propertiesRefreshInterval プロパティー

pureQuery™ データを保管しているロケーションで、アプリケーション始動後の pureQuery ランタイム・プロパティーや pureQueryXML データに対する変更を、pureQuery Runtime がいつ検査するかを指定します。 pureQuery Runtime が更新を検出すると、pureQuery Runtime は更新されたランタイム・プロパティーと pureQueryXML データを取得し、その更新済みの情報を使用します。

pureQuery クライアント最適化対応のアプリケーションの場合、pureQuery Runtime は、finalRepositoryProperties プロパティーで指定されたロケーションを検査します。 このロケーションがデータベース内に作成されたリポジトリーである場合、pureQuery Runtime は propertiesGroupId プロパティーで指定された実行時グループのアクティブな実行時グループ・バージョンを検査します。

このプロパティーには、以下の値を指定できます。

Positive-integer
pureQuery データを保管しているロケーションで、実行時グループ・バージョンの pureQuery プロパティーまたは pureQueryXML データに対する変更を pureQuery Runtime が検査するまでに待機する時間 (分単位) を指定します。
0
実行時グループのアクティブ化後に pureQuery Runtime が更新を検査することを指定します。 0 はデフォルト値です。

リポジトリー内の実行時グループ・バージョンをアクティブ化した後に、pureQuery Runtime はその実行時グループ・バージョンの pureQuery 情報に対する更新を検査します。 デフォルトでは、pureQuery Runtime は 2 分おきに実行時グループの状況を検査します。 pureQuery ランタイム・プロパティー runtimeGroupActivationCheckInterval は、次回の検査までの期間を制御します。

ManageRepository ユーティリティー・オプション -activate runtimeGroup を使用するか、または IBM® Data Studio から、実行時グループ・バージョンをアクティブにできます。

-1
更新の検査を無効にします。

使用上の注意

propertiesRefreshInterval プロパティーは、pureQuery 対応のアプリケーションをインライン・メソッドまたはアノテーション付きメソッドで使用している場合には無視されます。

以下の条件がすべて満たされる場合、outputPureQueryXml プロパティーの指定は必須であり、pureQueryXml プロパティーと同じファイルは指定できません。 pureQueryXml プロパティーを指定した場合:
  • propertiesRefreshInterval プロパティーが指定され、 キャプチャーした SQL データが生成されます。
  • finalRepositoryProperties プロパティーで、 ファイル・システム上のディレクトリーに対するパスが指定されます。

pureQuery Runtime が pureQuery データを取得した後に、pureQuery は必要に応じてアプリケーション・サーバーのステートメント・キャッシュ内の SQL ステートメントを更新します。 アプリケーション・サーバーのステートメント・キャッシュの既存の SQL ステートメントは、安全性に問題がなければ再準備されます。 通常は、キャッシュされたステートメントの状態と新たに作成されたステートメントの状態が同じである場合に、ステートメントを再準備できます。

pureQuery ランタイム・プロパティー runtimeGroupActivationCheckInterval および propertiesRefreshInterval は、実行時グループ・バージョンの pureQuery 情報の自動リフレッシュを制御します。 runtimeGroupActivationCheckInterval プロパティーは、アクティブ化されたランタイム・グループのバージョンを pureQuery Runtime がいつ検査するかを制御します。 runtimeGroupActivationCheckInterval は、JVM 内で実行しているすべての pureQuery Runtime インスタンスに適用する目的で設定しなければなりません。

単一の JVM 内で実行されている複数の pureQuery アプリケーションの自動リフレッシュを制御するには、runtimeGroupActivationCheckInterval プロパティーの値を設定して、リフレッシュ・アクティビティーの大部分を制御します。 特別なリフレッシュ要件がある特定のアプリケーションには、propertiesRefreshInterval の値を設定します。

propertiesRefreshInterval プロパティーは、タイマー・スレッドを作成することが必須条件になっています。 一部の環境では、スレッドを作成できないため、このプロパティーは無視されます。 以下の環境で、タイマー・スレッドの作成が禁止されています。
  • DB2® z/OS® Java™ ストアード・プロシージャー
  • CICS®

cmx.controllerDiscoveryInterval プロパティーが -2 に設定されていると、pureQuery ランタイム・プロパティーや pureQueryXML データに対する更新の検査は無効になります。 プロパティーを -2 に設定すると、InfoSphere® Optim™ Performance Manager Extended Insight の自動ディスカバリーが無効になります。


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