IBM® Rational® DOORS® と IBM Rational Change を統合すると、各要件を Rational Change の変更の要求およびタスクとリンクさせることで、要件の実装を追跡できます。この統合は、Open Services for Lifecycle Collaboration (OSLC) を使用して構成することができます。
制約事項: 統合を構成するには、データベースを Rational
DOORS で管理するためのデータベース管理者特権またはカスタム・ユーザー許可が必要です。
また、Rational Change サーバーに対する管理者特権も必要です。
Rational Change は、変更要求を送信および追跡するためのブラウザー・ベースのアプリケーションです。Rational DOORS と Rational Change を統合すると、プロジェクト要件に対する変更を追跡することができます。
OSLC とは、ソフトウェア開発ライフサイクルにわたって成果物をリンクおよび表示するための一連の仕様です。
「実装元」リンク・タイプを使用すると、OSLC リンクを作成して、Rational DOORS のオブジェクトと
Rational Change の変更要求またはタスク間にトレーサビリティーを確立することができます。
マウス・カーソルをリンクに合わせると、リンク先の成果物の要約が表示されます。
注: リンクに関連付けられている属性数が Informix データベース制限を超えると、統合によって出力が生成されない場合があります。
属性数の制限は、約 2500 です。
アプリケーション間の通信を可能にするには、以下のタスクを実行する必要があります。