データを IBM®
Rational®
DOORS® Next Generation に
移行する前に、IBM Engineering Requirements
Management DOORS (DOORS) で
移行メトリック・ユーティリティーを使用して、プロジェクト全体に関して、
またはプロジェクト内で選択したモジュールに関して情報を収集します。メトリック情報は、データベース内の新しいモジュールに生成されます。
始める前に
移行メトリック・ユーティリティーを実行するには、
この作業を行う DOORS クライアントを
バージョン 9.6.1.3 以降にアップグレードする必要があります。
このタスクについて
OLE、RTF スタイル、および接尾語の各オプションはバージョン 9.6.1.4 以降にあります。
接尾語オプションは、バージョン 9.6.1.6 以降では削除されます。
アクセス権限のためのオプションは、バージョン 9.6.1.6 以降で有効です。
9.6.1.6 より前のバージョンでは、タイプ・システム出力は CSV ファイルに作成され、モジュール・データは XML ファイルに作成されます。
9.6.1.6 以降のバージョンでは、すべての出力が DOORS
データベース内の新しいメトリック・モジュールに作成されます。
手順
- をクリックします。
- 「マイグレーション・メトリック」ウィンドウで、プロジェクトおよびスコープ (すべてのモジュールや指定のモジュールなど) を選択します。
- 以下のオプションのいずれかを選択します。
オプション |
説明 |
タイプ・システム |
すべてのシステムおよびユーザー属性に関する詳細を組み込みます。 |
モジュール・データ |
モジュールごとのプロパティーの詳細リストを組み込みます。 |
アクセス権限 |
新しいメトリック・モジュールに、モジュールごとの以下の情報を表示する「モジュール・アクセス権限 (Module Access Rights)」ビューを組み込みます。
- アクセス制御リスト (ACL) が継承されているか、またはカスタマイズされているか
- デフォルト ACL
- ユーザー・グループのカスタマイズ済み ACL (該当する場合)
- 個別のユーザーのカスタマイズ済み ACL (該当する場合)
ACL オプションには「読み取り」、「変更」、「作成」、「削除」、および「管理 (Administer)」があります。
詳しくは、『アクセス権限』を参照してください。 |
OLE |
OLE オブジェクトのカウントをオブジェクト・テキスト (ole="n") および他の属性 (oleNotInObjectText="n") に組み込みます。
重要: このオプションは、データのサイズによってはパフォーマンス低下を招くおそれがあります。
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RTF スタイル設定 |
RTF スタイル設定のカウントをユーザー属性 (rtfNotInPrimaryText="n") に組み込みます。
RTF スタイルには、太字、イタリック、下線、またはその他のテキスト・フォーマット設定があります。
ユーザー属性は、オブジェクト見出し、オブジェクト・テキスト、または短いオブジェクト・テキスト以外の属性です。
重要: このオプションは、データのサイズによってはパフォーマンス低下を招くおそれがあります。
|
- 「ターゲット・フォルダー」のパスを入力して、新しいメトリック・モジュールのロケーションを指定します。
- 新しいメトリック・モジュールの名前を入力します。
- 「移動」をクリックして、マイグレーション・メトリック・モジュールを作成します。