IBM Rational Tau and DOORS Analyst version 4.3 readme

IBM Corporation
2009 年 6 月 2 日

 

 

このファイルには IBM Rational Tau 4.3 and DOORS Analyst 日本語版に関する最新の情報があります。

以下のセクションをご覧ください:

IBM Rational Tau に関する最新情報については、弊社ウェブサイト http://www-01.ibm.com/software/awdtools/tau もあわせてご覧ください。


システム要件

オペレーティング システム:

IBM Rational Tau 4.3 を実行するには、お使いのコンピュータに、以下のオペレーティング システムがインストールされている必要があります:

Citrix

Microsoft Windows システム要件

ハードウェア資源

最小値

推奨値

プロセッサ

Pentium 500 MHz

Pentium 2 GHz1 / 3 GHz2

RAM

256 MB

1024 MB1 / 2048 MB2

仮想メモリ

512 MB

 

ディスク容量(インストール時)

約 450 MB

 

1 一般的なモデリングを行う場合を想定

2 大規模モデリングまたはコード生成

Linux システム要件

ハードウェア資源

最小値

推奨値

プロセッサ

Pentium 500 MHz

Pentium 2 GHz1 / 3 GHz2

RAM

256 MB

1024 MB1 / 2048 MB2

仮想メモリ

512 MB

 

ディスク容量(インストール時)

約 550 MB

 

Solaris システム要件

ハードウェア資源

最小値

推奨値

プロセッサ

Solaris 10, ULTRASPARC 10 CPU 1x450MHz

Solaris 10, SPARC 280r CPU 2x900MHz

仮想メモリ

512 MB

1024 MB

ディスク容量(インストール時)

約 600 MB

 

X サーバー(UNIX クライアントのみ)

IBM Rational Tau は、X11 ライブラリを使用して実装された他社製品 MainWin を使用して UNIX プラットフォームにポーティングされた Windows アプリケーションです。 IBM Rational Tau 4.3 は、MainWin version 5.1.1 を使用してポーティングされました。

ネイティブ ディスプレイ

MainWin は、適切な X サーバーとグラフィックカードのパッチが適用されている場合は、"ネイティブ" なディスプレイをサポートします。

Windows 上の X サーバー

Windows PC で UNIX 上で稼働する IBM Rational Tau クライアントを表示するには、 Hummingbird Exceed version 8 または 9 が必要です。

表示装置の設定

表示装置の設定は以下の値を推奨します:

他のシステム要件

推奨構成など、システム要件についての追加情報に関しては、IBM Rational Software Support site から入手できる情報も参照してください。

IBM Rational Tau 4.3 がサポートするオペレーティング システムのロケール

IBM Rational Tau の国際化機能は、Windows のみでサポートされます。 ローカル バージョンの Windows を使用し、ロケールをお使いの言語に設定することが前提となります。 本機能についての詳細情報は、IBM Rational Tau のユーザー ガイドの「各国語対応サポート」の章を参照してください。

互換性のある製品

構成管理

IBM Rational Tau は、以下のバージョンの Synergy とのインテグレーションをサポートします:

SCCI 1.1 を使用して以下の構成管理ツールがサポートされます:

要求管理

プラットフォームは、Windows および Citrix のみ。

IBM Rational Tau は以下のバージョンの IBM Rational DOORS(Windows プラットフォームのみ)とのインテグレーションをサポートします:

ライセンシング

Macrovision FLEXnet 11.5.

ヘルプドキュメントの表示

PDF 形式で提供されるオンライン ドキュメントを読む場合は、お使いのコンピュータに Acrobat Reader がインストールされている必要があります。

IDE インテグレーション

C++ および C# 生成コード

Tau Visual Studio .NET インテグレーションは Microsoft Visual Studio .NET 2008 IDE とのインテグレーション機能を提供します。 インテグレーション機能は、Microsoft Windows オペレーティング システム上でのみサポートされます。

Java 生成コード

Eclipse インテグレーションがすべてのプラットフォームでサポートされます。 Eclipse インテグレーション機能を正常に動作させるには、以下のソフトウェアの適切なバージョンを適切なプラットフォームにインストールする必要があります。

本ソフトウェアは http://www.eclipse.org/ からダウンロードできます。

Visual Studio 2008

Visual Studio .NET 2008 Professional Edition のみをサポートします。ご注意ください。 (Visual Studio .NET 2008 Professional Edition は、本ドキュメントおよび Tau の他のドキュメントでは、単に Visual Studio と記述されています)

C/C++ インポータ

C/C++ のヘッダファイルのインポートについて、以下のプリプロセッサ (C/C++ 言語の固有表現をもつ処理系) がサポートされます:

C コード生成サポート

注意:生成されたコードは、32 ビット モードでコンパイルする必要があります。 64 ビットでコンパイルされたコードはサポートされません。

ターゲット インテグレーション

コード生成は「ベア」または「スレッド」のアプリケーションに対して可能です。 詳細については、ユーザー ガイドの「C コードジェネレータ リファレンス」または「AgileC コードジェネレータ リファレンス」を参照してください。

サポートされるターゲット インテグレーション:

