複数の Linux ワークステーションに製品をサイレント・インストールするには、まず応答ファイルを生成する必要があります。
始める前に
- ターゲット・ワークステーションが 32 ビット Linux が稼働している場合は、32 ビット Linux ワークステーションで応答ファイルを生成する必要があります。
- ターゲット・ワークステーションが 64 ビット Linux が稼働している場合は、64 ビット Linux ワークステーションで応答ファイルを生成する必要があります。
- 応答ファイルを生成するために使用するワークステーションに IBM® Installation Manager がインストールされていることを確認してください。
手順
応答ファイルを生成するには、次のようにします。
- IBM Installation Manager が更新を自動的にチェックする設定になっていることを確認します。
- IBM Installation Manager を開始します。
- を選択します。
- 「設定」ウィンドウで「更新」を選択します。
- 「更新」ページで、「Installation Manager の更新を検索」オプションを選択します。次に、「OK」をクリックします。
- IBM Installation Manager を閉じます。
- 応答ファイルを記録するため、Installation Manager による応答ファイルの記録のトピックに記載されている手順に従います。
このトピックのステップ 2 を完了し、Installation Manager が開始されたら、メニュー・バーのを選択します。
「設定」ウィンドウの
「リポジトリー」ページで、以下のいずれかのステップに従って、インストール・メディアの場所に 1 つ以上のリポジトリーを追加します。
- IBM Data Studio クライアントとライセンス・アクティベーション・キットの両方をインストールするには、IBM Data Studio クライアント、バージョン 3.2 と IBM InfoSphere® Optim™ Query Workload Tuner ライセンス・アクティベーション・キット、バージョン 3.2 の両方の diskTag.inf ファイルの場所を追加します。
- IBM Data Studio クライアントのみをインストールするには、IBM Data Studio クライアント、バージョン 3.2 の diskTag.inf ファイルの場所を追加します。
- IBM Data Studio クライアント、バージョン 3.2 は既にターゲット・マシンにインストールされているため、ライセンス・アクティベーション・キットのみをインストールするには、IBM InfoSphere Optim Query Workload Tuner ライセンス・アクティベーション・キット、バージョン 3.2 の diskTag.inf ファイルの場所を追加します。
IBM Data Studio クライアントの
diskTag.inf ファイルのパスは、次のとおりです。
root_path_of_installation_media/disk1/diskTag.inf
ライセンス・アクティベーション・キットの
diskTag.inf ファイルのパスは、次のとおりです。
root_path_of_installation_media/oqwt/diskTag.inf
「パッケージのインストール」ページで、既存の製品をアップグレードしているかどうかに応じて、既存のパッケージ・グループを指定するか、または新しいパッケージ・グループを指定します。
- IBM Data Studio クライアント、バージョン 3.1.1 がインストールされている場合は、IBM Data Studio クライアント、バージョン 3.2 にアップグレードするため、バージョン 3.1.1 クライアントがインストールされているパッケージ・グループを選択します。
IBM InfoSphere Optim Query Workload Tuner ライセンス・アクティベーション・キット、バージョン 3.2 をインストールする計画の場合は、同じパッケージ・グループにインストールします。
- IBM Data Studio クライアント、バージョン 3.1 がインストールされている場合は、IBM Data Studio クライアント、バージョン 3.2 を新しいパッケージ・グループにインストールします。IBM InfoSphere Optim Query Workload Tuner ライセンス・アクティベーション・キット、バージョン 3.2 をインストールする計画の場合は、バージョン 3.2 クライアントがインストールされているのと同じパッケージ・グループにインストールします。
- InfoSphere Optim Query Tuner クライアント、バージョン 3.1 がインストールされている場合、IBM Data Studio クライアント、バージョン 3.2 にアップグレードするには、InfoSphere Optim Query Tuner クライアント、バージョン 3.1 がインストールされているパッケージ・グループを選択します。その製品は、IBM Data Studio クライアント、バージョン 3.2 のインストール前に、Installation Manager ウィザードによってアンインストールされます。IBM InfoSphere Optim Query Workload Tuner ライセンス・アクティベーション・キット、バージョン 3.2 をインストールする計画の場合は、同じパッケージ・グループにインストールします。
- InfoSphere Optim Query Tuner クライアント、バージョン 3.1 と IBM Data Studio クライアント、バージョン 3.1 または 3.1.1 のどちらもインストールされていない場合は、新しいパッケージ・グループを作成します。
- ウィザードで残りのステップを完了します。 ウィザードが完了したら、コマンドを実行して応答ファイルを生成するときに指定した場所に、応答ファイルが生成されます。
- 応答ファイルを実行する計画のワークステーションに IBM Installation Manager がインストールされていない場合は、IBM Installation Manager をインストールするための情報を応答ファイルに追加します。
- テキスト・エディターで応答ファイルを開きます。
- テキスト・エディターで IBM Installation Manager の repository.xml ファイルを開きます。 このファイルのパスは次のとおりです。
root_path_of_installation_media/disk1/InstallerImage_platform/
.
- repository.xml ファイルで、開始タグ <offering> をコピーします。このタグは次のようになります: <offering id='com.ibm.cic.agent' version='1.6.0.20120831_1216'>
- 応答ファイルで、開始タグ <install> の後に新しい行を作成します。
- コピーしたタグ <offering> を新しい行に貼り付けます。これによりこのタグは、<install> タグの後の最初の項目になります。
- <offering> タグの不等号閉じ括弧の前に、スペースとスラッシュを入力します。
- offering タグで、単一引用符を二重引用符に置き換えます。
- 応答ファイルを保存して閉じます。
次のタスク
製品をインストールする Linux ワークステーションに応答ファイルを転送します。
- 32 ビット Linux ワークステーションで応答ファイルを生成した場合は、32 ビット Linux ワークステーションにファイルを転送します。
- 64 ビット Linux ワークステーションで応答ファイルを生成した場合は、64 ビット Linux ワークステーションにファイルを転送します。
応答ファイルを転送したら、
ターゲットの Linux ワークステーションでそれを実行します。