pureQuery Runtime に含まれるモニター・サービスを使用すると、開発者は IBM Data Studio を使ってデータ・アクセスの潜在的な「ホット・スポット」を素早く識別できます。 Data Studio と InfoSphere Optim Performance Manager Extended Insight を共に使用すると、データ・アクセス操作に影響を与えるさまざまな層でのトランザクション応答時間を分析できます。 アプリケーション・サーバー、データ・サーバー・ドライバー、ネットワーク、およびデータベース・サーバーに関連するパフォーマンス情報を表示できます。
InfoSphere Optim Performance Manager Extended Insight および InfoSphere Optim Query Workload Tuner を使用すると、データベース・パフォーマンスに関する問題の検出、診断、解決を行うことができます。
開発環境において IBM Data Studio に含まれる pureQuery Runtime を使用すると、データ・アクセス・アプリケーションを開発し、最適化することができます。 以下の図は、IBM Data Studio を他の InfoSphere Optim ツールと共に使用する場合の pureQuery 開発環境を示しています。

pureQuery API は、開発者と DBA (データベース管理者) が効率的に共同作業を行ううえで役立ちます。 例えば Data Studio の「SQL アウトライン」ビューで、DBA はアプリケーションによって実行される SQL ステートメントを表示できます。 また、このビューで DBA は、InfoSphere Optim Performance Manager Extended Insight からの SQL ステートメントのパフォーマンス情報を表示することもできます。 Data Studio で DBA は InfoSphere Optim Query Workload Tuner を使用して、パフォーマンスの劣るステートメントを調整できます。
アプリケーション内の SQL ステートメントを変更するために、開発者は「SQL アウトライン」ビューを使ってアプリケーション内の SQL ステートメントの位置までナビゲートすることができます。