Windows 上でサポートされるコンパイラ:

Solaris 上でサポートされるコンパイラ:

Linux 上でサポートされるコンパイラ:

POSIX サポートのスレッド インテグレーション

汎用 POSIX インテグレーションは Solaris 上で開発されており、以下の基本 POSIX プリミティブを使用しています。

汎用 POSIX インテグレーションは、以下のターゲット プラットフォームでテストが行われています。

メイク ファイルにはホスト/ターゲットの組み合わせが指定されますが、ターゲット システムににかかわらず同一のソースファイルが生成されます。

備考

C++ コード生成サポート

ターゲット インテグレーション

Windows 上でサポートされるコンパイラ

Solaris 上でサポートされるコンパイラ

Linux 上でサポートされるコンパイラ

Java コード生成サポート

以下のバージョンの Java をサポートします:

Java サポートを正しく動作させるには Java コンパイラである "javac" のパスをシステム パスに指定してください。

C++ API

C++ API を使用する場合、以下のコンパイラがサポートされます:

Windows

Linux

Solaris

XMI エクスポート

XMI エクスポータのサポート バージョンは以下の通りです:

XMI エクスポータについては、以下のツール環境を使用したテストが実施されました:

IBM Rational Tau とともにサポートされる他社製品の最新情報については、サポート ウェブサイトで入手できる情報を参照してください。

IBM Rational Tau 4.3 のインストール

IBM Rational Tau のインストール手順書『IBM Rational Tau インストールガイド』は、ユーザー ドキュメントとしてご利用いただけます。

サポートされるインテグレーションは以下のとおりです。IBM Rational Software Support site からダウンロードしてご利用いただけます。

これらのアドインの他にも、Tau と動作するアドインが IBM Rational Software Support site からご利用いただけます。

ライセンスの取得

IBM Rational Tau のライセンスを取得するには、 お客様がライセンス サーバーを稼動させる予定のコンピュータの「ホスト名」と「ホスト id」を、カスタマー サポートに提供していただく必要があります。 手順については、『IBM Rational Tau インストールガイド』を参照してください。

バージョン 4.3 の新機能

インテグレーションは Windows インストーラに組み込まれました。


DOORS Integration/DOORS Analyst

-          プロジェクトと .u2 ファイルを DOORS に格納できるようになりました。 DOORS に保存されたファイルへの直接の読み書きが可能です。

-          代理モジュールへの 2 ウェイの同期処理ができるようになりました。同期設定が改善されました。同期処理で任意のメタモデルが使用できます。

-          DOORS に保存されたモデルについて、コード生成とシミュレーションができるようになりました。

 

外部関係

外部関係は、IBM Rational Directory Server(RDS)への登録をサポートする IBM Rational 製品間に作成できる"リンク"です。 外部関係のサポートには、RDS エネーブルド製品間でのリンクの作成とリンクを使ったナビゲーションが含まれます。 Tau は、RDS への登録と、新しいリンク タイプとしてこの外部関係をサポートします。

 


既知の問題

IBM Rational Tau 4.3 の既知の問題の詳細と解決方法については、IBM Rational Software Support site をアクセスしてください。

解決された問題

IBM Rational Tau 4.3 で解決された問題の詳細については、IBM Rational Software Support site をアクセスしてください。

サポートへの問い合わせ

お手持ちのリソースで、問題が解決されない場合は、IBM Rational Software Support に連絡してください。 連絡先の詳細は、IBM Rational Software Support site を参照してください。


特記事項

本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものであり、 本書に 記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合がありま す。 日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM の営業担当 員にお尋ねください。 本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していて も、その IBM 製品、プログラム、または サービスのみが使用可能であることを意味す るものではありません。 これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、 機能的に同等の 製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。 ただ し、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの 評価および検証は、お客様 の責任で行っていただきます。

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IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うことの ない、自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとします。
本プログラムのライセンス保持者で、 (i) 独自に作成したプログラムと その他のプログ ラム ( 本プログラムを含む) との間での情報交換、および (ii) 交換された情報の相互利 用を可能にすることを目的として、本プログラムに関する情報を必要とする方は、製 造元に連絡してください。

Intellectual Property Dept. for Rational Software
IBM Corporation
1 Rogers Street Cambridge,
Massachusetts 02142
U.S.A.

本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用することができます が、有償の場合もあります。

本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料は、 IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれと 同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。

この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で決定されたも のです。 そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があります。 一部の 測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性がありますが、 その測定値が、一般 に利用可能なシステムのものと同じである保証はありません。 さらに、一部の測定値 が、推定値である可能性があります。 実際の結果は、異なる可能性があります。 お客様 は、お客様の特定の環境に適したデータを確かめる必要があります。

IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、 もしくはその他の公に 利用可能なソースから入手したものです。 IBM は、それらの製品のテストは行ってお りません。したがって、 他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求につ いては確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給 者にお願いします。

本書には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。 より 具体性を与えるために、それらの例には、個人、企業、ブランド、 あるいは製品など の名前が含まれている場合があります。 これらの名称はすべて架空のものであり、名 称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶然にすぎません。

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商標

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