Rational DOORS および Rational DOORS Web Access の管理
データベースをセットアップし、アーカイブ、パーティション、ReqIF XML を使用してデータを管理し、ユーザーとグループを管理し、ご使用の環境のセキュリティー要件に従うように製品を構成する方法について説明します。
データベース環境のセットアップ
データとユーザーを作成する前に、データベースおよびユーザー・アカウントをどのようにセットアップするかを計画してください。 このセクションのトピックでは、データベースの計画について説明します。
ロケールおよび言語
コンピューターのロケールとは、そのコンピューターのローカル言語と地理的な場所です。 例えば、「フランス語 (フランス)」と「フランス語 (カナダ)」は異なるロケールです。 要素の中には、コンピューター上での表示形式がロケールによって決められるものがあります。例えば、コンピューターのプログラムが使用する日付形式は、ユーザーのロケールから派生しています。
Rational DOORS データベースの構成
ユーザーとグループの管理のためのオプション
Rational® DOORS® のユーザーとグループを管理する方法として、DOORS ローカルによる方法、または Rational Directory Server を使用する方法があります。 Rational Directory Server を使用する場合は、 Rational DOORS で
「Manage Users」
メニュー・オプションを使用して、一部の情報のみを管理できます。
アクセス権
Rational DOORS をサーバー・セキュリティー用に構成
セキュリティー標準への準拠
スマート・カードおよび証明書の構成
システム・ユーザー名の構成
Windows ユーザー認証の構成
Rational Directory Server の構成
スペル・チェッカーの構成
Rational DOORS クライアントでのレジストリーの構成およびコマンド行スイッチの使用
データのバックアップおよびアーカイブ
ディスクのバックアップには一般的なファイル・システムのバックアップ・ツールを使用します。
IBM® Rational DOORS
アーカイブを使用して、不測のデータ損失から保護するために、モジュール、プロジェクト、またはユーザーおよびグループに関する情報のバックアップを作成します。 例えば、ユーザーがプロジェクトを削除し、抹消してしまっても、アーカイブから戻すことができます。
データ・パーティション
別の Rational DOORS データベースのユーザーにデータを送信して、表示または編集したのちに返してもらう場合は、パーティションを作成します。 他のデータベースのユーザーによって編集されるデータを含める場合、そのデータは、返されて再結合されるまで、あるいはリカバリーされるまで、送信元のデータベースでロックされます。
要件を他のデータベースと交換
標準の Requirements Interchange Formats を使用して、要件データを他のデータベースと交換できます。 Rational DOORS は、 2 つの Requirements Interchange Formats (ReqIF および RIF) をサポートします。
データを Rational DOORS Next Generation に移行
移行パッケージを使用して、データを
IBM Rational DOORS Next Generation
に移動することができます。
チェックサム・ファイルによるインポート済み/復元済みモジュールの検証
チェックサム検証レコードは、コピー、インポート、または復元したモジュールをオリジナルと比較するのに役立ちます。比較時には、選択したビュー内のテキストやその他の属性値に加えられた変更を確認することができます。
データベース整合性の検査
Rational DOORS は、ネットワークの基礎にある整合性に依存して、特定のデータベース操作を完了します。 Rational DOORS の実行中にクライアントとサーバー間の接続が失われると、 データベースの整合性に影響が出る可能性があります。
Rational DOORS を使用したテストの管理
複雑ではないテスト要件がプロジェクトにある場合は、Rational DOORS モジュールでテストを管理できます。 このタスクを実行するには、モジュールをテスト・トラッキング用に構成します。
Rational DOORS データベース・サーバーの管理
データベース・サーバーに対するパスワードの設定、データベース・サーバーの起動と停止、接続しているユーザーの確認を行うことができます。また、コマンド行を使用してデータベース・サーバーでアクションを実行することができます。
Rational DOORS データベースおよびクライアントのパフォーマンス・チューニング
ハードウェア構成と、要件管理の成果物およびプロセスを変更することで、
IBM Rational DOORS
データベースおよびクライアントのパフォーマンスを向上させることができます。
Rational DOORS および Rational DOORS Web Access のログ・ファイル
ログ・ファイルを 使用すれば、
IBM Rational DOORS
データベース・サーバー、 クライアント、および相互協調処理サーバーで発生する 問題や、
Rational DOORS
Web Access サーバーおよびメッセージ・ブローカーで発生する問題をトラブルシューティングできます。
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