予期しない動作を診断するために、IBM®
Rational®
DOORS® のサーバーおよびクライアントでアプリケーション・メッセージ・ログを有効にすることができます。
手順
- Rational
DOORS のインストール済み環境で、.xml 構成ファイルを編集します。
デフォルトでは、以下のファイルが
Rational
DOORS のクライアントおよびサーバーのインストール用のルート・パスにあります。
- サーバーの例: C:¥Program Files (x86)¥IBM¥Rational¥DOORS¥9.6¥logging-config.xml
- クライアントの例: C:¥Program Files¥IBM¥Rational¥DOORS¥9.6¥logging-config-client.xml
- ファイル・アペンダーの ${LOG_FOLDER_LOCATION} 値をアクセス可能なパスで置き換えます。 例えば、次のように指定します。
<param name="file" value="c:¥IBM¥DOORS¥log¥SystemTrace.log" ¥>
- -logxconfig コマンド行スイッチを使用してコンポーネントを開始します。
注: Windows コンピューター上のコンポーネントを開始する場合、コマンド行パラメーターを使用する代わりに、レジストリー・キーを作成することによって、アプリケーション・メッセージ・ロギングを有効にすることができます。
このキーは logxconfig という名前で、コンポーネント .xml 構成ファイルの値を使用します。
- サーバーのアプリケーション・メッセージ・ログを有効にするには、-logxconfig logging_file_name コマンド行スイッチを使用して Rational
DOORS データベース・サーバーを始動します。
-debug を必ず含めてください。 例えば、次のように指定します。
C:¥Program Files¥IBM¥Rational¥DOORS¥9.version¥doorsd -debug -logxconfig logging-config.xml
- クライアントのアプリケーション・メッセージ・ログを有効にするには、-logxconfig logging_file_name コマンド行スイッチを使用して Rational
DOORS クライアントを始動します。 例えば、次のように指定します。
C:¥Program Files¥IBM¥Rational¥DOORS¥9.6¥doors -logxconfig logging-config-client.xml