データベース・ルートのアクセス権の変更

データベースのアクセス権をセットアップして、ユーザーがデータベースで実行できる操作を制御することができます。 デフォルトでは、 データベース・ルートに設定されたアクセス権は、データベース内で作成されるすべての最上位のフォルダーおよびプロジェクトに継承されます。

始める前に

「データベース・プロパティー」ウィンドウを開きます。 詳しくは、『Rational DOORS データベースの構成』を参照してください。

データベース・ルートのアクセス権を変更するには、データベース・ルートに対する管理者権限が必要です。

このタスクについて

データベースに関連付けられた各種のタスクに必要となるアクセス権を、次の表で説明します。
表 1. データベース・ルートのアクセス権
アクセス権限 説明
読み取り (R) 既存ユーザーの読み取り権限を拒否することはできないため、読み取り権限は、データベース・ルートに対しては何も意味を持ちません。 ユーザーに対して、データベース・ルートの読み取り権限を削除するには、ユーザー・アカウントを無効にするか、ユーザーを削除します。
変更 (M) 変更権限は、データベース・ルート自体に対しては何も意味を持ちませんが、フォルダーやプロジェクトなどのデータベースの子項目に継承させることができます。
作成 (C) データベースの最上位レベルにフォルダーおよびプロジェクトを作成できます。
削除 (D) 削除権限は、データベース・ルート自体に対しては何も意味を持ちませんが、フォルダーやプロジェクトなどのデータベースの子項目に継承させることができます。
管理 (A) データベース・ルートに対するアクセス権を変更できます。

手順

  1. 「データベース・プロパティー」ウィンドウで、「アクセス」タブをクリックします。 データベース・ルートに対する現在のアクセス権が表示されます。
  2. ユーザーおよびグループのアクセス権を変更するには、「追加」「削除」、および「編集」ボタンを使用します。
  3. 作成権限に別のアクセス権を追加して伝播するには、追加アクセス・レベルを選択します。 追加のアクセス権は、データベース・ルートからアクセス権を継承するデータベース内の項目に付与されますが、データベース・ルートには付与されません。 例えば、あるユーザーに、データベース・ルートからアクセス権を継承する項目への管理者権限を付与するとします。 しかし、そのユーザーにデータベース・ルート自体の管理者権限を付与しない場合があります。 そのユーザーにはデータベースの作成権限を付与した後で、「追加アクセス権」リストから「3 つすべて (MDA)」を選択します。

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