データのバックアップおよびアーカイブ

ディスクのバックアップには一般的なファイル・システムのバックアップ・ツールを使用します。 IBM® Rational® DOORS® アーカイブを使用して、不測のデータ損失から保護するために、モジュール、プロジェクト、またはユーザーおよびグループに関する情報のバックアップを作成します。 例えば、ユーザーがプロジェクトを削除し、抹消してしまっても、アーカイブから戻すことができます。

Rational DOORS データベースの データを保存先のディスクの障害から保護するため、ディスクを定期的にバックアップしてください。Rational DOORS データの場合、フルバックアップまたは差分バックアップのどちらかを実行できます。 差分バックアップの場合、少なくとも週に 1 回は全体のバックアップを取得します。増分バックアップは使用しないでください。 増分バックアップからデータを復元しようとすると、前のバックアップを復元するために複雑なステップを実行する必要があります。 ディスク障害が起きた場合、バックアップからすべてのデータを戻すことができます。

ディスクをバックアップする前には、次のようにします。
  1. すべてのユーザーが Rational DOORS からログアウトしていることを確認します。 多くのバックアップ・ツールは、開いたファイルのバックアップを行いません。 ユーザーがデータベースにアクセスしているためファイルがスキップされた場合、データの不整合が生じる可能性があります。
  2. Rational DOORS Web Access を使用している場合は、Rational DOORS Web Access を停止します。これについては、『Rational DOORS Web Access の実行』で説明しています。
  3. Rational DOORS データベース・サーバーを停止します。これについては『データベース・サーバーの停止』で説明しています。
ディスクのバックアップ後には、次のようにします。
  1. Rational DOORS データベース・サーバーを開始します。これについては、Rational DOORS データベース・サーバーの管理で説明しています。
  2. Rational DOORS Web Access を使用している場合は、Rational DOORS Web Access を開始します。これについては、『Rational DOORS Web Access の実行』で説明しています。

Rational DOORS Web Access を Jazz™ Reporting Service または TRS コンシューマー・アプリケーション (IBM Rational Engineering Lifecycle Manager など) と併用している場合は、Rational DOORS データベースのバックアップ時に、統合で使用されている Derby データベースをバックアップしてください。 Derby データベースのデフォルト・ロケーションは C:¥Program Files¥IBM¥Rational¥DOORS Web Access¥9.version¥server¥festival¥derby¥ です。 Rational DOORS データベースをリストアする必要がある場合には、Derby データベースを 同時にリストアして、データの整合性を確保してください。

Rational DOORS アーカイブは、プロジェクト全体、個々のモジュール、およびユーザーとグループのリストを対象として作成できます。


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