コア構成ファイルの変更

festival.xml ファイルは、IBM® Engineering Requirements Management DOORS® - Web Access (DWA) のコア構成ファイルです。ご使用のブローカー、リポジトリー、およびライセンス・サーバーのセットアップと一致するように f:brokerf:repository-mapping、および f:properties の各項目を変更します。

手順

  1. festival.xml ファイルには、Broker の場所を記述する 3 つの f:broker 項目があります。 これらの項目を編集して、デフォルトのポート (61616) を使用して Broker をインストールしたシステムの URL を指定します。 Broker が DWA Server と同じシステムにある場合は、これらの項目を編集する必要はありません。
    <!-- Brokers we know about -->
    <f:endpoints>
       <f:broker 
          .
          url="tcp://127.0.0.1:61616?wireFormat.tcpNoDelayEnabled=true&amp;wireFormat.maxInactivityDuration=0" 
          .
          .
             
       <f:broker 
          .
          url="tcp://127.0.0.1:61616?wireFormat.tcpNoDelayEnabled=true&amp;wireFormat.maxInactivityDuration=0" 
          .
          .
             
       <f:broker 
          .
          url="tcp://127.0.0.1:61616?wireFormat.tcpNoDelayEnabled=true&amp;wireFormat.maxInactivityDuration=0" 
          .
          .
             
    </f:endpoints>
  2. f:repository-mapping 項目は、リポジトリーの URN を定義します。
    1. name 属性は、DWA のログオン・ページに表示される名前です。 この属性は、変更できます。 デフォルトは DOORS ERS Repository です。
    2. repositoryUrn 属性は、『データベースの Uniform Resource Name の識別』で識別した IBM Engineering Requirements Management DOORS (DOORS) Database Server の Uniform Resource Name (URN) と一致する必要があります。 この属性は、変更する必要があります。
    <!-- Mapping from Repository IDs to the broker we use to reach the repository -->
       <f:mappings>
          <f:repository-mapping 
             .
             .
             name="DOORS ERS Repository"
             repositoryUrn="urn:rational:ers-46dd5d7806b96973:" />
       </f:mappings>
  3. ファイルの f:properties セクションを変更する必要があります。
    1. ライセンス・サーバーが、Windows レジストリーなどの他の手段によって構成されていない場合に必須です。 ライセンス・サーバーの場所を入力します。 次の行の値を更新します。
      <f:properties>
        <f:property name="licence.server.location" value="19353@localhost"/>
      この場所は、システムに保持される、ライセンスの場所のリストに追加されます。
    2. オプション: インターフェースに現行モジュールの URL が表示されるように DWA をセットアップできます。 URL を表示するには、次の行で value="false"value="true" に変更します。
       <f:property name="display.redirector.urls" value="false"/>
    3. オプション: DOORS データベースがユーザー認証に企業の LDAP を使用する場合は、1 行追加して、「ようこそ」画面から「パスワードの変更」オプションを削除します。 次の行を追加します。
       <f:property name="change.password.enabled" value="false"/>
    4. 必須: ForceHttpsForAuthenticationForOAuthfalse に設定します。
       <f:property name="ForceHttpsForAuthenticationForOAuth" value="false" />
      注: SSL を使用するように Tomcat が構成されている場合は、ForceHttpsForAuthenticationForOAuthtrue に設定します。
    5. オプション: クロスサイト・リクエスト・フォージェリー (CSRF) セキュリティー・アタックから保護するために、disable.csrf.tokenfalse に設定します。 次の行を追加します。
       <f:property name="disable.csrf.token" value="false"/>
    6. オプション: DOORS クライアント・ライセンスのみが使用されている場合にパフォーマンスを向上させるには、use.doors.client.license.onlytrue に設定します。この場合、アプリケーションは DWA Reviewer および Editor のライセンスを検査しません。 この設定のデフォルト値は false です。false の場合、アプリケーションはすべてのライセンス・タイプを検査します。 次の行を追加します。
       <f:property name="use.doors.client.license.only" value="true"/>
    7. オプション: OSLC リンクによって報告されたオブジェクト・タイトル内の文字数の切り捨て制限を変更するには、festival.xml ファイル内の dcterms.title.truncation.limit の値を設定します。 デフォルトでは、OSLC フィールド dcterms:title は、DOORS オブジェクトが外部 OSLC リンクによって参照されている場合は 100 文字に切り捨てられます。 タイトルの残りの文字は、省略符号 (...) によって置き換えられます。 この値を 0 に設定して切り捨てを完全に除去するか、必要に応じて値を変更することができます。 この設定により、すべての OSLC 統合のすべてのオブジェクト・タイトルの切り捨て制限が制御されます。 値をゼロに設定するには、次の行を追加します。
       <f:property name="dcterms.title.truncation.limit" value="0"/>
    8. rrtl.fail.on.error プロパティーは、抽出、変換、およびロード (ETL) の各プロセスを使用するレポート作成サービスに作用します。 値 true を指定すると、DWA からのデータ受信時にエラーが発生した場合、Translation Layer Reportable Rest 出力は失敗します。 この失敗により、呼び出し側アプリケーションでの ETL 問題の検出およびトラブルシューティングが容易になります。
       <f:property name="rrtl.fail.on.error" value="true" />
  4. ファイルを保存して閉じます。

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