユーザーが使用可能になります。
このステップは、1 回実行する必要があります。この手順を実行せずに pureQuery クライアント最適化を使用しようとすると、アプリケーションは有効なライセンス・キーを検出できず、エラーを返します。
タスクの結果
pureQuery ライセンス・ファイルがドライバーに対してアクティブ化されます。
CLI アプリケーションまたは .NET アプリケーションが pureQuery クライアント最適化機能を使用できるようになります。
次のタスク
pureQuery ライセンス・ファイルをアクティブ化した後、CLI アプリケーションまたは .NET アプリケーションで pureQuery クライアント最適化機能を使用できるように構成できます。
アプリケーションで pureQuery Runtime を使用するように構成するには、CLI アプリケーション構成ファイルに pureQuery ランタイム・キーワードを設定します。
pureQuery Runtime は、構成ファイルでいずれかの pureQuery ランタイム・キーワードが指定されている場合に、有効な pureQuery ライセンスがあるかどうかを検査します。
有効な pureQuery ライセンスが見つからない場合、pureQuery Runtime は終了し、エラー・コード SQL8029N を返します。