例えば、2 つのモジュールに「重要度」というカスタム属性があり、属性が異なる列挙型を使用して作成されたというシナリオを想定します。 移行メトリック結果に以下のような出力が表示されます。
移行フェーズは長期間にわたる場合があります。 一部のプロジェクト・データは短期間での移行が有効な場合がある一方、一部のアクティブ・プロジェクト・データは何年も Rational DOORS に保存しておくことが必要になる場合があります。 プロジェクト・データを優先順位付けし、ビジネス・ニーズにより移行が正当であると判断された場合に、そのデータを増分的に移行してください。 Rational DOORS Next Generation での内容の多重定義を防ぐには、完了したプロジェクトを移行しないでください。 代わりに、Rational DOORS Next Generation の能力から利益を得られる、現在および将来の作業を対象としてください。
準備の完了後、モジュールを移行するには、以下の移行作業を行います。
移行パッケージが正常にインポートされた後、元のデータは履歴アーカイブとして Rational DOORS に維持されます。 パッケージが Rational DOORS Next Generation にインポートされる際に、Rational DOORS 内のデータへのリンクが作成されます。 ユーザーはこれらのリンクを使用して、履歴、ベースライン、ディスカッション、および移行対象にならなかったその他のデータにアクセスできます。 データに対する新たな作業はすべて、Rational DOORS Next Generation で行われます。 チームでは Rational DOORS クライアントと Rational DOORS Web Access クライアントの両方を使用して、履歴データをレビューすることができます。 Rational DOORS Next Generation での作業には、以下のようなアクティビティーが含まれます。
実行は一回限りであるため、移行機能は両方のツールのデータに対するどの変更も更新することはありません。 移行後、チームは ReqIF その他のフォーマットを使用して、Rational DOORS Next Generation および Rational DOORS からのデータを、顧客、供給業者、およびその他の利害関係者と引き続き交換することができます。 ただし、このデータは、交換されるアプリケーションにローカルなものです。 データは、移行に関与した他のアプリケーションで自動的に更新されることはありません。