イントラネット・サーバーでのヘルプのインストール
管理者は、ファイアウォールの背後にあるイントラネット・サーバー上にヘルプ・コンテンツをインストールおよびデプロイすることができます。 その後で、チーム・メンバーは、インターネットを使用することなく、またコンテンツをご使用のコンピューターにダウンロードすることなく、ネットワーク上のヘルプにアクセスできます。
手順
- 製品と共にインストールされている IBM® Knowledge Center を見つけます。通常は、kcci_installディレクトリーにある圧縮ファイルです。このファイルは、ファイル名に KC_CI を含んでおり、.zip 拡張子が付いています。
- 圧縮ヘルプ・ファイルのコンテンツを、ステップ 2 で使用したディレクトリーの下の KnowledgeCenter ディレクトリーに抽出します。圧縮ヘルプ・ファイルには、usr ディレクトリーが含まれています。このディレクトリーは、Knowledge Center の usr ディレクトリーとマージする必要があります。そのディレクトリーのコンテンツを上書きまたはマージするプロンプトはすべて受諾します。
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解凍された KnowledgeCenter ディレクトリーにある以下のファイルを読みます。
- termsofuse.html (ご利用条件の記述)
- NOTICES.txt ファイル
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以下の手順に従って、製品ヘルプを含む圧縮ファイルをダウンロードします。
- ブラウザーで、ヘルプ・ダウンロード・サイトにアクセスします。
- kcci_content ディレクトリーに、インストール済み製品およびそのバージョンに対応する圧縮ファイルをダウンロードします。
- 圧縮ヘルプ・ファイルのコンテンツを、ステップ 2 で使用したディレクトリーの下の KnowledgeCenter ディレクトリーに抽出します。圧縮ヘルプ・ファイルには、usr ディレクトリーが含まれています。このディレクトリーは、Knowledge Center の usr ディレクトリーとマージする必要があります。そのディレクトリーのコンテンツを上書きまたはマージするプロンプトはすべて受諾します。
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以下のスクリプトを KnowledgeCenter/bin ディレクトリーから実行して、IBM Knowledge Center を開始します。
- Windows システム: startKC.bat
- UNIX システム: ./bin/startKC.sh
- OS X システム: sh startKC.sh
IBM Knowledge Center を開始した時に Java™ エラーが発生する場合は、『JAVA_HOME 未定義エラー』を参照してください。
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サーバーの始動後に、IBM Knowledge Center は、ブラウザーでデフォルトの URL である
http://<server_name>:9090/kc/<product_code_and_version>/
にアクセスすると、使用可能になります。例えば、IBM Rational Collaborative Lifecycle Management バージョン 6.0.4 の場合には、この URL はhttp://<my_server>:9090/kc/SSYMRC_6.0.4/
になります。製品クライアントからこのヘルプにアクセスするには、チーム・メンバーはクライアントのヘルプ設定で、新しいヘルプ・コンテンツ接続としてこの URL を追加する必要があります。 ヘルプ・コンテンツ接続の変更を参照してください。ポート 9090 が使用中の場合、ヘルプは別のポートを使用します。 このポート値は、IBM Knowledge Center スタートアップ・ウィンドウに簡略表示されます。 ウィンドウを閉じると、ポート番号がファイル KnowledgeCenter/logs/port.properties に記録されます。
注: チーム・メンバーが使用できるように、IBM Knowledge Center が常にサーバー上で実行されている状態にしてください。 サーバーをリブートした時に実行されるように起動スクリプトを構成します。あるいは、デスクトップ上にこのスクリプトのショートカットを作成し、サーバーをリブートした後に実行してください。 - IBM Knowledge Center の開始、停止、および構成について詳しくは、ファイル KnowledgeCenter/knowledgecenter_instructions.html 内の手順を参照してください。