IBM Rational System Architect V11.3  README

IBM Corporation
2009 年 6 月 3 日

© Copyright IBM Corporation 1986, 2009

本 README ファイルには、IBM® Rational® System Architect® V11.3 の最新の製品情報および更新内容が含まれています。本リリースで修正された問題は、「修正された問題」セクションに示されています。 本 README ファイルは、以下のセクションに分かれています。

Rational System Architect に関する最新のニュースおよび情報については、http://www.ibm.com/software/rational/support/ を参照してください。


システム要件

Rational System Architect V11.3 は、以下に示すプラットフォームでサポートされます。  Rational System Architect は、Windows Vista 32 ビット・アーキテクチャーおよび Windows Vista 64 ビット・アーキテクチャーでサポートされます。  Rational System Architect は、Windows Vista 64 ビット上でも 32 ビット・アプリケーションとして実行されます。

クライアント

サーバー

端末サーバー環境

端末サーバーは、基礎になるプラットフォームですRational System Architect は、端末サーバーに直接インストールされている場合にサポートされます。 また、端末サーバーで稼働しているサーバー製品 (Citrix または VMWare など) にインストールされている場合にもサポートされます。

最小システム要件

上記のプラットフォームで Rational System Architect を実行するための最小システム要件は、以下のとおりです。

インストールまたは利用できる追加製品:

Rational System Architect とともに以下のソフトウェアをインストールまたは利用することができます: 

ネットワーク要件:

Rational System Architect は、LAN 環境のコンピューターまたはスタンドアロンのコンピューターで作動するように設計されています。他のユーザーと同時に作業するためには、以下のようにセットアップすることをお勧めします。

推奨構成などの、システム要件に関する追加情報については、Rational のサポート Web サイト (http://www.ibm.com/software/awdtools/systemarchitect/sysreqs) を参照してください。

本 README ファイルの作成時点では、Rational System Architect V11.3 での動作が確認されたサード・パーティー製品は以下のとおりです。

Rational System Architect は、エンサイクロペディア用に以下のデータベース・リポジトリーをサポートします。:

Rational System Architect によってサポートされるサード・パーティー製品に関する最新情報については、http://www.ibm.com/software/awdtools/systemarchitect/support を参照してください。


オペレーティング・システムのロケール

Rational System Architect はすべてのロケールでサポートされます。上記 Windows オペレーティング・システムの英語版、日本語版、中国語版、韓国語版、およびドイツ語版では、固有のテストが実施されています。



バージョン 11.3 の新機能


互換性のある製品

Rational System Architect のすべてのサポート製品 (Rational System Architect Compare、Rational System Architect Publisher、および Rational System Architect Catalog Manager など) は、Rational System Architect と完全に同じバージョン・レベルになっている必要があります。したがって、Rational System Architect をアップグレードする場合には、それらの製品もアップグレードする必要があります。 SA V11.3 の場合、そのためには、それらの製品をアンインストールし、それぞれの新規バージョンをインストールする必要があります。  

互換性のある製品に関する以下の情報に注意してください。


Rational System Architect V11.3 のインストール

重要な注: Rational System Architect V11.3 はフルインストールされます。ご使用のコンピューターに SA V11.2 (Service Pack 1 適用済み) または SA V11.1 以前がインストールされている場合、SA V11.3 をインストールする前にそれらのバージョンをアンインストールする必要があります

インストールの前提条件

Rational System Architect および Rational System Architect for DOORS® Interface を使用するためには、ターゲット・コンピューターのオペレーティング・システムに Microsoft® Windows® Installer 3.1 サービスがインストールされている必要があります。 このサービスがオペレーティング・システム上に存在しない場合、インストールは停止し、Windows Installer 3.1 を入手してインストールするための方法が通知されます。

Rational System Architect V11.3 のインストールは、以下の手順で行ってください。

  1. ご使用のコンピューターから以前のバージョンの Rational System Architect をアンインストールします。
  2. Rational System Architect V11.3 をダウンロードします。
  3. 本ソフトウェアのダウンロード先フォルダーを開き、Rational System Architect V11.3 インストール・ファイルをクリックします。

Rational System Architect の有償アドオン製品である IBM Rational System Architect Compare™、IBM Rational System Architect Publisher™、IBM Rational System Architect Simulator II™、およびその SA Viewer シミュレーション・エンジンは、Rational System Architect とともにインストールされます。これらの製品は、ライセンス・ファイルで購入済みライセンスを使用可能にすることによって、有効になります。


Rational System Architect のライセンスの取得

Rational System Architect V11.3 のライセンスを取得するには、営業担当員にお問い合わせください。  


既知の問題

Rational System Architect V11.3 の既知の問題を解決する方法の詳細については、http://www.ibm.com/software/awdtools/systemarchitect/support にアクセスし、製品情報へのリンクをたどってください。

