CSV テキスト・ファイルの例

CSV テキスト・ファイルには、すべてのデータベース接続に関する情報が含まれています。 このファイルを作成してインポートすることで、定義したデータベース接続を追加することができます。 ご使用の製品に付属している サンプル CSV テキスト・ファイルを使用することもできます。 このサンプル CSV テキスト・ファイルは、インストール・ディレクトリーの samples サブディレクトリーにあります。

CSV テキスト・ファイルのパラメーター

CSV ファイルに定義できるパラメーターを 以下の表に示します。
表 1. CSV テキスト・ファイルのパラメーター
パラメーター 説明
name (必須) 固有のデータベース接続名。
name パラメーターはデータベース接続の ID であるため、それぞれの接続には固有の名前を指定する必要があります。
注: ファイルから接続をインポートする際、インポート・ファイル内の name が重複していると、インポート・ウィザードによりプロンプトが出され、接続プロパティーを新規データで更新するか、または変更を加えずに既存の接続を保持するように求められます。
dataServerType (必須) データベース・サーバーのタイプ。 指定可能な値は次のとおりです。
  • DB2LUW
  • DB2Z
  • INFORMIX
  • INFORMIX_JDBC
重要: 製品によっては、サポート対象のデータベース・サーバーが限定される場合があります。 データ・ソース接続ファイルをインポートする前に、定義した dataServerType 項目が、ご使用の製品でサポートされていることを確認してください。
db2instance (オプション) DB2® インスタンス名。
databaseName (必須) このデータベース接続のデータベース名。
host (必須) データベースの存在するホストの IP アドレスまたは IP 名。 ホスト名を取得するには、サーバー上で TCP/IP の hostname コマンドを実行します。 ホスト IP アドレスを取得するには、サーバー上で ping host_name コマンドを実行します。
port (必須) データベースが構成されているポート番号。
user (オプション) データベースのユーザー名。
password/password.decrypted (オプション) データベース・ユーザーのパスワード。 password パラメーターを使用する場合、定義の中で指定されるパスワードは暗号化形式でなければなりません。
location (DB2Z の場合は必須) DB2 for z/OS® システムのロケーション。
databaseAlias (オプション) DB2 コマンド行プロセッサー (CLP) の別名。 このパラメーターは、データ・サーバーのタイプが DB2LUW および DB2Z の場合にのみ使用できます。
INFORMIXSERVERNAME (INFORMIX_JDBC の場合は必須、INFORMIX の場合はオプション) Informix® データベース・サーバーの名前。
xtraProps (オプション) 接続プロパティーなどの追加プロパティー。データベース・サーバーのタイプについての JDBC ドライバー文書で定義されています。

例: traceLevel=32

URL (説明を参照してください) データベース・サーバーの JDBC URL。 データ・サーバーのタイプがデフォルトでサポートされていないものである場合、URL パラメーターは必須です。

このパラメーターの値を入力しない場合、この接続に対してデフォルトの URL が作成されます。

comment (オプション) このデータベース接続を説明するコメント。

インストール・ディレクトリーの samples サブディレクトリーで CSV テキスト・ファイルのサンプルを参照することができます。


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