Linux システムでのデータベース・サーバーの始動

Rational® DOORS® データベース・サーバーを Linux マシン上で始動すると、データベース・サーバーによって環境変数から構成情報が読み取られます。doorsd コマンドでコマンド行スイッチを使用して、環境変数を無効にすることができます。

このタスクについて

表 1. Linux マシン上の Rational DOORS データベース・サーバーで使用する環境変数とコマンド行スイッチ
環境変数 スイッチ (省略形) 説明
PORTNUMBER -portnumber (-p) サーバーが使用するポート番号。 デフォルトは 36677 です。

サーバーが使用するポート番号を変更するには、PORTNUMBER 環境変数の値を変更します。

一時的に別のポートを使用する場合は、コマンド行で -portnumber スイッチを使用します。

1000 未満のポート番号は使用しないでください。ポート番号が 1000 未満の場合、サーバーは特権モード (ルート・ユーザーとして) で実行する必要があります。 サーバーは特権モードで実行しないでください。

SERVERDATA -serverdata (-s) Rational DOORS データのロケーション。 データベース・ファイルが格納されているフォルダーの絶対パスを含めてください。
Rational DOORSHOME -home (-h) Rational DOORS のホーム・ディレクトリー。 Rational DOORS がインストールされているフォルダーの絶対パス(「doorsd」ファイルを格納している「bin」フォルダーの親フォルダー) を含めてください。
Rational DOORS データベース・サーバーを開始する場合、データベースの動作をログに記録できます。 Linux マシンでの doorsd コマンドのスイッチを以下の表に示します。
表 2.
スイッチ (省略形) パラメーター 説明
-logfile (-l) ファイルのパス サーバーのログを記録するファイルへのパス
-loglevel (-L) 1 ~ 6 の整数 ログ収集レベル。 1 (最低) から 6 (最も詳細) の範囲。

手順

  1. Rational DOORS の所有者のユーザーとしてコンピューターにログインします。 Rational DOORS をインストールする際、Rational DOORS 所有者を指定する必要があります。 このユーザーは、データ・ディレクトリーとその中のすべてのファイルの所有者となります。
  2. $Rational DOORSHOME/bin ディレクトリーに移動します。
  3. コマンド ./doorsd を入力してください。 環境変数の設定を無効にする場合は、コマンド行スイッチを使用します。

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