トラブルシューティング・プロセスの概要

トラブルシューティングは、問題の原因を追究して排除するプロセスです。 IBM® ソフトウェアに問題が発生した際、「何が起きたのか」と考えた瞬間からトラブルシューティング・プロセスは始まります。

問題の症状を記録する

アプリケーション、サーバー、またはツールのいずれに関する問題でも、その問題に応じて、何らかの異常が発生したことを示すメッセージが表示されることがあります。常に、表示されたエラー・メッセージを記録してください。 このアドバイスは単純なことのように思えるかもしれませんが、エラー・メッセージには、問題をより詳細に調査するに従って意味のあるものになってくるコードが含まれていることがよくあります。また、複数のエラー・メッセージを受け取った場合、 似たエラー・メッセージの間で微妙な違いが存在することがあります。 各メッセージの詳細を記録することで、問題についてより多くの情報を集めることができます。

エラー・メッセージのソースには以下があります。
  • ワークベンチの「問題」ビュー
  • ワークベンチのコンソール
  • ワークスペースのログ・ファイル
  • アプリケーションのログ・ファイル
    注: エラーまたは例外が発生した場合は、ログ・ファイルとアプリケーション・ロギングを使用して問題を調査し、解決策を見つけることができます。ログ・ファイルの名前は以下のとおりです。
    • qm.log
    • ccm.log
    • rm.log
    • jts.log
    • dcc.log
    • gc.log
    • ldx.log
    • lqe.log
    • rs.log
    • relm.log
  • エラー・ダイアログ・ボックス

問題の再現

どの手順で問題が発生したかを思い出してください。同一の手順を実行して、簡単に問題を再現できるか試みてください。一貫して再現可能なテスト・ケースがあると、必要な解決策をより素早く特定できます。

次の質問について考えてください。

原因を絞り込む

問題の原因でない要素を候補から除外することで、問題の範囲を限定します。 絞り込みのプロセスを用いることで、問題を単純化して、無駄に他の領域を調査せずに済みます。 製品のリリース・ノートやその他の提供されているリソースを使用して、 問題の絞り込みに役立ててください。

次の質問から考え始めます。


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