始める前に
初めて「
ヘルプ管理」ページにアクセスする場合は、ヘルプが実行されているサーバーからローカル側でアクセスする必要があります。アプリケーション・サーバー用の
config.ini ファイルを編集することにより、リモート・アクセスを可能にするように設定を変更できます。
config.ini ファイルを編集し、ヘルプ・サーバー設定を「リモート」に変更するには、以下の手順に従ってください。
- アプリケーション・サーバーを停止します。
- <application_server_installation>/<web_application_directory>/help/WEB-INF/configuration/config.ini ファイルを開きます。
- 次の行を config.ini に追加します:
help.type.default=remote
help.war.security=remote
- Web サーバーのキャッシュをクリアします。
- アプリケーション・サーバーを再始動します。
手順
-
ブラウザーで、http://server:port/help-name/updater/admin.jsp の形式で URL を入力して、「ヘルプ管理」ページを開きます。例えば、https://localhost:9443/clmhelp/updater/admin.jsp のように指定します。
重要: この作業を初めて行う場合は、ヘルプ・サーバーにログインし、ブラウザーでローカル・サーバーの「ヘルプ管理」ページにアクセスする必要があります。例:
http://127.0.0.1:8080/help-name/updater/admin.jsp
既に役割ベースのセキュリティーを持つユーザーである場合は、ヘルプ・サーバーにログインすることなく、ブラウザーからリモートで「ヘルプ管理」ページにアクセスできます。
例: http://server.ibm.com:8080/help-name/updater/admin.jsp
- 「管理アクセスの管理」タブをクリックします。
デフォルト・ユーザーは warupdateadmin
です。パスワードとして warupdateadmin
が使用されます。
- 認証タイプを選択します。
- ローカル・アクセスのみ: ヘルプ・コンテンツを更新するには、どのユーザーもヘルプ・サーバーにログオンする必要があります。
- 役割ベースのセキュリティー: すべてのユーザーがリモート側で「ヘルプ管理」ページにログインできます。
重要: 「役割ベースのセキュリティー」の選択時、または新規ユーザーの作成時に、現行ユーザーからログアウトされることがあります。デフォルト (warupdateadmin/warupdateadmin) である場合も作成したユーザー名とパスワードである場合も、ユーザー名とパスワードをメモしてください。
- オプション:
ユーザーを追加するには、「追加」をクリックします。
-
そのユーザーのパスワードを入力して確認します。
ユーザー名はカスタマイズできません。
-
「OK」をクリックします。
-
ヘルプ・サーバー管理のために他のユーザーを作成する権限をユーザーに与えるには、「ユーザー管理」オプションを選択します。
「ユーザー管理」 オプションを選択しない場合、ユーザーは、ヘルプ・コンテンツの更新はできますが、ヘルプ・サーバー・ユーザーの作成はできません。
行った変更は自動的に保存されます。