「MoDAF AcV-2 調達プログラム (MoDAF AcV-2 Acquisition Progamme)」のデフォルト・ダイアグラム・プロパティーの変更

「MoDAF AcV-2 調達プログラム (MoDAF AcV-2 Acquisition Progamme)」」ダイアグラム・プロパティーの「振る舞い」タブのすべての値は、デフォルトで「F」に設定されています。 これらの値は、次の方法でエンサイクロペディアの USRPROPS.TXT ファイルに以下のコードを挿入することにより、デフォルトで「T」になるように変更できます。

  1. Rational System Architect で、変更したいエンサイクロペディアを開きます。
  2. ツール」をクリックして、「エンサイクロペディア・ファイル・マネージャー」を選択します。
  3. ファイルのエクスポート (Export file)」をクリックし、「USRPROPS.TXT」を選択して、「外部ファイル名 (External file name)」フィールドの右にある「...」(省略符号) ボタンをクリックします。
  4. ターゲット・フォルダーを選択し、そのファイルに USRPROPS.TXT という名前を付けて「保存」をクリックします。
  5. 確認ダイアログで、「エクスポート」をクリックし、「OK」をクリックします。
  6. 終了」をクリックします。
  7. テキスト・エディターで、エクスポートされた USRPROPS.TXT ファイルを開き、以下のコードを挿入します。

    DIAGRAM "AcV-2 Acquisition Programme"
    {
    PROPERTY "MilestonesAndPhaseColorsBasedOnTopmostProject" { DEFAULT "T" }
    PROPERTY "ShowPinkAsPreMilestoneColorOnly" { DEFAULT "T" }
    PROPERTY "RulesCheckBasedOnTopmostProject" { DEFAULT "T" }
    PROPERTY "RunRulesCheckAutomatically" { DEFAULT "T" }
    }

    上のそれぞれの PROPERTY は、「MoDAF AcV-2 調達プログラム (MoDAF AcV-2 Acquisition Progamme)」ダイアグラム・プロパティー・ダイアログの「振る舞い」タブに表示されるフィールド名です。 これらのプロパティーは、有効になっているときには、以下でフィールド名別に述べるように振る舞います。 有効になっていない場合は、「その他の場合」について述べるように振る舞います。 フィールド名は以下のようになります。

  1. USRPROPS.TXT ファイルを保存して閉じます。
  2. Rational System Architect で、「ツール」をクリックして「エンサイクロペディア・ファイル・マネージャー」を選択します。
  3. 対象エンサイクロペディア」フィールドで「...」ボタンをクリックし、該当のエンサイクロペディアを選択して「OK」をクリックします。
  4. アクション」グループで、「インポート」ファイルを選択します。
  5. 外部ファイル名」フィールドで「...」ボタンをクリックし、編集した USRPROPS.TXT ファイルを選択して「開く」をクリックします。
  6. インポート」をクリックします。
  7. 確認ダイアログで「OK」をクリックし、「終了」をクリックします。
  8. そのエンサイクロペディアを再オープンし、新規の「MoDAF AcV-2 調達プログラム (MoDAF AcV-2 Acquisition Progamme)」ダイアグラムを作成したときに新しいデフォルト値が有効になるようにします。

    オプションで、新規に作成するエンサイクロペディアで新しいデフォルト値を使用するために、編集した USRPROPS.TXT ファイルを Rational System Architect アプリケーション・フォルダー (通常は C:¥Program Files¥IBM¥Rational¥System Architect Suite¥11.3¥System Architect) にコピーします。

修正された問題

Rational System Architect V11.3 で解決された問題の詳細については、C:¥Program Files¥IBM¥Rational¥System Architect Suite¥11.3¥System Architect ディレクトリーにある Whatsnew.htm ファイルを参照してください。


サポートへの連絡

Rational サポート概説サイト (http://www.ibm.com/software/rational/support/telelogic/) にアクセスしてください。
お客様の地域に適したサポートに連絡を取る方法を 1 ページで説明する参照ガイドがあります。


特記事項

本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものであり、 本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。 日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。 本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、または サービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の 製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。 ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの 評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。

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Intellectual Property Dept. for Rational Software
IBM Corporation
1 Rogers Street
Cambridge, Massachusetts 02142
U.S.A.

本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用すること ができますが、有償の場合もあります。

本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資 料は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、 またはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。

この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で 決定されたものです。 そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があります。 一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性がありますが、 その測定値が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありません。 さらに、一部の測定値が、推定値である可能性があります。 実際の結果は、異なる可能性があります。お客様は、お客様の特定の環境に適したデータを確かめる必要があります。

IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、 もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、 他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。

本書には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。 より具体性を与えるために、それらの例には、個人、企業、ブランド、 あるいは製品などの名前が含まれている場合があります。 これらの名称はすべて架空のものであり、 名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶然にすぎません。

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